背中の波が剥がれて泣いて
海が誰かを呼んでいる
あなたのことを考えてみる

体を循環する器官のひとつひとつを
ていねいに洗う
みずの流れに臆病になると
腰にひびが入るんです

ゆるや ....
眠れないオバケが僕を襲う
暗幕が強制的に教室を隠す
真っ暗闇のインスタントな森
ここはオバケ退治には効果なしだ

むしろ僕は 目が冴えてしまってる

眠れる子は 1,2,3でスヤスヤ
 ....
一本の線をひいては
また消して
ひとつの点を描いては
また塗りつぶし
汚れたページの
白を
じっと見つめる
ため息
わたしがえがく すべての絵に

わたしの魂を すこしずつこめていこう


わたしは

わたしの魂をえがいて えがいて えがいて

さいごの絵をえがいたときに

えのぐのかおりがた ....
わたしがやりたいことは 数え切れないほどあって

わたしがおもうことは こぼれ落ちそうなほどあって


わたしの”中身”は きっと無限にあるのに

どうしてわたしの”外身”は 無限じゃな ....
きのう、よく晴れて、
成田山新勝寺まで、
数え43歳の厄払いに、
職場で、3月まで、派遣で隣に座ってた、
37歳の女性と、
日暮里から、京成線に乗って出かけた。

途中をすっ飛ばすと ....
Gertie smiles

もしも私が死んでも 私の魂はスクリーンの中
ずっと生き続けるの 誰に触れられないまま
人生はジェットコースター 楽しい時もあっと言う間
叫んでいるうちに すぐに ....
「時」は戸惑っているのに
  「空」は踊り狂っている
「音」は気持ちがいいのに
  「声」は気根が欠けている

そこは閑静と言うより
   寂寥と言うほうがふさわしい街通り
一台の車が・ ....
はいよー!シルバー!
ローン・レンジャー!

いつも兄のおさがりの
少し大きな上着を着せられていた

洟を拭ってペカペカした袖の先に
確かに有ったアレは、何だったのだろう

家の手伝 ....
  おりてくる歌がある
  そっと
  糸が垂れるようにして
  卵を割ってるときなどに



  ひねりだす歌がある
  ぎゅっと
  譜面に手をつっこんで
  赤子を堕 ....
ふせていた目をふと、上げた 
窓外の庭に 
今年もわすれな草の花々は 
空の太陽に向けて 
青い小さな笑顔達を咲かせている 

去年の今頃は
杖をつき、背中を曲げて 
わすれな草の花々 ....
ぼくもきみも
個々にあって
個々にない

ぼくやきみも
此処にあって
此処にない

此処には個々もなくて
想いだけがある

伝わるかな?
ココロの声
ココロの中で叫んだ声は
 ....
浮つくだけ浮つけばいいわ
私はこう思うの
“あなたの魅力を分けてあげてるのね”
わたしは森の中にいるようだ
ときには幹の表皮をかけあがり
ときには維管束の中をかけめぐり
ときには分解者として仕事をこなし
ときには苔の羽毛に正体をなくし
ときには朝露のひとたまにな ....
{引用=
エニー・エンター・キー ver. 1

ヤン(yan)とレトネ(retne)の、鍵(key)にまつわる話

ヤンが朝起きると虫になっていなかった
のでごく普通の朝であった
レ ....
私は何もない
思いなど何も無かった
死体である体だけがあった
言葉など 必要ないのかもしれない


私は とても疲れていた
雲は空を流れていくけれど
言葉は いつも そこに満ち足り ....
二人らしいありたっけの悪口が隠れたよ
二人らしいね!前よりずっと
恋人でも友達でも人間でもないの私

蛹になる
とても簡単な解決策さぁ羽をつくろう
湿っぽい監獄でおひさまの夢をみる ....
ベガスの駐車料金一泊 .... スチール缶の中で真っ黒に佇むコーヒーを覗くと
ウッドベースの重低音が聞こえてくる
コーヒーにジャズは似つかわしくないが
ときにそれが恋しく響くことがある
口笛につられてシジュウカラが舞い降りる ....
地獄の楽隊は
明くる日の未明
無邪気なさり気なさを装ってやって来る
とてつもない東方からの呼び声……
膨大な大気を蹴散らして
砂漠の部族の進撃をも妨げる勢いで
そしてついには死者の眠りをも ....
裏山で雪に潰され 折れた枝を集める

曲がった杉の木に足をかけて 
土と雪を這い上がり 山道に出ようとすると
蝉の抜け殻が
木の根元 小枝にまじってあった

雪溶け水の下る 
山道 ....
また つまづいたよ 言葉に
ころんとひとつ転がってたんだ
言葉がひとつ

だれのものでもないこの言葉が
なんだか重くって
僕の目も口も耳も
閉じてしまった

どうして僕はいつも
言 ....
私は大事な髪も洗わないで

ずっと
ずっと
眠っていた

目が覚めて
体を起こしても
背筋は弧を描き続けて

何がそうさせるのか
考えている間に
また眠ってしまった


 ....
1.詩人

  一人の詩人は
  自らの詩をオルゴールに閉まった
  そして時々、宝石が
  散りばめられた蓋を開ける
  身分証明が必要なときや
  金に困ったとき


 ....
生のまま食べたい
生のまま食べたい

生でなきゃ
生でなきゃ
生でなきゃ
良くない

皮の上二重なら
気持ち良さは半減

生でなきゃ
生でなきゃ
生でなきゃ
イケない

 ....
目の前のアルジェリア人は
僕と同じ様に鼻くそをほじって
それを床に叩きつけた
それをゆかしい光景だといえば先生に怒られるだろうが
僕は勝手にそう想おう
・・・・先生も鼻くそをほじるのだろうか ....
オオルリが鳴く
川のほとりに立つ
高い高い木の頂きで
空よりも
水よりも
深く青く清澄なる色から出る音色に
森が統一されてゆく
平均寿命ではワタシが上
この社会ではワタシが下
生き延びるには勇まし過ぎる甲冑

丸腰では同等になれない
歯がゆいけれど
それが土深く根を張る掟

月末月初は精算・請求・雑多の山
デ ....
黙秘権、

外側に
行ってしまうのですか、







孤独死を待つ白兎の、
瞳は紅い。

いつも
公用語は行方不明だから
えぐらない手つきで
水をかけあって、 ....
ロックンロールというやつはカルピスの原液に似ている

忌野清志郎がストレートに六甲のおいしい水で割った王道であるならば
甲本ヒロトは三ツ矢サイダーで割ったような清涼感がある

チバユウスケが ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ゆるやかにおしまいりこ20*11/5/5 19:55
昼間のオバケと先生[group]subaru...4*11/5/5 18:33
メランコリー由志キョウス...011/5/5 14:45
そうしてわたしは永遠になるんだくろきた311/5/5 14:34
無限 有限311/5/5 14:28
人生で初めての女はだいろ711/5/5 13:58
Gertie smilesitukam...0*11/5/5 13:42
時の戸惑い(五)信天翁1*11/5/5 11:36
はいよー!シルバー!板谷みきょう2*11/5/5 9:39
草野春心3+*11/5/5 9:35
わすれな草 服部 剛311/5/5 7:19
ロココロ夜恋1*11/5/5 3:30
浮ついた気持ちれもん111/5/5 3:08
春の数え方mizu K7*11/5/5 3:02
エニー・エンター・キー1*11/5/5 3:00
think番田 011/5/5 1:35
蝶になるdi.di.011/5/5 1:18
142857TAT311/5/5 0:13
ブラウン・シュガー・シンドローム茶殻3*11/5/4 23:57
地獄の楽隊理来211/5/4 23:27
巡礼砂木14*11/5/4 23:04
置かれた言葉朧月211/5/4 21:36
眠ループレイヴ111/5/4 21:15
草野春心5*11/5/4 20:07
生でなきゃ花形新次3*11/5/4 19:31
鼻くそyamada...011/5/4 18:57
オオルリ蒲生万寿5*11/5/4 18:02
mannishsubaru...2*11/5/4 18:00
Phantasmagoria雛鳥むく8+*11/5/4 16:18
ロックンロールというやつは只野亜峰3*11/5/4 16:10

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