地球のマグマと深海に眠る鯨の死骸。
誰も悪くない。けれど誰もが嘘つき。
地表の大気と地を這う生き物。
誰も愛せない。けれど誰かに愛されたい。
終わらせてしまえば何もかもが単純で。
優 ....
「はじまりが見えたか、
何のために生まれてきたか
見えはじめている
生きたか!?_ 凄まじく獰猛な家来で
家の就職はまだはじまらないか!_?
そんな恐れる程でもない子 供うナ ....
君は若いし
気だてもいい
皆の人気者
なんも私なんぞ
ケビンコスナーもびっくり
サランヘ
デブゴンも後退り
カムサハンニダ
毎日腹筋と腕立て
ウォーキングをしようか
昔のよ ....
わたしの胸元に
棲みついた龍へ
きみが宿った朝は
ゆるやかな大河のように
ゆったりと開眼した
鏡を覗く視線が
きみの眼のように ....
砂浜にはガムが落ちていた
それを鵜飼順平は拾いポケットに入れた
砂にまみれて湿ったガムが太ももをころころとくすぐった
鵜飼順平は波を見つめた
今日の波はいい波ではなかった
....
四年ほど前から付き合いのあるこの男は、不思議なことに何も教えた記憶はないのだが、俺の昔をよく知っている。一日のうち五,六度、俺の前に顔を出し、あるときは俺の読んだ本や詩を酷評し、あるときは俺の書い ....
なにも考えたくないはずなのに
気づけばあなたに思いをはせる
なにもしたくないはずなのに
気づけばあなたへ向かって歩く
忙しいときも
暇なときも
ずっとあなた ....
鳩が二羽しかいないことをアマリアはあらためて不思議に思うのだった
ここにはカマンヌとスダーイとアマリアの三人がいる
ということは鳩は三羽いなければならないのだった
そんな当たり前のこ ....
君は海
冬の海
深い海
に永遠に沈みつづけるいくつもの小さな疑問符
君は海
夜の海
暗い海
に永遠に映し出されるいくつかの小さな月
降り積もる雪と
月明かりがひそかに君を照ら ....
ひと区切りついて 50分経って
コインランドリーの外 舞い降りるスノーフレークを眺めていた
暖かく振動しながら回転する 乾燥機の壁にもたれて
君のことを考えていた
バスの整理券を取る時の ....
愛するものを失うことと
愛するものを亡くすことには
天と地の開きが在る
それは失ったとしても
その生はこの地上に在るが
それを亡くしてしまうことは
その生が無であることを
思い知らさ ....
国が国債を刷り続けても
みんなが金持ちになれないのは
金儲けの方法を知らないひとが多いからではない
人口ボーナスが低いからでもない
富める者も
そうでない者も
身の ....
さぁ 胸をはって
鼻のあなを
おもいっきり開いて
しんこきゅう しんこきゅう
スーハー スーハー
しんせんな空気を
胸のなかに吸いこんで
心のモヤモヤをはきだす
しんこきゅう ....
ピューと
赤いストローから
飛びだす
しゃぼん玉たち
ふわふわと
ただよいながら
ごっつんこして
はじけた
木の枝にぶつかって
はじけた
カラスにつつかれた
ピューと ....
おいっ
おいらたちを拾うんじゃない
可愛いからって 持って帰るなっ
おいらたちは種なんだ
ちゃんと土の中に埋めてくれよ
いつかは立派な
どんぐりの木になるんだ
池に放りこむなっ
....
出会いと別れはとなりあわせ
どんなに好きでも嫌いでも
惜しんでも惜しまなくても
長く付き合っても短く付き合っても
出会いと別れはとなりあわせ
あなたにはつらい別れ ....
首吊り自殺はハードなヨガだと思う
肉体はなくなっても
晴れ渡った世界を見てるんだと思う
だからほんとうは
サドゥの恰好してやらなきゃいけないんだと思う
....
昼間の嘘(あまりにも夜の真実)
人間が嫌い(おもちゃ箱だけが友達)
ひとなみな幸せがわからないから
ひとなみに暮らしてはいけないのと
(わたしの
わたしの
わたしのうちの誰かがそう ....
さようなら
遠くへ行くあなたにたった五文字のことばを借りてくる
日本人の祖先が紡ぎ億万の同胞が借りた
在りふれたことばを
さようなら!
まるで吊るしの背広に初めて袖を通すようだ
....
古い絶望の上に
俺達の廃墟が立っている
「今更どうなるものか・・・全てはもう遅いのだ・・・」と誰かの嘆きが
古い牧歌のように流れて行く・・・
と、俺は急に俺の夢から覚めて
....
言葉もなく僕の口にさせられるものの過ぎていく日常の中で
何が彼女をそうさせたの
何が彼女を駆り立てたの
何が彼女を塗り替えたの
何が彼女を陥れたの
She was beautiful
たまらなく惜しい
She was beautiful
....
時間のオブジェなんぞ飾った
キザなダイニングテーブルで
おれたちの議論といえば
百万回も繰り返された
チェスの攻防だ
おまえの遺体の第一発見者となった
夢を見たことを黙っていたのは
....
すきな言葉は
うん
です
うなずいて
受け入れて
それができるときの
自分は
静かな海のようで
少しすきになりました
{引用= いっそのこと
君が死んでしまえばよかった
血生臭い、たくさんのやり取りの果てで
私が
産み落とそうとしたのは
いつか君に
捨て置かれた、壁際の
ひび ....
なぜだろう ひとりで見上げたい空がある
なぜだろう ひとりで歩きたい小道がある
踏み拉かれるのはいつも名もない草花たちだ
(ほんとは名前があるのだが
(呼ばれてうれしいか 知らないが
美 ....
言葉が出たいと言う
僕の中から出たいと言う
僕は難民を逃がすように
一つ詩を書く
いくつかの言葉が救われ
いくつかの言葉がそっと
頭のおくに帰っていく
また詩 ....
わたしがみたいもの
ちょうど林が重なるとき
岸の端だけ明るいの
わたしがみたいもの
頬のこけた旅人の耳
一年に一度受信できるラジオ
わたしがみたいもの
雨にうたれる阿修羅像
も ....
きっと
良い知らせが
届くはず
巡り会い
大事にしてね
これからも
きっと
良いお天気で
会えるから
少年の日・・・
あのころは
三寒四温の温情だったコスモス
壮年の日・・・
そのころは
狂乱の薄情となっていたコスモス
臨死の日・・・
そのときは
非情 ....
2798 2799 2800 2801 2802 2803 2804 2805 2806 2807 2808 2809 2810 2811 2812 2813 2814 2815 2816 2817 2818 2819 2820 2821 2822 2823 2824 2825 2826 2827 2828 2829 2830 2831 2832 2833 2834 2835 2836 2837 2838
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.4sec.