ばななの身に
きりんの形をした
バナキリン
というのが いて
草丈も短いサバンナで
こういつまでも
夏が暑いと
やわらかく 溶けてしまいそうなのを
困ってる
バナキリン
仕事帰りに、
本屋さんへ行って、
「たまごくらぶ」という雑誌を買う。
彼女が、妊娠したのだ。
ためしに、
『膣外射精 妊娠』で検索すると、
膣外射精は、避妊ではありません、と書 ....
道に信号があるように
私達の日常の旅にも、信号がある
「赤」で立ち止まる時があり
「黄」で慎重になる時があり
「青」で迷わずゆく時があり
ゆずること、待つこと
走り出す ....
出産後の妻とゆっくり過ごす為
休みをもらった日の午後
テレビをつけたら
決選投票で選ばれた
次期の首相が熱く語っていた
「政治というのは、坂道を皆で押す雪ダルマ。
あいつ ....
冷蔵庫の炭酸水を飲みながら、太陽をみちづれにして水時計の中身が落ちていくのを見つめていた。むらさき色の部屋が暗くなるまで、シンセサイザーの上でダンスを踊っても、凝り固まった意識が頭蓋骨に当たる反響音で ....
ゆってみなってゆーのはゆー
ゆってみなってゆえばゆーほど
ゆってみることをとおざける
ゆってみなとゆーならなおさら
ゆってみせるようにゆいなさい
ゆってみなってゆってみな、ってゆー
....
海月に刺された女の子が、ひらひらと漂着する砂浜で、ささやき合っていた熟年カップルは、あらわれてはきえていく波の前で石像になっている。
白い波と青い波を残したまま、海は水平線で折り返し、遥か頭上をずっ ....
僕はあなたのことが好きだ
僕はあなたのことが好きだ
誰かを好きなあなたが好きだ
誰かに好かれているあなたが好きだ
僕はあなたのことが好きだ
誰かを嫌っているあなたが好 ....
きょう
きみがうまれたひに
たどりつきました
ふたりでいっしょに
そのいみをすこしかみしめたい
いきかたは
ひどくつたなくて
そのすえに
きみにであったような
きがした
....
{引用=
一 はじまり
夜が
輝きはじめると
色彩は、
狂う
黒く
黒く、
生まれ変わっている
ようにも
見える
月は
今夜も
あかるいけれど ....
わたしのちいさなベランダに
一鉢のばら
その名は『ローズフォーエバー』
この花の
こころ和ませるちからに
わたしはおどろき よろこんだ
この広い広い空間では
時として滅多にない事が起こる
二次元的にも
三次元的にも
重なる部分は考えられなかった
日々の生活の陰にかすんで
うっかり見落とすところ
すれ違いざまに視線 ....
思うことの全ては
何も語られてはいない
きっと この街の中で
目にしてきたものとして
*
私が 捨てた夢を
人が通り過ぎていく
遠くに見えた横断歩道から
一体どこに向かうのだろ ....
夕暮れには不思議な魔力があって
どういうわけかふいに門が開かれて
僕の王国に淋しい旅人を連れて来るんだ
旅人はしばらくは荘厳な夕日に見惚れているが
我に返ると皆決まって故郷に帰りたがる
....
寝苦しい夜は
ジーンズに着替えてドライブに出かける
お気に入りのナンバーと
静かな車道
また明日が来るなんて
当たり前だけど当たり前じゃない
俺の夜はこれっきりかも知れないけど
....
oh! Fカップ
憧れのFカップ
瞳閉じれば
面影のFカップ
野球拳で負けた君を
脱がそうとして
おもいきり
ひっぱたかれた
痛くて嬉しい
Fカップ
来年の今頃は
....
空が何度となく回って
風が落下してくる
円周率の中に取り残されているものは
僅かだ
失敗を恐れているからその一点は
滑りやすい
号令がかかって一斉に回るのだが
僕の回転軸は
歪んで ....
○
△
□
○と□は似ているようで
□と○は同じでない
□と△は似ているようで
△と□は同じでない
共に感じるということと
分かったような気がすることも
似ているよう ....
画面の中には写真嫌いの
ふてくされた顔が
画面いっぱいにあって。
ふと不意に幸せを感じた。
小さな小さなことの積み重ね。
物を言わない大人の人。
....
風は止み
鈴音(すずね)淑(しと)やか
夏の暮れ
蝋燭の 灯り
こうこうと
香の香(こうのか) 漂ふ
寂漠(せきばく)を
頬が 伝ひて
悲(こころ)に 零(お)つる
....
人の不幸を食べたい
人の不幸を食べる獏になりたい
獏じゃないと不自由だ、
誰かのことを「しんじゃえ」と言うことすら
ままならないのだから
しんじゃえ、ほんとに、みんなしんじゃえ
そ ....
想像して
そこはふかい水底で
わたしは引き金をひく
ためらいなく
なめらかに
あなたは貫かれる
(だめ
痛みは
想像しないで)
ほのぐらい水底で
ゆっくりと赤い糸をひく ....
くさのないところで
おばあさんが
くさかりしてる
むかしこのあたりは
いちめん
くさばかりだったんだよ
といって
おばあさんが
いないところにも
くさがはえている ....
ぼくには反抗期がなかった
反抗する対象がいなかっただけかも知れない
童貞で女の子にも興味がなかった
ビートルズやオフコース
中島みゆきやYMO
それと流行っている洋楽をひ ....
子供の頃、私も君も涼しい格好をして近所にある人の家の花壇に集まった。
その場所には私が誘ったのだった。
私はこのピンクの花は蜜が吸えると言って花に口を付けた。
君は私を疑って、引 ....
途切れることのない
偽の街
地図は割れた灯に
消えかけて
婚姻の爪
婚姻の爪
風より低く
背の星々をあおぎみて
午後と夜のあいだの緑
一日に一度の雨
....
悪くなったアイスコーヒーみたいな街の小さな川で
潰れた空缶が溺死している
ずっと昔のことを思い出す
買ってもらったばかりの
ソフトビニール人形をバラバラにして似たような川に捨て ....
姿だけじゃ
見えない
顔だけじゃ
わからない
内在する魂
スーツをパリッと
着こなしている男は
堂々としていて
怖いものなど
ないかに見えるのに
内には淋しさの
....
薬は毒薬に変わる
薬は水で飲んでいたけれど
毒薬は水で薄めなければならない
薄めなければ自殺である
薬とは愛である
毒薬とは嫌悪である
水とはつぎの恋のことであ ....
走るトリル
軽快な鍵盤の連打を聴くうちに
視界が開けて広大な一本の道が現れる
どこまでも追いかけてくるスケール
トップスピードの旋律に
併走したくて意識を集中させる
Gコードを ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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