気が付くと
見てしまう
自分の眼が
自然と追う

見ないように
見ないように

そう考えれば
考えるほどに

変に思われる
そう考えれば
考えるほどに

意識してしまって ....
攻撃性を止めない大人の刻
ふしだらに病むのは男かい
初心を気取る女かい
震える手を捕まえる 何故に泣かない
熱く燃える夜中に血化粧の儀式
痛みを知らない男は何を感じさせる?
痛みを知らない ....
風ふくらんで
煌めき差す日
川面なみ立ち
岸辺に寄する


空気の曲線
身を包み
雲も宙(そら)も
皆まるみをおびる


この世これきり
散る花弁
越しゆく季節の
 ....
朝はどしゃ降りだった。
音が聞こえたけど寝ていたままスルーした。

傷ならば見せたくない。
恋人は何をしているだろうか。
死になど向き合いたくはない。
胸がキリキリ締め上げる。

 ....
 
 
夏至は過ぎた
バッタが叫ぶ
長椅子の陰で
 
低地の王国には
車のエンジンが
冷たいまま飾られている
 
産卵を終えて
ジェット機は行く
もうそこを
誰も空とは呼ばな ....
明日坊主が供養に出かけるのに雨は好都合らしい
この頃お隣さんに越してきた三十代の人妻がやけに気になってしょうがない
早い者勝ちにはルールはないのだが
面倒くさがりやが決まって肝心なと ....
私がまだ小学生の頃
同じクラスに「わたしのパパはパイロットなのよ」と言っていた子がいた
後日違う子から「あの子の家は古いアパートなんだから絶対に嘘よ」と聞いた

私はその子が嫌いで
私はその ....
  指きりをしよう
  サクマ式ドロップみたいな
  とりどりのたわごとが
  嘘にならないよう



  指きりをしよう
  またねという言葉で紡いだ
  ほそくつづく糸が ....
さかむけができたら
親不孝だってきいたから

くるっとめくったら
昨日に逆戻りしたみたい

あそこに寝ているのは
きっとあたし
ベビーベッドが窓際にある

まぶしいな
泣いちゃえ ....
くちをぱくぱく
ぼくはおぼれてしまった

しこうよりもおもい ことばのうみで
ぼくのからだは みにくくふくれあがっている

だらだらと くちからこぼれることばを
えりわけられなくて
あ ....
春の日の
凡庸さを
外見のみ
取繕った
残酷さを
知らぬ お前に

夏の日の
愚劣さを
引裂いた
残骸達を
貪るしか
知らぬ お前に

秋の日の
 ....
ヘルスケアとヘルタスケルター似てると思う国
政治がない選挙屋ばかり 評論家が今日も斬る

平和のためゲンセンをカい 資源の眠る海
原理原則あとから決めて 先に予算組む

ダイジョーブ 根拠 ....
冬の間に全部抜いてしまったはずなのに
背中に恐ろしいものの根が
ほんの少しだけ残っていて
その恐ろしいものが
春先になると一斉に芽を出す
そんな感じで
僕は身体を痙攣させながら
頭から布 ....
拭いたかったのは
むしろ
君の涙で
拭いたかったのは
むしろ
君の汚名で

俺の体液に濡れた
君の指を
本当は
放したくなかった

遠い遠い約束の地の入り口に
君の足で辿り着 ....
今日きみを失って
打ちひしがれて
涙が止め処なく流れる
そんなぼくの悲しみを
売店の陳列棚に
ほこりがかぶらないよう
そっと気付かれずに並べる


手にとってくれる人が
ぼ ....
スモークに炙るインテリな黒人の肉スープは豪邸には気不味いからと
そろそろ南アフリカの皿の上には切り取られたシロ豚の油が染みだしてきている
鼻を刺す匂いは過半数を下回るママプーカー族議員連中 ....
二人の母親が私の心を袈裟懸けでバッサリ斬ったあと、
台所でソレを千切りにしている。

何事も無かったかのように食卓に私の心は、
キャベツの千切り代わりに並べられ、
心を失った私は何も思わ ....
この大地に種をまいて
新しい花を咲かそうと
大きな花を咲かそうと
女の子がぐずってます。

この大地はいつだって
花がいっぱい咲いてて
明るくて活気があって
私を元気にしてくれた。
 ....
人間では なかった
そこで 口にした 声が響き渡ったとしても
ひとり
悲しみだけを 私はいつも感じさせられた
アルバイト、作業を続けよう
ピッキングと言えば
寂しくなるね

ピッキングとは
PICKする作業を意味するのだ!


…機械でもできる事を

するような

人間なのか!?

 ....
君の気持ち悪さ破壊したい
気持ち悪いから
本当に気持ち悪い
知ったかぶりの
愛情表現で
一旦言っても
戻せない

なんとなく
ハイになって
悟った気がして
また落ち込んだ

 ....
無呼吸性の暗示が
一番脳に近い毛穴で
不快な韻律の
歌を刻むころ
次々と実を落とす
植物は塗り潰された
路上で乾いた
失血死の痕跡を思わせる色に
落ちた実を齧るとどんな
 ....
ふりだしに
もどっていく

さいころを
いくらふっても

あがりまで
たどりつかない

おわらないのが
じんせいさ

きょうも
あしたも
今日私は
めちゃくちゃ疲れているので

あかん という言葉を
十数個つかい
あなたからいろんなものを吸い取ろう

眠る前に忘れてはいけないことは

オール電化の時代ですよ 
と書か ....
南端の小さな汀で
大陸に関する夢を見ていた
光と影を橋が画す
波はただ繰り返す
私達の足跡は消えてしまう
砂に拾う珊瑚は人骨のよう
堆積の蜃気楼を踏みしめて
旅はみな予め潰える
岬の先 ....
それでも日本は
立ち直っていくんちゃうやろか
母は言う

テレビのニュースや
新聞を読んでのにわか知識で私が
精一杯悲劇を語っても

聞いていない風で

ほうか 
といったきり
 ....
まつもといよ
で変換すると、
ちゃんと、
松本伊代で
出るのである。

待つも問いよ
のほうが意味の通じるのに。
待つことも、
あなたへの、
問いかけだったんだよ、
ってね。 ....
知らぬまに
むかえた春の
さくらの 花が散る
ただ、はらはらと

ほら、春かぜが みなもをはしる
みあげる橋のその下を
通りすぎる水上バスに きそいあい
少女のスカートを
ほんの少し ....
?

無言の哀しみを垂らすカオス
木霊する虚数の戯れ
無限と背中合わせになって
月が次第に傾く
頂点で迎える明日は
まだ迷いながらも十二単を纏いはじめる


?

今昔のとき
 ....
やっぱり悪意は背中を刺す

午前中の授業をふいにした

予習も済ませておいたのに

戦いは終わってないらしい

悪意の本体が集合想念だとして

本体はどこに存在しているのだろう
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
りり3*11/4/22 20:50
真夜中の処女大祐2*11/4/22 20:38
四月の四行四連詩シホ.N311/4/22 20:15
ステンレスの卵。菊池ナントカ311/4/22 20:11
マイ・ポケットたもつ311/4/22 18:58
幻薫アラガイs5*11/4/22 17:53
村上 和711/4/22 17:50
指きり草野春心7*11/4/22 15:57
さかむけ朧月211/4/22 15:01
ことば由志キョウス...111/4/22 13:59
断片窓月211/4/22 13:14
だいじョーブルース北大路京介14*11/4/22 9:42
僕の毎日ジム・プリマ...1*11/4/22 7:50
Veronica黒い翼011/4/22 7:22
「悲しみ」を売る寒雪111/4/22 6:48
?SouthAfricana!アラガイs1*11/4/22 5:49
脳と言わせろ。菊池ナントカ111/4/22 5:07
眩しい眩しい青色ブルース瀬戸...2*11/4/22 2:50
断絶番田 011/4/22 2:22
本当に過渡期skc011/4/22 1:53
好きだよ011/4/22 1:33
冷たい溶岩流ホロウ・シカ...1*11/4/22 1:10
ふりだし小川 葉411/4/22 0:32
眠る前の予定朧月411/4/22 0:04
四月の神話salco5*11/4/21 21:48
母の背朧月511/4/21 20:16
松本伊代はだいろ1+11/4/21 20:12
さくらから月乃助10*11/4/21 19:12
君はかぐや姫だったのかも乱太郎1211/4/21 18:51
やっぱり悪意は背中を刺すジム・プリマ...1*11/4/21 17:20

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