絵の具の盛り上がりが
分かるぐらいまで
近づいて
どんな風に描かれているか
分析するのは
批評家に任せておいて
少し遠くから
その絵を
眺めてみようじゃないか
絵にはきっと
絵 ....
未だに実際に自分が言った台詞に
....
イタリアの小さな村に住むひとびと
その暮らしを綴る番組が好きだ
素朴で明るいシャンソンがふしぎだ
どこにでもあるような人生など
たぶんないのだろう
ちいさな村に住むひ ....
戦争に於いて
捕虜の虐待を禁じる
ジュネーブ条約も
非人道的な兵器使用を禁じた
ハーグ陸戦条約などが
存在するが
それは裏側で
戦争を肯定するものであって
ぼくにはどう考えても ....
百葉箱に住んでいた校長先生が
退職することとなった
わたしたちはそれを寂しいことと思い
お別れの言葉と
鯖を送ったのだった
美味しい鯖ですね、と
校長先生は美味しそうに食べ ....
98歳になりそうですが、頑張らさせて頂きます。お願いします。
あと2歳で100歳だぜ
もう歳なんて何のはかりか分からないわ
でもまだ身体はエネルギッシュだから
やはり27歳というのは年 ....
横たわる体に刻まれた痕跡、一度腐り果てたものがまた蘇生したみたいな違和感がその正体だった、じめついたシーツの感触に苛立ちながら、指先はいつも生温い欲望を溜めこんだ性器を弄んでい ....
誰もいなくなった 自分は口を押えていった
なにも伝わらなくなった 土のなかで風が落ちた
なにもいなくなった 毒も電気も吸われていった
ひとつひとつひだまりのなかへ
ひとつひとつひだまりのなかへ ....
誰かを振り向かせる力が
備わっていない
不用意に聞こえて来る
子供の泣き声や
小鳥のさえずりにも
存在は名ばかりで意地悪なほど
手が届かないからこそ ....
一日終わりのティータイム
香りと共に巡り行く
最後の一杯終わるまで
全ての時間を我がものに
母さんの前でうまく笑えない
母さんは昔、私の頬を往復ビンタした
母さんは昔、私を木に縛り付けた
母さんは昔、私の手の甲に煙草の火を押し付けた
何度も
....
平和は助けあい、
思いあい、信じあいの
三つそろって
できるもの
平和を思えば
その想いが伝わって
平和が世界に
広がっていく
平和を想って
することは
どんなに小 ....
ふと気が付いたんだ
最近の病院は病院のにおいがしないって
薬やエタノールの混ざった独特のにおい
目を瞑っていても何処にいるのかわかるにおい
長い間生活した入院病棟の個室や大部屋
白い天井 ....
ゴム跳びの向こうに何が有る
右足は 泥沼
左足は 川底
右手は 叢
左手は 岩
尻餅 付いた 瞬間に
皆が 笑うよ 花いちもんめ
くるくる回る 茎の隙間で
蓮華草が 楽 ....
空から地上を見渡せば
境界線なんてなかろうよ
けれども、
されども、
それなのに、
地上から空を見渡せば
なんでかな
数えきれないほどに黒線で
区切られて仕舞って見えるんだ
祖父がお風呂にはいってからずいぶん経つが、水をいつまでも持ってこない母を怒鳴りちらすのがわたしたちの父であり、入れ歯のおちた印度カレーを前に、斜交いに正座している祖母の息子、つまりその父はまだ ....
レディオヘッドの
KID Aというアルバムは
洗脳系ロックだと
四日風呂に入れていません
今日は入ろうと思います。
感情
感情的
感情的なところが無い
トム・ヨーク
きづめで拡大 ....
隠し続けてきた快楽の芽
浮かんでは消える数百対の美辞麗句
云うべき空は
逃げるべき海は いつの時代も予告なし
過去と今
今と未来
明確に
区分できるはずのない大地に
意図もおぼろげ ....
たいふういっか
が
台風一家だと
思い込んでいた頃
台風が去った朝
通学路には
一家が遊んだあとが
残されていた
なぎ倒された空き地の草
折られた柿の枝
おしゃかになった傘
....
左にある物体を右にする動作を繰り返していました
それくらい自分はパンダみたいな生物でしたね
雲が右から左へ流れ
私を通過する際のみ雨をしたたらせました
二葉が滴を反射しとてもきれいでした
....
暗闇の中で
豪雨がたたき付けていた
森は 揺れている
死体も濁流の中に巻きこまれた
山小屋は跡形もなく崩壊し
鯨の体は 岩の間に 沈んでいく
船が 護岸にこすれた
重苦しい音が街 ....
潜る
深い深い思考の中
深海魚みたいに
やさしい言葉はかんたんにでるのにね
ほら笑ってるそばから
胸がいたい
自分のことが好きですか
深い海のそこから
あたしは泳ぎはじめる
好きです ....
声を
大きな声を
声なき声を
やめてよと泣いて縋れば
あのものたちは帰ってくるのか
{引用=
それは違うね
あの頃の私たちは
酷く子供で
大人になって
そのことが解った ....
ぼんやりと 外を眺める
雨の日
誰もいない校庭
賑やかな廊下 教室
ただ 退屈な、
いや、馴染めないでいる
寡黙の私
語りかけてくる
言葉をさえぎるようにため息
チャ ....
さしこ(仮)
ごらんあの光が見えるかい? 結局は偽物だったのかな
指先にようやく触れた未来は 跡形も無く消えた
戻れないところまで 連れ回された挙げ句の果てに
箱舟は私を置いて飛び去った ....
日傘を差した女の影が
歩道の凹凸を滑って行く
踵を返す青い熱帯魚
フルートの鋭い閃光
アイスピックを ....
雨の音を聴きながら
ヨーグルトを食べる
雨脚とはうらはらに
部屋は静かで
ただ頭を撫でられていたかった
この手はいつも
あなたの為に空けてあった
からっぽの傘を握るために
わた ....
並んでるだけで
仲間にみえるけど 傘
ヒトの顔がみえないだけで 傘
安心できるね
大きいとか
小さいとか
綺麗だとか 地味だとか
あるけど 傘
どれもいいよね あっていいよね
....
あなたじゃない
わたしは
こうして
だれも紡がない
旅で出会う
たくさんの たくさんの
人たちと
決して混じることの
ない
こうして
だれも紡がない
夜と
夜の
....
肉体の故郷よ
不沈の空母と
なれ
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