きみの楽しいメルヘンを
ぼくはもう聞けないのだ
きみのあわてん坊の優しさに
ぼくはもう包まれることはないのだ
ぼくは裏切られているのだろう
きみは抱かれてもいるのだろ ....
まどろみの視野角。
法外ではない場所からの眺め。
無作為な安らぎならば
自然と下のほう(法)から
取り出すことができるだろう。
「あれは、水より重く仕上がっているのだ」
糖質に ....
もうそろそろ、
みんなが同じひとりの人間だと
考えてみてもいいですか?
神様
頭からキノコが生えている
抜いて良いものかどうか
水や肥料をやるべきかどうか
などと迷っているうちに
毎日少しずつ
キノコは大きくなっていく
キノコ生えてるよ
と心配していた ....
気に入らないから、
きみの死だけを考えているよ。
死ぬことについて。
死ぬことについて。
死んでほしいことについて。
いっしょに遺書をかこうか。
きみが死んでもいいように。
....
美しい歌を歌えば
人は集まってくる
人々の美しさにつれて
汚い歌を歌えば
人は集まってくる
人々の汚さにつれて
今、空に星は閃き
それを人はガスの塊だ ....
獰猛で
狡猾で
臆病で
暗闇で
血がにじむ左足は引きずって走れ
傲慢で
厄介で
不潔で
空腹で
欲しいものは奪って逃げろ
無情で
貧弱 ....
打ち上げられた
鯨みたいに
疑問符は
すべもなく
空の青さを映しだしている
怒号も慟哭も、祝福も
みな同じ音ならば
この
広い世界に満ちるものは
みな同じ水だ ....
気持ちを放る
それを避けられる
遮断される
それで気づけよということなのだろう
でも
放った気持ちは
どこへゆけばいいのだろう
放った相手の
コレクショ ....
死にたい奴らの行く所は大抵同じさ
純度に満ち足りている 許されない存在の宿る所
考えることの必要としない 現象の連なる 気持ちいいと引き換えに得た辛さ
何処にも行けないと言えるまでの言い ....
靖国通りの先に大きく聳える
東京スカイツリーの展望台から上部ユニット
メタル素材の三つの顔が浮かんでいます
陽光を反射するでもなく
ぎらりぎらぎら照り光っています。
ゆっく ....
今日、秋の日は暮れ
世界は己が回転をやめる
今日、秋の日は暮れ
僕達は自分達の世界(ワールド)へといそいそと
今日、秋の日は暮れ
君の髪はその風に揺れ・・・
今日、 ....
八月の森のいちれつは
空や雲や水平線がつらなって
やがて終わりの景色のなか
白い波の輪郭にしずんでいった。
泡と光をとじこめて
ヤギの背中のようにあたたかく
そして
引き返せ ....
みずのいちばん深いところから
ららるら、ららるら
と、音がなっている。
どこがはじまりで
どこがおわりだったのかわからなくなった世界で
祝福は洪水になってあふれていた。
夏のに ....
白い砂浜をあるいていると
神さまがいらしてね
あたしのあたまんなかに
鳥をおいてった。
その鳥がいうには
夜のむこうがわには
せかいのおわりがあってね
あいする
ひとともの ....
男ですもの
人並みに
風俗通いを
したものよ
そこで私は
知らされた
前立腺の
重要さ
初の経験
緊張で
普段元気な
マイボーイも
縮み上がって
役立たず
顔も上げずに ....
ほそい喉から、くらい胃へ
くらい胃から、からっぽの湖にほとばしる閃光
さかなたちの皮膚はただれて
潤える草花は焼かれていく
けむりは静かにたちのぼる
聞こえるか、曇りにおびえる青空よ ....
季節外れの
風鈴が
ベランダで
鳴っている
カラリカラリ…
一人で作った
江戸風鈴
横浜の花火の
絵を描いて作った
江戸風鈴
風鈴の音が鳴る度に
君と過ごした夏を
....
夜風が強く吹いています
あなたの町でも風は強いですか
月が外灯よりも明るいです
あなたの町でも月は明るいですか
木々が夜風に鳴っています
ぼくを風がなぶっています
....
多くの言葉
多くの 感情
友人ではない人の群れ
すくなからずの自分自身
旅は果てしない
君はどこにいく
昔はどこにいた
*
長い長い流れの中で
紙片に詩を綴る
儚い ....
電線のすき間に光る欠け月
本当の私は いつも煙草を手に思いを口にしてた
風のあたたかさや
寒さ
楽しさ切なさを
今朝の風はあの日に似ていたよ 悲しみの模倣のように
冷たく
日差しゆるく
....
つばがじわりと溢れる
喉ぼとけを鳴らし梅干しを予感する
大きな瓶に詰められた
肉厚の梅干しは
弾けそうなほど丸みを帯び
さあひと口でおやんなさいと
口をまんまる放り投げれば
すっ ....
84歳の母に蛍光灯の豆電球が2つとも切れているのに
と言われた
そうなのだたぶんちょとおかしい彼女とデートするよりも
よっぽど切実なもんだいなのだけれど
ぼくは恣意 ....
イラついて
鬱血した脳髄をガリガリ齧りたくて、どうしてもそうしたくて
釘抜きで顎を削っていたら鈍臭い音がして
俺の口腔には脳漿の雨だ
舌の上に降るたびに目映い光が…
....
壁が有るなら 穴開けて
風通りダケ 良くします
風が 吹かぬなら 息 吸って
そう 思い切り 吐き出して
自ら 風を 作ります
嗚呼 だけど
どうしたことでしょう
寝冷えし ....
雲が如く
雷が如く
街道をゆく拙者でござる
てくくぶらぶら峠の三吉屋に着いたのが宵で
団子な気分でもなかったが腰掛け ....
愚鰉頌獯は馬鹿なんですかと
いいながら
キャベツをいためると
あまみがまして
でも
あまみがましても
まずい
あと本当に馬鹿だから
重ねて指摘することは
無粋
考 ....
若い頃 林檎畑で見た光景
霜柱で凍る草の下に倒れるとんぼと
そのとんぼの上を 何度も上下に飛び
まるで助けようとするように 凄まじい気を
放っていたとんぼ つい 凍りの中から助け
しばらくし ....
暦の上ではけふから冬
パソコンが指に温かいので
幼い気持で十本並べた
若い自分に戻って尋ねた
あのころの若い夫に
どうしていつも私のこと怒るの
お前が馬鹿だからさ
どうしていつも ....
おく病で
部屋から出ないと決めた日
には 味わえない感覚
外に出たのは良いけど
人目気にして強がって急ぐ
身では 見れない風景
じぶんにとって
自然で無理のない
歩き方 ....
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