美しい物が好きだ
愛とか夢とか言葉とか
だけど人間は嫌いだ

逞しい物が好きだ
信じる思いとか決意とか
だけど人間は嫌いだ

姿形は似ているけど
みんなとは違うんだ
僕は類人猿
 ....
春からのぼくの目標
字を丁寧に書くこと
給食で野菜を食べること
それから
静かに絵を描くこと

暖房の音が
途切れず部屋を回っている
のを聞くこと
窓に雪の粉が
冷たく張り付いて ....
すっぽんぽんの蕾噴く

柔らかくて暖かい命が

すっぽんぽん

指の腹で優しく撫でてあげると

春の雷びびびと駆け巡る

肘のさきっちょ

肩のさきっちょ

耳の裏のさきっ ....
見たことの無い人間が俺を笑っている
見たことのある人間は俺を蔑んで笑っている

俺の中に入ってくるな
「俺の中に入ってくるな」


小さな薬
体内に取り入れた時
それは刃に変わる
 ....
「明日、学校が壊れてなくなる」
という妄想を
わたしたちは
一度は
みんな
するのです
そうして目を閉じれば
朝が来る
当然ですが
学校は
なくなりませんでした
しぶしぶ
足を ....
いちばん金切り声を上げたやつがいちばん愛される遊びを
円になって行っているモル的な灰は
だれにも知られたことのない魔法を使って
火葬場から教室へばらまかれている

水曜日はいつも屠殺場から死 ....
 
 
人が眠っている
眠っている人を起こして
人はまた眠る
金物屋の主人が寝言を言う
釣り堀から帰ったばかりのように
 
 
嵐が近づく空に 何層もの薄いすじ雲

重なり合い 競い合って 東へと速度を上げている

早朝の太陽は、雲の向こう側で白い輪郭を見せて
ときおり 周囲の雲を 白銀に輝かせては また隠れ ....
「きゅーりさん、
きょうも伸びてるねえ。
 …なかなかに。」

ごぼーさんは言いました。

「そういうおぬしも、
ぬくぬくと伸びておるでないか。
 …なかなかに。」

きゅーり ....
いぬが
あるいていて
いぬと
であって
それが
かみついてくる
はを
ふとももに
くいたてて
ころそうと
してくる

トムリアット
アンコール

カップルが
あるいてい ....
もっと欲張りたいが
足の裏の面積だけしか
貼り付けられないんだ地球よ
そこから伸びたからだは
きみにとって
どれほど影響があるんだろうな
影とふたり
あたしはなりすましながら生きている
「何処を見ているのか
何を苛ついているのか」

夕暮れだ、夕暮れになれば、おまえらの目が必要以上に注がれるからだ
背を屈めて歩いている (道の端は危険そのものだろう )?

母親を ....
なんだか結局
誤解させて
あなたを傷つけてしまった

結局
たくさんメールしすぎて
君を呆れさせてしまった

性格が重いのかも
つまらないひとなのかも
ダメな女なのかも
 ....
言葉はすぐ嘘になる
うそつきです
幼児のように
まっすぐおおきくみつめ
遠慮なしに切り捨てたいの
にごったなみだ
嘘ならば
いらないときめて
なんにもいわないよと
口をへの時に結ぶ
 ....
 皆さんは、人間の値打ちの定め方をご存知ですか。乗っている車?ノンノン。巻いている時計?これまたノンノン。履いている靴ですって?ノンノノノン。クラブのちーママじゃあるまいし、何と言うか、発想がちょっと .... ぼくの宝物は
きみがくれた
定規のかけら

いま思えば
あんながらくた
もらってなにがうれしかったのか

ずっと見ていた
となりの席のきみ
席替えでとなりになって
思わず ....
こんなに好きなのに
こういうとき

君のことが
憎くて
憎くて
悲しくなる

好きだから
多少のことは
がまんしなきゃって
つよく心に誓ったのに

なんでもかんでも
 ....
厚手のコートを脱いだら
するららと
時間が落ちて
あなたに一歩近づく

梢の蕾がふくらんだら
するりりと
時間が落ちて
あなたに半歩近づく

約束の日は近くて遠い
ほんのり焦 ....
遠くにいるけど親しい人
近くにいるけど親しくない人
見方を変えれば
ここという場所が遠くにあって
あそこという場所がここよりも近いということ
もしかしたら 人は動いていなくて
場所たちが動 ....
幸福とは

己の力で

手に入れる

ものであって

誰かから

与えて貰うものでは

決してない

それは違う言葉で

施しと言う
人が次々と溢れる

僕は誰のことも知らない

ましてあなたが誰だかなんか

今何を考えているかなんか

解りやしない のに

僕が何を言わんとするかは

あらかたバレて ....
近所に 卓球も出来るらしい
市民体育館が 有るんだケド

一度も 開いている時に
行った 試しが 無いんだ

やっぱり 予約が 必要なのかな
空いてる 時間に

相手だって
必 ....
草茂る屋敷にて

双子の少女暮らして

甘い囁きをかわして

陽だまりに小鳥は囀り

鏡の前であたたかな食事をとって

いつまでも幸せな四人だったという。

この世に人は絶えて ....
さざなみは
永遠をよそおう
罪ではない
それは
やさしい嘘

人は
さいごに
この海にたどりつき
さざなみにも
終わりが
くることを知る

かもめよ
愛しいおまえも
いつ ....
あなたの代わりに
泣きましょう

あなたの代わりに
苦しみましょう

あなたの代わりに
穢れましょう

あなたの代わりに
あなたにくるはずだった
災厄を
全て引きうけて
そう ....
ひとは執着から逃れられない

ひとは執着から逃れられる

執着を思わなければいいのだ


ひとつき後にはさくら花

いのちを賭けた尊い轍に

つらなる裸木が上を向く


ひ ....
眠れないの?
それとも寝たくないの?
よく考えて
この時間だから寝なくちゃいけないと誰が決めたの?
だって朝起きれないから?
一晩寝た後のあなたは今のあなたは別の人でしょう
明日のことはそ ....
幼さをなくした私の顔を見て

母は泣くのだった

それは

私には知り得ない
何かが何処からか沸き上がった瞬間だったのだろう

過去を、或いは近い未来を思い

幼さをなくした私の ....
たのしい

つぶやいてみた

ひろってもらえた

ぼくのつぶやき

たのしい


不思議な映画のような

ちいさな命

ちいさなものへの愛情


たのしい

つ ....
声を上げて、歌いながら
幼い日 螺旋階段を見上げている僕は
空の蒼さを はじめて信じた

空の蒼さが 神話になる時
僕は公園のベンチで 泣いた
膝小僧を抱えて
気づかれないように
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
類人猿1486 1...012/3/3 22:50
春からのオイタル7*12/3/3 22:43
春のすっぽんぽん灰泥軽茶7*12/3/3 22:36
「地下室で始めた習い事」流希-Яuk...012/3/3 21:43
もうそう森未7+*12/3/3 21:35
死因:セブンティーン312/3/3 20:28
age10たもつ612/3/3 19:37
白い太陽の こといねむり猫312/3/3 19:29
無い渡邉建志3*12/3/3 19:05
アンコール・トムリアット6012/3/3 18:50
あしあと朧月212/3/3 18:27
薄空(うすぞら)アラガイs4*12/3/3 17:53
結局ジュリエット212/3/3 17:14
言葉はわらう朧月212/3/3 16:37
蟻殺しのアリエッティー和田カマリ3*12/3/3 15:53
ぼくの宝物ジュリエット312/3/3 15:11
こんなに好きなのに…112/3/3 14:47
砂時計nonya21*12/3/3 13:19
The View新守山ダダマ012/3/3 12:00
貰えないものHAL4*12/3/3 11:08
僕のうたmarica...212/3/3 11:05
空気ゲーム藤鈴呼1*12/3/3 10:55
四人家族高原漣2*12/3/3 10:05
さざなみそらの珊瑚1412/3/3 9:48
おひなさま6*12/3/3 9:37
たましいと全身と吉岡ペペロ912/3/3 7:51
眠れぬ夜のためにたにい212/3/3 6:37
茶の間19時30分徘徊メガネ9*12/3/3 4:33
たのしい吉岡ペペロ612/3/3 3:33
この世界で君よ歌えうめぜき112/3/3 1:42

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