何も起きない事はない
苦しみがいつも起きる
次から次へと無理難題が
起こる

侮辱され
嫌がらせを受け
人の苦労を労わない
屈辱を感じる

人生を目茶目茶にされる。
どんどん手を ....
恋人がいるのに
恋人がほしいとねがう
あ、
恋人がいるのに、とおもいだす


サラリーマン生活は、
長くつづければつづけるほど、
うまみがあるという
なるほどな、とはおもう


 ....
野鳥のさえずりも途絶えたまま

モンスーンだけが闊歩している

年間 喪中の街並みがある

だが 木魚のひびきは まるでない
貴方は頭を撫でるのが下手な人

それでもいいの

不器用な貴方の手で

ぎこちない貴方の手で
 
あさ
窓をあけると
庭が砂浜になっていた
知らない赤ん坊の小さな手から
さらさらと
砂がこぼれている

そこには昨日まで
たしかアサガオが咲いていた
そうか
もう秋だったんだ
お ....
僕の嘘には愛がある
「俺、巨乳って好きじゃないんだ」

きみの語る真実には
愛の欠片もない
「わたし〜、デブで、多汗症で、臭くて、不細工で、
変態で、短小で、包茎で、早漏で、馬鹿で、デ ....
線路内に飛び込んだイメージは
本能のしなやかなスプリングにより
ひといきに放り出される
ポップアップ式オーブントースターで焼き上がった食パンのように
こんがりと軽やかなトラフィック

 ....
飛沫が冷たく飛び回る、橙から深い青に変わっていくグラデーションの下で。
静かに流れ続ける。僕と彼女の存在する痕跡が、透明な潮鳴りによって覆われていく。


海へ行こう、と言ったのは ....
  私はあなたのママじゃないの
  と、
  言っていた君の
  うるんだ、真冬の
  瞳に映ることはもう
  かなうことはないと、何度
  知らされていても、もう



 ....
雨上がり
秋空高く 舞うトンビ
のどかで いいねぇ

生き急ぐ勤め人が ふと見上げて立ち止まる
゛自然界の時刻表は ずいぶんスカスカだなぁ゛と
木の枝に止まってぼんやりするのに 口実なんて ....
  彼は生粋の道化師なので
  昼間の公園などで
  芝生の通訳をしている

  「小石」
  「カミキリムシ」
  「遠くの国の」
  「樽入りの葡萄酒」
  「もう私に尋ね ....
同じ音楽がループする
感性がスポイルされていく
鈍化するファッション性
何ににもなれないもどかしさ

あなたの腕の中にいたら
他になんにもいらないのに
あなたは自分の世界に帰っていく
 ....
ずっと張り裂けそうだった
胸はやっと張り裂けた
中身全部膿だ
僕の腐敗でしか無い
膿だ 膿だ
手のひらに掬って
口に運ぶその膿が
なぜなんだろ
青い 青い

aoi aoi
 ....
庭の木から飛び去った蝶が遠い外国のビルを倒した
思惑はTVの中できりきり回る
顔のない人たちがこっちを指さして笑うんだ

誰も気づかないうちに背後に忍び寄る真っ白い影
国土を狙った死神が鎌を振りかざし ....
おもいで、と呼ぶには
早すぎませんか

わたしの肩に
のしかかる時間を
不思議な重さに替えながら
にわかに雨は
零れはじめて

ゆるやかに、
空のとおさが
染みるのです
 ....
高校生のスカートが
湿った風ではためいて
僕は地獄の底にいる

気持ちのいいことは
部屋の中にしか無くて
外にある
綺麗で頭がおかしくなりそうな風景は
僕とは関係のないことだと
 ....
わたしのナーヴァスをあなたは知らない
胸の奥に巣食う腫瘍から
躯中に毒が廻る
身悶えするような熱情が
不完全なわたしに火を放つ

赫い林檎を食べた日から
この身に孕んだ
情欲という炎の ....
へそ曲がりが残してった
テレビがある
君のうちの近くの川

二人で歩いてたっけ
手をつないでたっけ

小さなよどみが
複雑に捨てられてる
君のうちの近くの川

手をつないでた ....
一回も会いたいとは思わなかった

それは意志のちからではなくて

自然なことだったのだ


理屈ではなかった

植物の蔓がはいのぼってゆくように

継ぎ接ぎだらけの方向性で

 ....
ドレスの裾から火をつけて

跳ねる音の隙間を縫って

一気に駆け上る

白い布が炎に包まれ

街の明かりを消してゆく

取り残された感覚が

遠くで聞こえるサイレンが

闇 ....
疲れの数々が
街に転がされている
それは 子供の頃の幻
あんたはどこに行くのだろう

東京の中の
いくつもの生存者が
今日も また 消えていく
夜の路地を さまよい歩く
くちかけ ....
暗い部屋のすきまからこちらをみつめるもの
姿を変えた長い手足には大きな瞳が隠れて
混乱の意味を投げかける
魑魅魍魎と世界が炎に焼きつくされるとき
沸騰した逆流する赤い海の底
無意識に呼び ....
武蔵小杉から目黒線で武蔵小山にむかった

販売機のうえの路線地図に武蔵小山をみつけると

すぐそのしたには旗の台という駅があった

フレーフレーコールが聞こえる

だれかが旗を振りなが ....
さらさらとせせらぎ
さびれた散歩道

からからと風ぐるま
隠れた木の葉

深々とした静けさ
寂しく晒されるもの

こんこんと浮く言葉
濃く強く焦がれる

咲くものかはさてお ....
らんちゅうは不思議
盆栽の美意識を金魚に当てはめた姿

大きいような小さいような
硬いような柔らかいような
美しいような醜いような

初めてらんちゅうを見たとき
ざわざわ胸騒ぎがした
 ....
私の時間は一直線
貴方の時間も一直線
私たちは決して交わらない
そんな恋もあってもいい
ある時私は翼が傷つき
二度と飛べなくなってしまったが
水面に落ちたので死ぬことはなかった
でもその日から
私はカワセミの標的となってしまった

私を殺しに降下してくる
七色の体を持つ美し ....
あんなにも青い海に向かってきみは
何度もくりかえし名前を呼ぶ!

けれども 海は応えない
ただ 潮鳴りが満ちていくだけ


そんなにも青い石に向かってきみは
何度もくりかえし物語を ....
乱数とは
randomを文字って
取ったのである

嗚呼、そういうことだ
学術にせよ
産業の効率にせよ
性に基づく闘争心にせよ
(否、それは誇大)
我々の日々は
おこぼれの徒然と
 ....
額縁が
絵の一部かどうか
ピカソに問えば
立体がどうのこうの
つまり
分析すればわかるらしい
見れば
平面じゃないか
世界は
あのように三次元だと
定義づけるならば
映画館で流行 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
なにも起きないペポパンプ1*11/9/30 21:11
恋人がいるのにはだいろ411/9/30 21:06
クォトレイン信天翁111/9/30 20:58
恋人は末っ子徘徊メガネ311/9/30 20:55
幸せの時間yo-yo7*11/9/30 20:41
愛の真実花形新次2*11/9/30 20:08
筋肉ゆえづ111/9/30 20:00
彼女の海ゆえ4*11/9/30 19:31
ママ草野春心211/9/30 18:55
トンビさすらいのま...5*11/9/30 18:52
道化師草野春心211/9/30 18:36
愛と言うなの依存あやとり2*11/9/30 18:28
aoi aoi竜門勇気311/9/30 17:12
終わる世界のサイエンスフィクションくろみつとう6*11/9/30 16:55
残暑[group]千波 一也3*11/9/30 16:45
オーニソプター竜門勇気2*11/9/30 14:59
【 イヴ 】泡沫恋歌5*11/9/30 14:50
旅行竜門勇気011/9/30 14:28
理屈ではなかった吉岡ペペロ211/9/30 12:56
もうそこには居ない空中分解111/9/30 12:45
ブロークン・ハート番田 011/9/30 9:34
蟄告アラガイs2*11/9/30 6:18
フレーフレー吉岡ペペロ211/9/30 2:14
流れシホ.N211/9/30 2:07
蘭鋳シャドウ ウ...311/9/30 1:48
平行線あやとり1*11/9/29 23:51
カワセミの標的三条麗菜6+*11/9/29 23:38
幸せ輪橋 秀綺011/9/29 22:52
告白雪路011/9/29 22:38
一分の絵中川達矢511/9/29 22:34

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