硬質ガラスのような 壊れない心
ひびも入らない 透明な分厚いガラス
そんな心が欲しいですか?
粉々になりそうな気持ちをなんとか抱きしめているあなた
大丈夫
たくさんの心の ....
すっかり消えて
しまった
あとに、
思い知らされる
こころ細さがある
あれは
たいせつな
灯りであった、と
ちいさく震える
夜がある
通りには ....
あたいの心は茜色
つっかけ蹴り上げたら
明日は、きっと晴れ
手をつなぎたい
こころを伝えたい
昔ながらの珈琲店には
湿っぽい珈琲の匂いとピザの匂いがする
ペットショップで動物を見つめる
ひとはみな
愛情を注げる器を探して ....
悲しい目に会ったひとを
電子機器とこころで切り取り
見つめる
笑顔がほめられている
忘れてはならないのだという
天災や先天的なハンディキャップ
予期せぬ病やトラ ....
キャッチャーがサインを出す
マウンドでは扇風機が首を振っている
サインを変える
それでも扇風機は首を振る
そうしているうちに
野手も打者も応援団も実況席も
夏の暑さに溶けていく ....
コンビニで二つあるレジの一つで順番を待っていた
丁度私が並んでいた方じゃない方が空いた時
オヤジが割り込んできた
「先並んでたんで」
そう言って私はレジに商品を置いた
そしたら
「ちっ ....
俺はコーヒー嫌いなんだ
特に空腹時に飲むと
気持ち悪くなるんだ
そんな俺は
コーヒーショップに行っても
抹茶フロートを飲んでるんだぜ
笑ってんじゃねえよ
大体コーヒーってタイの女性に
....
賢い人は相手にわかりやすく話すという。小難しい言葉を振りかざすことなく、意見を述べるという。これについて、正論だとわたしは思う。話しはいくらか飛躍的になるが、人はわざわざムードを作らずとも ....
とつぜん産まれるものを
やさしく抱くことができない
なんの用意もなく
みていた
動けずに
みていた
それが
あるときから
そこにとつぜん存在しはじめるのを
ひとり ....
そのことばをぼくは
騒ぎ立てる人々のただ中で聞いた
underworldは時間を小刻みに
おしころした感情の無感情
そんな音で刻んで
一拍一拍に
いわゆる時間は切り分けられ ....
わたくしは わたくし以上ではなく
わたくし 以下でもありません
わたくしは わたくし そのものです
本当の わたくし とは 幻影です
いつでも どこでも わたくしは
わたくし そのものな ....
{引用= ある日
ひとつの
比喩が語られ
取り戻せない距離を
旅立ち
細長く
何処までも
鏡として連なり
映し
流れ
響き
....
{引用=
音源:http://www.youtube.com/watch?v=nyKzoemJDok
}
牛乳飲んだら
おっきくなるおっきくなるおっきくなある
(オカワリー!)
....
{引用=
音源:http://www.youtube.com/watch?v=g_XYiHi02Us
}
おかねがないから わかめをかったら
わかめじゃなくって かつおがでてきた
ラッキ ....
山の上に雲が
道の先に雲がかかっている
僕はそれを追い求めて走ってみる 全力で!
みんなに顰蹙を買わないように ひとりで!
そこで誰もいない空き地まで来て僕は思うのだ
あ ....
薄暗いガード下を
みかん色の
悲しい色の
人肌色の街灯が
ぼんやり照らしているんです
ここでぼんやり 飲んでる連中は
頭のネジがゆるんでいるようで
じつは案外 切羽詰まってい ....
曇天の下
ビルの間を一匹のカブトムシが飛んでいた
その様子はひどく不恰好だ
少年たちの憧れの的であるあの角でさえ
滑稽に見える
ビルの壁に何度も何度も激しく体をぶつけながら
行きつ戻りつ上 ....
人の顔を撮るのをつい忘れるので
フィルムが10枚くらい余ると
必ず猫を撮る
しっぽだけ黒いしろねこ
を
撮ることに決めていた
実際のところ
それしか撮る物はな ....
海の日になると
生まれる前のことを思い出す
人ごみの中にあなたは居て
人ごみの多さがあたしの罪
生まれた時にはもう
消せない刺青があった
星は数え切れなくて
誰のせいでもなか ....
あたし3時間しか起きてないの
コアラがユーカリしか食べない理由と
眠っている理由はお互いを知らない
アル中だから
もう すこうしね
焼酎に氷を入れてツツーッと飲み干す
....
騒ぎは大きくなって避雷針が燃えている
パソコンは遮断されて
あなたとの通信ができないでいる
今日の約束を変更すべきかどうか
目隠しされた手段とは
折れ曲がった棒切れのようなもので
ぶつ ....
地上に
楽園が無いなら
生きる価値もないのか?
無駄に系統樹を
繋げて
意味は無いのかな
せっかくの
勝負パンツのぼくに
君は
まだヒヨッコねって…
余計なお世話だし
....
The sun sets on the beach,but my eyes are opened forever.
太陽がビーチに沈みますが、私の目は永遠に開かれます。
証拠を残したくなくて
歩いていた足跡を消していく
物語のように生きれたら素敵だよね
あの哀しいストーリーのように
言葉の海に抱かれて
今日もシュールな夢を見る
だからって満足なんかしていないよ
僕の主張は重いよ
幸せか不幸せか聞かれたら
ちょっと困ってしまうな
そんな逃げ場のない
質問をしてくれ ....
真っ白に汚れた街
未来からきた悪魔が未来のことを
すべて話してしまった
僕は祈り そして目を閉じた
すべてを忘れ
永遠を信じるために
吐き気のする
くそったれの未来は ....
人が死ぬ人が死ぬ
こうして毎日人が死ぬ
友が死んだか、身内が死んだか
こうして毎日人が死ぬ
知らない名前の葬式に
善人ぶって同情しても
私が知るのは ....
低空飛行じゃいけないと
ずっと思ってきたけれど
低くても空
高くても円
少しでも縁
なら
繋いでいようと想わないでも
切れないね
同じ地球の命の
ひとつとして
よろしく ....
山を動かし
風を吹かせ
嵐を呼んで
地を揺らす
もう誰もいない
人は離れ
都会の無人島
暗黒の雨雲
ナナフシのように
擬態をする
誰にも気づかれず
この世知辛い世の中で
....
2883 2884 2885 2886 2887 2888 2889 2890 2891 2892 2893 2894 2895 2896 2897 2898 2899 2900 2901 2902 2903 2904 2905 2906 2907 2908 2909 2910 2911 2912 2913 2914 2915 2916 2917 2918 2919 2920 2921 2922 2923
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
8.14sec.