心地よい揺れと
生ぬるい水温
波にさらわれたコンタクトレンズ
ぼやけた視界がとらえたものは
降り注ぐ優しいひかりの雨
身動きが、とれない
とりたくもない
堕落していく心
そ ....
下弦の月の両端に
二羽のフクロウ舞い降りて
シーソーみたいに揺らしてる
眠りに落ちた街のビル
その足元に落ちた影
月の動きにあおられて
ゆらゆら ゆらゆら 揺れている
俺の頭も ....
高揚を求めながら
沈み込んでいるたましいは
かわりながら
かわることの意味をしらない
やさしさがオセロの ....
疲れたからねそべって
夜を手にとってみる
ふんわりとしてとんがってて
あれ
私の心みたいやね
いじわるな気持で
つんとつついてみる
へこんだ穴がちょうど
昨日泣いた場所
ごろ ....
むかいに洋館のある静かな広いとおりに面した
千原さんという掛け軸と刀のある名家の末裔らしいこじんまりした家の裏手の
片隅に石炭スト−ブのある一間に母とあねと僕は父の仕送りで暮らしていた
....
はじめは誰しもが手にしていたはずで
一度失ったら永久に手に入らないもの
すぐに失くすひとも
失くした自覚がないままのひとも
そんなこと一生考えないひとも
みんなはじめは手にしていた
....
あい変わらずぼくは
かなしみを知らなかったから
トーイチに会いにゴミ捨て場へ行った
夜中に網小屋まで降りて来て
悪さをする星どもなら知っとるがの
じゃが かなしみは知らん
カン女に ....
びょういんの
まちあいしつで
ろうじょが
テレビをみている
なにもうつらない
ひかひかひかる
しろいがめんをみていた
なにかを
まっているようだった
やがてろ ....
六十分の堆肥と
九十分とは呼ばれたくない
六十分+三十分退避の鬩ぎ合い。
背中を丸出しにしたドレスに戸惑う、うしろ髪。
ーーーーーーー
「馬の尻尾だなんて冗談じゃない」
ーーーーー ....
こんにちは、白いパラソルです
松田聖子の歌です
人格はありませんが、こんにちは
それでは次の曲、聞いてください
白いパラソルです、何度もこんにちは
あの人が
私に 言ったの
あれは 未だ
出会ったばかりの頃
だったかな
一緒に歩もうと
決めた後 だったかな
もう どっちだったって
良いんだけれども
アナタの名 ....
大学は遊ぶところ
勉強ばかりしているのは
アホである。
人との関係を作るところ
良き仲間は身を助ける。
良き仲間はアドバイスしてくれる。
決して見捨てない。
恋愛は財産である。
避 ....
男の人魚がいないのは
なぜだろう
美しい人はハンデを持っている。
SEXはできない。
でも幸福を与えてくれる。
一長一短
他にはない幸せがある。
周りの人の対応が違う。
命の大 ....
僕らは働くよ
調子悪くても
幸せのために
身を粉にして
お金を得る為に
幸せを手に入れるために
汗水たらして
必死に耐える
欲しい物が手に入る
食べたい物が食べられる
遊ぶ ....
野球選手が三つ年上のOLと結婚し
有名女性タレントが霊能者に洗脳され
フランスの電力会社の株価が急落し
アメリカで発砲事件が起こり、2人が死んだ
漫画家が兄に遺産相続の裁判で勝 ....
北京動物園で
落陽を背に見た
薄汚れた彼らではなく
黒はあくまでも黒く
白はあくまでも白い
日本製洗剤ニュービーズの
恐ろしいまでの洗浄力
もううんざりなんだ
僕はここにいるん ....
僕が荼毘に付されるとき
ミディアム・レアでと
遺言を残しても
100%無理だろうな
産婦人科の待合室で
好奇の目で私を見たあの夫婦
神様
憎しみなんてものは一瞬で生まれる
泣きはらした私を
男に振られでもしたかと
皆は思っただろう
高円寺南口の隅で
ク ....
この雨
なにか表しているんでしょうか
今日は記念日
心踊るこの日に
外を見れば
雨
君と僕の間に
壁を隔てるような
冷たい雨
この日に限って
君からの返 ....
あなたの茶褐色の髪はまっすぐに伸びていて
風が吹くと優しくなびく
あなたの肌はしっとりしていて柔らかくてほんのり暖かい
悲しくて泣いているんじゃないよね
春が来た喜びの涙だよね
大好きな ....
展望台から視線をはるかかなたへ飛ばすと
白の最中に消失して
雪が海に吸い込まれていく様子を
しかたなく眺めている
流麗な発音でワインをたのんだあとに
つめたいテーブルのうえに冷たい手のひ ....
腐敗したものの中から立ち上がる春が臭う
ねじれながらクロトンの葉がまだらに燃え
枝の根元に寄生した洋ランも
咲くのを待ちわびるように根を伸ばし続ける
雨が降ればミミズがあわあわと這い
家 ....
望むと、かなしい気持ちになってしまう。なぜだろう。薄っぺらい胸を、うさぎがつきぬけていった。龍のかたちにはりさけていた。
わらうには、虚勢を張るしかないのだ。
ずいぶん遠くまで来た。でも、 ....
電車のなかで
聴覚障害の君大声で語る
たどたどたどしいこえ
えがおまんかい
なにいってるんだろう
たのしそう
語られている子がうなづく
くすくすくす
ふたりでわらっている
電車のなか ....
私達の望むものは
犯罪についての詩ではなく
犯罪としての詩である
私達の望むものは
悲劇としての戦争ではなく
祝祭として戦争である
私達の望むものは
不愉快なる善意ではなく
快 ....
ある日
おもい扉の
無言に背をむけ
行くへのない
路線バスにのって
靴をながめ
芋虫のような地下鉄と
真昼の亡霊たちの
ガランとした電車にゆられて
未来をあきらめ
だれ ....
俺はギャグ詞人
ギャグ ギャグ
ギャグ ギャグ ギャグ
毎日がギャグ
最もギャグになりにくいことを
ギャグにしたいのだ
最も詩になりにくいことを
詩にしたいのだ
俺はギャグ男
....
散歩道の途中
鳩小屋を見つける
白い糞と抜けた無数の羽で
汚れて
狭いところで
ひしめき合って
つつきあって
鳩が叫ぶ
おれらは
これでも平和の象徴なんだよ、と
公園で放し飼い ....
もともと
とても
壊れやすいものだったのです
だから
壊れてしまっても
嘆かなくても
よいのです
この世に見える
すべてのカタチについている
蝶番が
壊れてしまっただけなのです ....
黒いアイシャドウ。
ピンク色の口紅を塗って、
少し時間を掛けて、
髪の手入れをしている。
今日の為に選んだ服を着て、
何度も何度も鏡の中で悩むんだ。
なかなか外に出られなくて、
だけど、 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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