羽織ったパーカーでは少し寒い
不作法だった自販機も
夜を抜けて可愛らしい
ここは、灰色のまち
「からだ」には「すみか」
「たましい」には「いのち」
「からだ」は「こころ」のすみか
「たましい」は「こころ」のいのち
「すみか」と「いのち」は《むかし》
「からだ」と「たましい」は ....
僕が歌えなくなったら 代わりに歌ってくれる?
「ばかね。それじゃ意味ないじゃない。」
ウィスキー カランコロン鳴らして 君は笑った
小さなBAR 僕はJAZZ SINGER
だけど時々思う
....
海は海胆の汗であるような朝
飛翔する磁石の精液が女の膝を削る
なぜなら雨の棺の中で太陽は折檻された砂であるから
玉虫がパンの眼を愛撫すると
僕の涙は羽毛に覆われた流線型の鏡になる
愛の形 ....
遊園地に「回転しない木馬」があった
妻と娘が乗り
僕が写真を撮ることになった
バーにおつかまりください
というアナウンスの後にブザーが鳴り
回転しない木馬が
回転し始めなかっ ....
ありがとう
ありがとう
散らばったお米を一か所に集める
花弁をお米に見立てて菊という文字にはそんな意味がある
そして菊の花言葉は高潔、清浄、真の愛だ
散らばってしまった愛 ....
君が押し花してくれた
葉もつけてくれた
すぐに覚えられた
これを見ると
君を思い出す。
結婚を諦めた
そう言った君を
思い出す。
君は入院してしまった。
家族はバラバラになり ....
師匠はニャンダフル
頭が働かない
理解できない
強く言えない。
まー諦めるしかない
それの方がいいかも
評価してくれる。
味方をしてくれる。
しょうがないけど
もどかしい。
....
空を見上げると
晴れだった。
何も心配する事は
なかった。
もっともてる男に
産まれれば
もっと楽しかった
はずだと思った。
のろけると男は皆
逃げてゆく
そんな年なのか
....
ぽっかりと口をあけて
君はねむっている
愛さずにいられない
その唇が
ときに嘲ることもあるというのに
睫毛をしんとさせて
ねむっている
....
まるで腐った死体みたいな顔してる奴等が増えてんな
ほらほらどうした? 根性無しが
それで終わりか? なら好きにしな
多種多様の花犇くジャングルの中でも異彩を放つ
サバイバルゲーム這 ....
君が大好きだった…
アメリカンドック
久しぶりに…
買って食べたよ
一口かじった瞬間
君との時間が…
思い出されて…
涙がポロリ
ソーセージを
衣で包んだ
アメリカンド ....
夕暮れの海
東はステンレスのように冷ややかな薄いブルー
西は白熱した銅線のようなオレンジ
お前は美しい
限りない数の表情を持ち
いつもどこかを目指している
お前は優しい
あるゆる色を映す ....
電気でできた僕らは
吐き気と目眩の海の中で
青白い体を横たえて
血を吐き
その血を夢に透かしてみては
奇麗だとうなずく
そして
波しぶきを散りばめた街の
....
ゆうちゃんは無口な転校生だった
四年生の春に
ぼくのクラスにやってきた
ゆうちゃんと、ぼくは
なぜか気があって放課後はいつも一緒にあそんだ
がっこうは友だちできへんからきらいや。
....
あなたは言い放った
私には関係ないから
好きにすれば?
ずっと信じてた
あなたは私のことを
心配してくれる人だと
私は今まで本気で
あなたが好きだったよ
愚痴も相談 ....
俺はうんざりしている
ジャパニーズドリームなんて
どこにもありはしないんだ
奴らは真実に目を瞑って
ガムシャラになって
突っ走っている気になっている
贅沢な食い物を爛れた臓物に詰め込んだり ....
今朝の風が運んできた
遠くの君のことのは
くすぐったくて
うれしくて
大事に大事に胸にしまう
どんなに苦しくっても
歩いてく
今の私のままで
君との思い出
いつか薄れてゆ ....
やさしい光の数々は レントの風に乗って
流れていきます
どこへ向かうのか 知ることはできないけれど
きっと幸福があると推測するので
ぼくはこの身を任せて 光と一緒に
流れていこうと ....
ほむらだまりに蝶が来て
口をのばしてほむら呑む
青く輝く羽色は
ほむら呑むほど ほむらに染まる
ほむらだまりが巻き上げる
風にほむらを羽ばたかせ
蝶は ....
ほむら月夜の三日月は
あかく夜空に揺らめいて
うるしのように黒い竜
ほむら月夜の三日月に
巻きつき爪たてかじりつく
揺らめくほむらの端っこを
うるしのよう ....
街の中に確かなものは何もなかった
生きていることだけ
長いぼんやりとした毎日の中を
ぼんやりと 糸を 伝うように
忘れられたらと思う
今までのぼんやりとした苦しみの類を
私の見ている頭 ....
ほむらのほなみはかぜそよぎ
さむさのにおいをひがてらし
ほむらのほなみはかりとられ
まちわびはじまるあきまつり
ちょうじゃのたたくおおだいこ
みんなたわらはいっ ....
お盆の上に
ラーメン丼、ふちまでお汁をこれでもかと
お汁の上に炒めた肉を積み上げて
肉の上にレッドペッパーこれでもかと
横にはまっかな林檎一個
しずしずと持ち運ぶ
長い廊下を
食べた ....
哀愁のコートを纏い
感傷の中を走り抜けて
憂鬱の煙を吸い
恍惚のため息を吐き
嘲りのヒールを鳴らすと
マゾヒックな水溜りが弾けた
煩わし ....
他の女の子よりも、
三千円高い女を呼んでみた
出勤表から消えていたので、
てっきりキャンセルだと思って、
他の女の子を写真であたっていたら、
ふつうに22時過ぎに行きますということだった ....
ひかってたのは
真珠じゃない
水滴じゃない
耳飾りじゃないし
ドアノブでもない
疲れていた
疲れていたし
悲しかった
ひかってたのは
真珠じゃない
泣いていたのは
君 ....
当たり前に動く この体も
ずいぶん使い果たしたものだ
これは借り物の器
自分の物であるのは魂だけ
それすら神に与えられた奇跡なら
空気に漂う気配だけが
己自身なのかもしれな ....
敷き詰めた地雷
踏まないように爪先立ちで歩く君
だけども小指が当たってしまって
凄まじい音と共に
私の心に闇が迫る
“ごめん、ごめん”と焦る声
熱くなる目頭
笑いたいのに、笑 ....
酔った足元がふらついて
自分がまだ歩いていたことに気が付いた
鳴り響く音楽は平和と叫ぶ――
――遠くでサイレンが人を運ぶ
クラクションで威嚇するトラック――
....
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