招ばれていないのに
招ばれているのなら
指を二本咬む


招ばれているほうの
指を二本咬む
ノスタルジーでふるさとの家に「帰る」

リハビリで転居した庭園に「還る」

だったら・・・・・・     
    ほんとに「帰」「還」する
    
      ところは どこなのよ
 ....
前に進むのに

どうしたらいいのかわからない

前に進むのに

おまえがあたりまえにいてくれた

前に進むのに

どこへゆけばわからなくなった


はしごを外された訳ではない ....
さびれた屋上の遊園地では
もう二度と動かないパンダの乗り物が
片隅に追いやられていた

大きな看板が目の前に見える
さっきまで雨が降っていた

空がどんどん黒くなっていく
インクを塗り ....
6月の中旬

いつもと感じが違うメールがあった

いつもだったら

<いまおきた>だったのが

<いまおきましたよ>だった

ぼくは勝手にひどく傷ついて

それから

<〜 ....
ちか頃では
傷ついたほうが
えらいので

みんなずたずた

わたしは
Tシャツに
「まんこ野郎」

プリントして

まちをあるく
  

  黄金の季節
  老夫婦が小屋の中で
  夕餉をはさんで向かい合っている
  アイリーン
  それはハリケーンの名
  土間には
  几帳面に並べられた
  いくつかの古い ....
吸いこんだ空気が必ず吐きだされるように

求めたものは何れ使い果たされ 遠ざかる

それが雨上がりの澄んだ森の空気でも

君もそうなのでしょうか

二人の関係とは

空気を吐くまい ....
泣いてもいいから

どうか
自分を傷つけないで



わからなくても
いいから

わかろうと
しなくてもいいから

どうか
しあわせに



 すべてが見え ....
悲しみは蒸発する。
悲しみは乾いた空気に弱い。
悲しみは降る。
雨のように。
雪のように。
悲しみは太陽で乾く。
そして空気の中に溶け込む。
悲しみは降る。
水が繰り返し降るように ....
もうずっと充たされないだろう

ひとのしあわせは願えても

ひとのしあわせは喜べないだろう

もうずっと

充たされることはないのだから


こころから

愛しあっていた
 ....
言葉から心根を理解出来ているとはかぎらない

君はまるでオウム

チャーチルのと同じ様に長生きするんだろうな
 
いつの間にか
消えていた


もうずっと
言葉を失くしていた


大事なものが
人ごみにのまれていた


ぎこちない優しさが
哀しみになった





そ ....
 
 
縄跳び遊びをしていると
友だちの山村さんがやってきて
それ、ヘビだよ、と
声をあげて笑う
よく見るとわたしの握っているのは
ヘビの頭と尻尾
地面に何度も打ちつけられたヘビは
 ....
彼女と一緒にココスへ行ったよ
入ってすぐにレジ前の玩具がちょっと欲しくなったけど言えなかった
特にこれだという物は見当たらなかったけれど玩具を買ってもらいたかった
ランチにチーズハンバーグとライ ....
晩夏の空に
立つ雲は
白さと翳り
あわせもつ

晩夏の風の
吹く川は
渦巻きうねり
流れゆく

空も雲も
風も川も
うたう挽歌に
色そえる

光も陰も
宙も時も
 ....
それは遠い遠い記憶
石に刻まれた古代の物語

混沌とエントロピーが宇宙のホメオスタシスとせめぎあっていたころ

僕たちは小さな種子のなかのさらに小さな生命だった

星の海の波打ち際には浮 ....
(猫)
  おれが歩き始めた港町
 鴎が去って、鴉だけがうようよいる
 古臭い歌しか唄わない詩人たちが
 古臭いことこそ正しいことだと
 言わんばかりにおれたちの居場所で寛いでいやがる。
 ....
不安はあるで!
迷いもあれば…
戸惑いも隠せへん!

良いイメージだけでは
居られへんよ!

新しい一歩を…
踏み出すって…
大変やもん!

だけどね…

だからこそ
頑張 ....
不安はあるで!
迷いもあれば…
戸惑いも隠せへん!

良いイメージだけでは
居られへんよ!

新しい一歩を…
踏み出すって…
大変やもん!

だけどね…

だからこそ
頑張 ....
失ったものはあまりにも大きい
そう 俺は気づいていた
ニューヨークの薄暗い地下鉄にもたれながら
いつも 俺は 思っていた
きっと帰るべき場所があったはずだった
終わりのない連日の度重なる ....
この志の先には果てしない距離があり
今の自分にはとても超えることは出来ないということを
僕は知っている。
馬鹿なことだと誰もが指差して嘲笑する
誰もが言う
そんなことが出来るわけがない
今 ....
光の速度より速く走ると
きっと「宇宙」が見えてくるのだろう
その中で時を巡る輪が輝き出し
人々の信仰は輪廻となるのだ
止まらない電車がある
一本乗り遅れると一日待っても電車は来ない
行き先は右か左か
悲しみを時間の中に置いて
見送るもののその先を考えている
長い読経が終わった
乗り遅れないようにと位牌 ....
紫のタツノオトシゴのような銀河と
青色の古代貝のような銀河が
衝突しているという新聞写真

深淵の黒い場所の
手の届かないドラマ
何百万年か後には一つに溶け合うという

地球が属する銀 ....
カウンターの木目の数をかぞえて
自分の歳をかぞえ忘れたお馬鹿な阿呆鳥は今日だってきっと
酔いつぶれてしまうのさ

君の秘密のぬくもりを思い出しながらね
官能の風は背筋をつたい
神経を縦断し ....
焼かれていく存在しなかったいくつもの文字と文字の間に幼い泣き声がきこえる
遠くから迫ってくる争いの騒音と
でたらめな正義と、ぬかりない計画と、冷めた目線と、緩んだ声と、
手放さなければならなかっ ....
I can't understand myself,
The sky is clear and blue today,
Most Japanese will be able to understa ....
『食物連鎖なんて終わってしまえ』
呪いの言葉をつぶやいて、
足元のジャリを雑草に投げつける。

ジャリを投げつけることだけが、
わたしの心と体をつないでいる。

『食物連鎖なんて根っ子か ....
すいへいの

ばらんすで

らくえんを

しっていた


きぎにふれ

いのちをみ

つちをかき

しごとみつ

ようようと

うみあふれ

おうこらも

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ノート(48Y.8・30)[group]木立 悟211/8/30 22:56
時のまどろみ⑦信天翁111/8/30 22:29
わからない吉岡ペペロ011/8/30 22:04
黒い空チアーヌ811/8/30 21:59
ぼくはあなたをうしなっている吉岡ペペロ311/8/30 20:53
まちをあるくはるな811/8/30 20:32
ハリケーン[group]草野春心211/8/30 20:27
呼吸甲斐シンイチ011/8/30 19:51
泣いてもいいから[group]千波 一也3*11/8/30 19:47
悲しみの行方長押 新1*11/8/30 19:34
こころ吉岡ペペロ111/8/30 19:08
理解力徘徊メガネ111/8/30 18:24
幸福論COCO211/8/30 18:09
迷子たもつ511/8/30 18:05
音楽が欲しい光井 新011/8/30 17:14
晩夏シホ.N111/8/30 17:12
星のコンサート梅昆布茶311/8/30 16:50
野良猫その4……とある蛙611/8/30 14:47
スタート清風三日月011/8/30 14:37
111/8/30 14:37
東京を離れて番田 211/8/30 14:19
野望へジム・プリマ...2*11/8/30 12:00
輪廻yamada...111/8/30 11:23
花キリン111/8/30 7:28
VV340北 VV340南 銀河砂木6*11/8/30 4:54
待ちくたびれて梅昆布茶211/8/30 4:47
無題遠藤杏2*11/8/30 2:23
Stagnated culture番田 011/8/30 2:18
孤独な生き物そよ風3*11/8/29 23:55
5月6日/2011麦穂の海3*11/8/29 23:51

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