ふにゅっとした地面に打ち込む杭は 
手で押すだけで十分に ぐにゅっと沈む。
見てて 不安定さが心配になるけど
倒れたら また立てればいいかなと思う。
引越しで使った 余ったビニール紐を持って
 ....
なまにくが
ないている

ごめんなさい
あやまりたいのに

からだがないから
できないんだ

きみのからだを
うばってしまって

やいてくれれば
よかったのに
 ....
加工を免れた水分も蒸発した紙の様子 その月日は残したいから
ホームセンターで購入したコロコロを使って
紙から浮いた「好き」を構成する言葉だけ 巻き取る。


口説きも含めて たくさん言葉は貰 ....
しはいつもおれのかたわらにある











きみもか?




 ....
僕らはよわっちくて
久しぶりの
悲しみ攻撃に
ぼろぼろになっちまった

だけど
からっぽになった所に
いつのまにかじわじわと
ゆるいキモチが
染み出てきていて
たぶんそれが
僕ら ....
やさしいものをみたくって
あるいてかわをわたったよ

ねじをまくのをやめたから
おとはとまってむねはしずか

くうきはずっとあめのにおい
すいこむけしきがとうめいになる

かみからお ....
描いては消し
描いては消し
一枚の紙と
向き合って
どのくらいの時間を
費やしただろうか

あの時
陽だまりの中で
踊っていた水彩筆は
一本また一本と
姿を消した

あの時
 ....
やべえ、いきる!

そうさけびながら
まだわかいろうじんが
かいだんを
かけぬけていきました

ひとはあれくらい
いきてると
ひとつやふたつ
おそろしいことにも
そう ....
僕が落ち込んでいて
全然その気にならないとき
自分の手でもどうしようもなくて
つい道具やDVDに頼りがちになるとき
目を瞑って
君のことを思い浮かべるんだ
すると嘘みたいに
すぐに元気に ....
文字に手をかけて
広げてゆこうとするけれど
かたくてとても広がらないから
あきらめそう

旅にでたくて
背伸びしていた

わたしの中に
あるはずのない世界に
わたしはいない

 ....
色とりどりの洗濯物が風にたなびき揺れている。
風の通り道。白い壁に囲まれた路地裏を駆け抜けて。
視界の端の景色を過ぎ去り私は小高い丘へ出る。

そこからの眺めといったら!

空の高さと海の ....
声高に叫べないから
文字の裏にスルリと隠す
ほとばしる感情をメタファーにゆだねて
苦く噛みしめる思いをほどいて昇華していく


そうやって幾つ言葉を散らしてきたのだろうか


押し黙 ....
話すこと
#(シャープ)な会話は成り立たず
激震の怒号と悲鳴が鳴り響く

奏でることは容易でも
楽団はひとつの音にはまとまらず

明日、明後日、この先も
太陽と光と水の共鳴で
生きる ....
youtubeで、
1989年の、片岡鶴太郎主演の、
「季節はずれの海岸物語」を見る。
そのころ、
ぼくは、東京で、寮生活をしていて、
なぜ、
このドラマをよく覚えているかというと、
ち ....
 
 
冷蔵庫を開ける
誰かの靴が入っている
良く冷えている
冷凍室に移し替える
靴の持ち主が困らないよう
もとあった所に
その旨のメモを残しておく
それから靴以外のすべての中身を出 ....
   きみはさぼてん。
   あいらしい



   よるは
   あいいろのさばく
   あいらしい、
   そばかすでわらって。



   こころはまんまる、
 ....
♂「いいか。一度しか言わないから よく聴けよ。」

♀「ええ。」

♂「おまえのことが... 好きだ。」

♀「えっ? なんて?」


♂「・・・。 いいか。一度しか言わないから よ ....
私の生活が
思惑が
願いや祈りが
喜びや悲しみが
虚ろな無知が
不断なる憎しみが
この雨に
濡れそぼる

外で飼われている
年寄りの秋田犬が
人の通り掛かるのを
眺めている
 ....
一枚、二枚と雲母をはがし
石の欠片で絵を描いた

砕け散っては舞い上がり
藍に溶けてゆく粉塵は
何処かに漂うはずなのに
空の青だけ眼に痛い

三枚、しまいに雲母をはがし
 ....
///
//…屋根伝いに落ちてくる大粒の滴をバシッ」と捕える 。
球を打ち返すなら動体視力が肝心なんだと
あの頃は知らず知らずにやっていた。
今なら 「イチローを目標にバットを振るんだろう  ....
未明に。

未明に原発が白に包まれた。
霧なのか水蒸気なのか分からないけれど、幻想的で危うい光景だった。

夜はいつも湿度が高い。
太陽が奪わないぶん、ひたひたしている。
昼と同じに水分 ....
風が走っている、この胸の中で
指先で奏でてゆく夜の心音
私を呼んでいる遠い声が
耳もとでこだまするたまゆら
そっと指をのばす、頬に触れたなら
夜明けのはじめの光が胸へと届く


あなた ....
いろんなものをもってるわ
なのにまだ足りないの?

雨が打つ
まんべんなく

大事なものがかけてるなんて
わかってるよ

雨が打つ
まんべんなく

だったらあなたはもってるの? ....

小料理屋の前で
ミャアミャア鳴くお前は
「リアル招き猫か!」と
心の中で突っ込んでは惚けてみた

あの凍てつく日から
平日の朝は日課のように
小料理屋の前を守っているんだ

夜 ....
日々を同じとかたまりとして捉え
線を引いている大人

日々新鮮な学びがあり
拡がっていく子ども

きのうと今日とあしたは違うんだ
だから
大人は子どもに負けてしまうんだ

僕はいつ ....
昨日までの激しい雨が
嘘のように澄み切った青い空
なのに気分はブルー…


昨夜のデートで彼女が
「その紺のスーツとスカイブルーのネクタイ、すごく似合ってるよ」
って言ってくれた ....
私はもう、おんなでいたくないのです



夜中になる前に、
私がまずすることは
夜の空気に右腕を入れること
ぐるぐると掻き混ぜると私と化学反応をおこすので、そこでゲル状にな ....
写真なんてキライ
思い出に固執して生きるのなんて真っ平
いつも新しいことに目を向けて生きていくべき
そんなことを言っていた
ロクなこと無かったし、しても来なかった人生だもん
ハサミでちょん切 ....
さがしています
わかりやすい たいど
わかりやすい ことば

澤にいたのでしょうか
青筋アゲハが よこぎります
そんなはずはないのに
蝶番のように 澤の景色が見えました
 ....
甘いシュガーロール。
彼女はまだ一口も手をつけずにいる。

「私、これ好きなんだよね。」

朝は誰よりも早く起きて綺麗な顔をする。
そんな彼女が赤い目をしてうさぎみたいに笑った。

僕 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
登記電灯虫3*11/5/13 0:38
ユッケ小川 葉111/5/13 0:33
失恋後電灯虫5*11/5/13 0:31
しはいつもかたわらにあるがきみもそうか?TAT1*11/5/12 23:31
僕らはよわっちくて御笠川マコト211/5/12 23:30
せきうミゼット5*11/5/12 23:25
一枚の画用紙くろねこ411/5/12 23:21
風の故郷小川 葉111/5/12 22:12
僕の友達[group]花形新次111/5/12 21:55
今夜の足跡朧月311/5/12 21:35
『帆翔』東雲 李葉1*11/5/12 21:29
囀り渡 ひろこ20*11/5/12 21:03
♭(フラット)yoyo3*11/5/12 20:15
季節はずれの海岸物語はだいろ311/5/12 20:03
メモたもつ411/5/12 19:57
さぼてん草野春心3*11/5/12 19:19
ラブストーリー 告白北大路京介11*11/5/12 19:06
蒲生万寿3*11/5/12 18:48
おーい、雲よ仁惰国堕絵師111/5/12 18:01
小雨/雨アラガイs1+*11/5/12 17:31
湿度計杠いうれ3*11/5/12 14:39
Nocturne石瀬琳々7*11/5/12 13:45
私が雨になるまで朧月211/5/12 12:58
野良猫チャトラン(仮名)subaru...7*11/5/12 12:37
大人と子どものカレンダーくさいきれ211/5/12 11:28
嗚呼、青いHonest...4*11/5/12 10:55
わたしはおんなでいたくないのですゆるこ711/5/12 10:40
奢った者くさいきれ2*11/5/12 10:28
変態の季節るるりら12*11/5/12 9:18
別れの兆しみやかわ111/5/12 8:33

Home 戻る 最新へ 次へ
2986 2987 2988 2989 2990 2991 2992 2993 2994 2995 2996 2997 2998 2999 3000 3001 3002 3003 3004 3005 3006 3007 3008 3009 3010 3011 3012 3013 3014 3015 3016 3017 3018 3019 3020 3021 3022 3023 3024 3025 3026 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.51sec.