風邪を引いて捻挫をした翌日の日差し
その暖かさは嫌味でとても意地悪
連日の雨が洗車した白い車を見下ろし
溜まった白いシャツを干していく
屈むたびに上がる右足は振り子で
意外とバランスは保てて ....
電線がそよぎ、枯木[こぼく]が揺らぐ。
片田舎の旧道に、どこからか舞い込んできた桜の花は、
はらほろと。誇張もなく、執念もなく、かといって無残でも無常でもなく。
昼下がりの淡い亜麻色の中、ただ静 ....
時間少女は宇宙浴槽のなかでうたた寝
水浸しの朝はシャンパン雨のなか
ブーツに子猫がいて可愛がっている
見えない月をおもいながらはしゃいでる
桃色のブランコ漕いで黄昏の光景のなか
滲んでいるき ....
昼間の仕事を終え
フローリングに 仰向けに寝転び
換気扇の音を 宇宙船のエンジン音に似せ
瞳を閉じれば 武陵桃源へ非行する
夢を実現させる ときめき箱の鍵を 現実に持っていか ....
のほほん紡ぎを 日々していると、
気分の変化に 気付くことも 有ります。
疲れている時は 色がいらないと 思えたり、
音がうるさいと 思えた時期も有ると
ハッと したりね。
♪マーク ....
よくわからないとこでよくわからないことが階段を降りてくる。よくわからないとこは時間でよくわからないことはないがよくわからないことはしなやかだ。焼き魚のにおいがする。母ちゃんが砂場にいる私を呼びにくる。 ....
シャカイやセカイ
あるいはセイジやケイザイ
などのことについて
もっと知らなくてはならない
といつも心の隅の方のさらに
横の方で思ってはいる
のだけれど
どうも
どうもそういう方面 ....
不器用なのだ
皆と一緒に
綺麗に泳げないから
海底の泥の中で
ぶつぶつと独り言を
溜め込んでいる
腹が減ると
ぬめったアンテナを
おずおずと立てて
雑魚をおびき寄せては
....
大人になって
出来なくなった
逆上がり
夕暮れのポストに
転送されてきた
手紙
差出人は
さかさまになった
世界
天をけりあげて
ポケットから落ちた
....
神様!
信じてもいない神に
ひとは祈ることがある
都合良く
都合悪すぎて
神様!
いることを否定できない
したくない
私たちは
そろって弱いのだから
もっと
弱い ....
異星人の女
ぼくより背が高い
コトバをしゃべる
ぼくを見て笑顔を作る
食事にさそう
女はよく食べる
ベッドに行く
ちゃんと乳房がある
触ると反応する
「チキュウジンニ
ニテイルワネ ....
夜勤明けで頭ぐらり
見つけるものは
父母揃いて犬抱く姿
ただいまと声をかけると
二、三度喘いで息絶えた
ただいまと我が声はあぶくになって
さよならと我が犬は小さな吐息を吐いて死ぬ
....
僕達は旅立たなければならない
その始点と終点はひとつの意味のまとまりを持つ
優美な構造体であって欲しい
君や彼女や彼等が互いに意味付けあう関係性の生きものである僕らは
社会性というオペレー ....
アクセルを踏んでスピードをあげる
普段は開けない車の窓を開けると
夕凪の匂いがふわりと香った
あぁ、なんて心地よい
名前は過去に置いてきた
積み上げてきたものは全部
トランクの ....
わたしは
ヘラブナである
めのまえにおちてきた
はりがついたえさをくわえ
つりあげられては
リリースされる
ヘラブナとは
そのような
いきものである
そんなこ ....
雨が上がっている
道はまだ濡れている
鉄に触れる指先に
湿度が這い上がる
公園は無人で
空は切り取られている
木々の隙間に鳥が
忘れられたように飛ぶ
クロエはかなしい歌を書く
....
仕事から帰って
まあとにかく 手に取ってみる
テレキャスターのネックを掴んで
壁に背中を預けて 床に腰を下ろし
腿の上に ギターを抱いてみる
まずは 調律する
そして 手癖のように ....
流した血涙が詩となり肉となる
腐肉を食らう蛆虫を潰す音が
心音を思わせる規則的なテンポで
鳴る 鳴る 鳴る 鳴る。
ブツ ブツ ブツ ポーン
午前零時をお知らせいたします ....
何故だろう
人と一緒にいるということは
どうしようもなく 僕を疲れさせる
僕を しらけさせる
人と一緒にいるということは
本当は安っぽいもの
僕は 家に帰って 詩を書こうと思う
....
張り裂けそうなほど痛むこの胸の秘密は
切なく遠く決して叶わぬ甘い恋の予感
なんかでは勿論無くて
次の仕事が見つからないから
今の仕事を辞められないから
適性が無いことがは ....
きのうの夕暮れ
この町の小さな駅の
ラッシュ・アワア時
飛び込みがあった、若い人の
その事
脳裡よぎりもしないまま
線路したの
花咲く春の道を
今日の真昼
走り抜けていたわけ ....
その小説の男色主人公は
自分のワキに生えはじめた毛を見ながら
オナニーをしたわけだが
俺は女のワキの剃り跡に興奮するので
安全剃刀で自分のワキを
少しボツボツが残るぐらいに剃ってみた
よー ....
バナナをたべるやつがいる。仕事中だってのにひどく蒸し暑い。暖房をきった社内ではでたらめに剥かれた皮が、黄色い運河のようです。本流から逸れた給湯室でお茶係の女の子たちがバナナをたべている。2階か ....
オレは傷つきやすいヒトだから
オマエの言う事なんかに耳は貸さない
アスファルトの無限の連なりに出過ぎた
赤いコートの物乞いの過ぎ去る一瞬に
一瞥を投げるのみ
カーラジオの蝿・蚊の軽い唸りや
....
わたしはいつか
に、なりたいと
おもっていた
こどものころ
に、なりたいと
おもわなければならなかった
いまも
おもわなければ
ならないのだろう
に、 ....
もう
勘違いで傷つきたくないから
実体のある
あなたの接触を
私はただ
待っているのです
充分過ぎる時間がありました
桜は毎年咲いています
年を重ねてもきれいに
....
気分いい
気分わるい
そんな気分ってなんだろう
心の場所がわからない
それは迷子とちがうもの
気持ちいい
気持ちわるい
そんな気持ちってなんだろう
あなたの心がみえませ ....
BSの韓流ドラマと
TVショッピングの洪水はなんとかならねえのか
観てる奴がいるならリモコンの緑ボタンを押しやがれ
ケーブルテレビのオンデマンドで
小向美奈子が観られるのはいいが
家庭用 ....
まちは固すぎるので
気をぬくとぶつかって死ぬ
あらゆるものが
手に入れやすくなり
あふれ出すようになると
昨日がどんどん遠ざかり死ぬ
やさしさが
一山いくらの値札をつけて
....
一生のうちハーレムを持てる雄はほんのひとにぎり
そもそも素人のする反復動作など研究という名前に値せず、このWeblogもその例にもれない。原理の無い収集と反応の無い暴露(expose)であって ....
2705 2706 2707 2708 2709 2710 2711 2712 2713 2714 2715 2716 2717 2718 2719 2720 2721 2722 2723 2724 2725 2726 2727 2728 2729 2730 2731 2732 2733 2734 2735 2736 2737 2738 2739 2740 2741 2742 2743 2744 2745
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
6.87sec.