木々が風に揺れている
甘いだけじゃない新緑の香り
輪郭のない幽霊みたいな緑いろ
こころの美しい象さんのようだ
木々から逃れられずに身もだえている
それを見つめることを ....
死んだら尼信の本店の普通の9155473に
六十三万入ってるから
....
母の日がすぎて
枯れるしかないカーネーションが
花屋の奥に隠れている
ありがとう も
ないよ ね
今さら
なんでもない日に
ぼさっと訪れて叱られようか
母にとっての子供でいた ....
ノイズをもってこい
おれを食ってくれ
鳥が死んだんだ
だれにも知られずに
メロディーはいらない
ノイズをもってこい
思想はいらない
おれを食ってくれ
庭師は庭を焼いたんだ
....
ぬかるんだバス停で
いやらしい下半身を
露出した時計
ポピーの花束を持って
佇んでいる
金属製のモノを
口に含むと
すぐに射精し
その異物を手に吐き出せば
様々な言語の断 ....
ここにあるのはただのがらくた
偽物で繋ぎ止めた
僕の透明な城
見える奴にしか見えない
はりぼての城
僕はそこでしか呼吸ができない
僕はそこでしか物が見えない
僕はそこでしか声を出せな ....
お金とのめぐり合わせ
悲観に胸を打たせず
雇われ芸人のように平らな道で滑る
お金よりも大切なもの
そんな美徳 3拍子で振り終える
マーフィーを書き写す がむしゃらな上り坂
頭だけ ....
深い 深い
濃い 濃い
広がりなのか
狭まりなのか
ドロ ドロ とした
トロ トロ とした
ゆら ゆら とした
ゆっくり と ウネるように
点はないけれ ....
村の外れの道祖神
何時からそこにおわすのか
村の平和を守るため、
悪霊妖怪退散の
結界 男女二柱
天津麻羅の矛を持ち
猿田彦と天宇受売命(あめのうずめ)か
村の外れの道祖神
苔生 ....
薄日
午前と午後のはざま
直径8mmの無数の穴から私は
偽物かもしれない平穏を覗き見ている
こんど メールを送ります
そういっていなくなってしまった人たちや
畳に敷かれた二枚のお布団のこと ....
僕は知ってたよ、僕は人の好意を受けるような資格のある人間じゃないって。
ラーメンのスープのように濁った世界。
宇宙では、星雲が、ごうごうと唸りを上げて時間に踊っている。
掃除婦のおばあさん。あな ....
全てが忘れられ
全てが過ぎ去っていく
人々はその事を
時々忘れたような顔をするが
やっぱり全ては忘れられ
全ては過ぎ去っていく
それでも君の笑顔だけは
僕の心に残っている
裏道で春を売る女たちの笑顔
謳わない金糸雀の末路を知る
深夜一人で自慰にふける大人
街中の虚ろな目をした子供達
皆が悲しい詩人だった頃の話
優しかったからキスをした
激しかったから抱き合った
気移りしたから首を絞めた
温かかったから抉り取った
それで一生私の物になった
ボロボロの毛布を子どもの頃いつも持ち歩いていた
それは僕にとって母であり祖父であり分身だった
手放したのは中学の時で好きな子ができたから
今大人になってあの毛布の ....
隣室から響くオルガンの音で目が醒めた
そこには何もない
ただ 君と過ごした時間の跡形だけを そのままにしてるだけなのに
やっぱりオルガンが鳴っている
ノックをしたら 音楽は止むだろう
....
ベッドの上に宇宙を広げる
彼との間に導線をひき
私は今を塗り替えた
暖かい闇に包まれる
どこかで唸る救急車も
私だけは、ほっといてくれた
難解なテレパシーで
彼は私に詩をくれる
....
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幼い日
五月五日
かしわもちが右手の親指にからみつく
ふわふわした髪
大きな耳
口元に大きなえくぼがあった
一瞬の喜び
木の床に ....
このぼくのこころは
このぼくの鼓動は
このぼくの興奮は
このぼくの足跡は
衝動は
焦燥は
終焉は
再生は
あたらしい言葉を
燃やせば
古い皮質が ....
水たまりに響き渡る月明かりと
引き換えに濡れたスニーカーが
ぴちゃぴちゃとアスファルトに
足跡を描いた
午前0時
夜空のアトリエでは星の彫刻家たちが
田園地帯から裾野にいたる陰影と静寂を
....
それ以上どこにも行けない場所で
言葉をどれほどつみあげてもかたちにはならなかった
ささやいて
抱き合って
口づけあって
交わりあって
罵りあって
それ以上どこにも行けない場所 ....
一代を30年で計算すると
ぼくの20代まえは600年まえ
それは室町時代のただ中で
西暦1400年前後の人々のこととなる
2を20回掛けると104万8576
だから600 ....
がっこがすきだね
といわれて
うなづいた
けどそれは
がっこうがすきだねという
ひにくだった
わたしはがっこをひていした
なぜかわからないけど
おりこうさんには
....
ものもらいの点線、根性焼きの冷たさ、長い水飛沫、
乾いた。鉛筆の色を思い出した。いくつもの冥々はバスタブの中だった。
地面は薄い膜に覆われていた。背理覚えたてのプリーツのマシンガンの掘削で ....
人の気持ちなんて星みたい
見えたり見えなかったり
遠すぎて不確かなもの
あこがれて美化して
ほしくってこがれて
そのくせ
目をそらしたくなったり
こそこそ 隠れたりする
想 ....
忍び寄りなさい、
枝葉にゆれる
子守唄
際限のない
いつくしみなら、
とうに
あなたの
失くしもの
鍵穴が
錆ついたのは
ひとつの区切り
また新し ....
今日
わるぐちを投げた
うまくいかない 輪投げみたいに
二度ほど
書き直してから
送信
ほどなく
私の書いたわるぐちが
白い画面に現れる
匿名の
小さな怒りだ
ああ
私 ....
齟齬の由来
影はいつも
動く舗道の上
坂もスルスル
ずるいね
こっちは歩いているのに
考える人はこっちなのに
のっぺらぼうの頭の方が
よっぽど考え深げ
憂わしげだ
「そうね。 ....
おもいで、と
よく似た部屋では
呼吸がかなしい
呼吸が
まったく叶わない、
なんてことにはなり得ないから
しんしんと、
かなしい
痛み、に
からだは染まらないから
....
空き地の真ん中に
青い椅子が置いてあった
誰かが捨てていったのか
少しだけ古ぼけて
四本の足をきちんと揃えて
誰かが座るのを待っているかのように
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