輪の上で天使は踊り
光は風に変わり
お前は俺となった・・・
大樹の下では一人の少女が
素朴に読書をたしなんでいるが
その上空には一つ目玉の怪物
更にその上には神様がそれらを見ていて
嘆息 ....
ぼくは杖など必要ないと
想って生きてきた

杖を欲しがる奴は
弱い人間だと見下してきた

でも何故なんだろう
ぼくはいま杖を必要としている

杖を欲しがる奴には
絶対なるまいと決め ....
詩を書いていた
未だ見ぬ自分をかきなぐっていた
一体 いつ
僕はそれを叶えるのだろう
ひとよりさきに
さくひんがある

げいじゅつも
いきざまも
いのちも

このさくひんは
だれかが
つくるはずだった

というような
さくひんを
つくった
わたし ....
街角の桜木

白いぼんぼり

だれの葬式か

灰の花びら


花びらが草にのってるよ

草の愛らしさ

そっちに心が惹かれるよ


街角の桜木

白いぼんぼり
 ....
冷たい雨が降ってきた
おれは黒々と木のようで
 心臓だけがガス灯
何を照らすでもなく ぼんやりと立っていた


小さな春は震えていた
おれの心臓に寄り添い 冷え切ったからだを温めた
 ....
わたしたちはFEEDされている。

生きるには時間が経ちすぎている、
絶望は希望よりもすこしだけ早く感染する、
いるといないの合間を貪る猫。
不自由で浴びる、
嘘を吐くときは好きではないが ....
あぁ全てのひとは 
透きとほったぜんまいを背中に巻かれて 
晩夏に樹からぽてっと落ちる 
あの蝉に似ています 

(宇宙の銀河の果てから観れば 
 ひとの百年は一瞬です・・・) 

あ ....
百円で買った文庫本

アメリカのとある古い短編小説

マウンテンパーカーの前ポケに

ちょうどだからと出かけるときに文庫本

雨がぱらぱら

結局ざぁざぁ

一日降って傘をさし ....
ええ、その歌は聴いたことがあります。

まだ友達のいなかった頃、
クローバーの惨劇の指揮者として。
聞こえていますか
僕のこの声

届いていますか
僕のこの想い

晴れ渡る日も
土砂降りの日も

叫び続けた

この声
この想い

素敵な音楽になって
君の心に響い ....
床屋さんで伸びた髪を 
ぱさぱさ、切った 

エプロンの上に 
切り落とされる髪は 
いつのまにか 
白髪交じりになっていた 

青年と呼ばれた頃よりも 
白い髪が増えた分 
ここ ....
白人の女が泣いたよ
白い尻を震わせて泣いたよ

馬は馬並み
でかいよ
でかいでかいモノだよ

超アングラビデオよ
北京の通りで買ったよ

白人の女は白目剥いたよ
断末魔の叫び声上 ....
灰色のひかりが街道に爆発している

そのひとつひとつが銀河のようだ

とらえ所のないまぶしさに視線を落とす

花びらがアスファルトにこびりついている

となりの土に草葉の緑

それ ....
あきらめられた真昼には
羽で見えない筆の在り処
青と金 また青と金
酒瓶の底に立ちつくす地図


鳥が煙に生ませた子
どこまで歌い
地を揺らすやら
羽毛を羽毛になぞる ....
路傍に苔むす王たる剣が
背とはらわたの国に敗れ去るとき
わたしはまつりごとを酸に溶かし
永遠に厠で廻っていよう
曇うがつ陽の行方を確かめぬまま
春が生む負を見届けぬまま
 ....
深々(シンシン)と
遠い闇の
押し寄せる
夕刻の
八重咲きの
鬱金香
手淫はいいな
できたらいいな
自涜とか自慰とか
言い方いっぱいあるけど
ぜんぶぜんぶぜんぶ
おんなじことだ
ふしぎなグッズを使うこともある
あの娘と自由に夢の中
「ハイ!マスカクター」 ....
花びらたちが役目を終えてきみへと流れ出す
きみから涙は出ないのに
あしもとには戻らないため息の砂塵がしみ込んで
希望が小さい竜巻のよう わたげのよう
くるりくるりのてーま 

空けた球体の ....
嫉妬という言葉を 
あなたは教えてくれた 
無防備に眠る 
あなたが憎らしい 
そっと首に 
両手をかける 
胸の奥で 
ちろちろと燃える炎 
このまま力をいれたら 
あなた ....
参考資料の提出があった
瑣末な誤字脱字が散見された
作図と細則の改正が必要と思われた
差額についての催促を済ませて
採光のためにブラインドを開ける
サッカー場の方が
先ほどから騒が ....
ブラのホックを外してごらん
どうやって君は乳首を隠すんだい?
一番大事な部分は?
すべて見せるわけにはいかないんだ
そうさ君は着エロさ

僕はシャッターを押すよ
君のためにビデオも撮影す ....
あたたかい湯船につかると いつも思う

貴方が一生懸命 働いてくれているからと

 感謝の湯にふやけるまで 愛情に浸る

一緒に嫁いだネコも 
今では 貴方のお膝の上が お気に入り

 ....
徹底的に吟味されたまちに住んでいる。
公園にはサンドイッチが整然と並べられ。

そのかどをまがると20mほどでいきどまりだ。
そうした指摘になすがままにされ、
いま、ここがどこだかしっている ....
新しい暦が生成している
遠い国で洗い上がったシャツの匂い
ためらいと高揚
背中に触れる唇の温度
インディゴに溶け込むマゼンタ


梢たちを過ぎて
吹き下ろす視点から
 ....
人の気配のある
白い給水塔
鉄塔の向こうの
黄昏に刺さった
古い縫い針を
抜いてくれたひと
群れるなよ
青空が
桜にささやいて

とりもつはずの太陽は
笑うだけ
雲を浮かばせながら

だれかの影も
立ち止まっている
でも
またあるきだす

たくさんの花びらが
祝福 ....
潮騒がさわいでいる
白い手のひらを翻しながら


あなたが光を浴びて笑う海辺です
わたしがまぶしそうに昼の月を探す
あなたが風に吹かれてたたずむ海辺です
わたしが泣きだしそうに砂に貝を拾 ....
現国が終わって社会になった。
住所不定のまま電子ジャーを持ち歩いた。

靴ベラを探している。
紙袋の底、ジャンバーの内ポケット、黒ずんだビニール袋の中、
缶のはいった布袋。
靴ベラの代わり ....
まどろみのなか
わたしは
今朝も
ひとり
つり糸を垂らす

湖面は心を映す鏡
澄んでいれば
すいぃーーと泳ぐ
ひらがなの鱗さえ
見えることもある
濁っていれば
口笛など鳴らし
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
丘を登るyamada...312/4/13 5:00
HAL7*12/4/13 3:30
くそったれの、人生番田 412/4/13 1:56
作品小川 葉212/4/13 1:00
灰の花びら吉岡ペペロ312/4/13 0:59
つぐないただのみきや22*12/4/13 0:23
ふりそそぐはるな9*12/4/13 0:06
夢の惑星 服部 剛812/4/12 23:53
雨に濡れた文庫本灰泥軽茶20*12/4/12 23:47
クローバー吉岡孝次2+12/4/12 23:27
心の音楽ジュリエット212/4/12 23:18
1ピース 服部 剛312/4/12 23:17
白人の女[group]花形新次0+*12/4/12 21:24
土の草葉に吉岡ペペロ612/4/12 20:14
鉄の花木立 悟512/4/12 20:07
ノート(49Y.4・10)[group]112/4/12 20:04
鬱金香フクスケ112/4/12 19:40
オナえもんの歌[group]花形新次012/4/12 18:42
春のテーマ唐草フウ14*12/4/12 18:33
虹色ポエムRT812/4/12 18:10
サマータイムたもつ612/4/12 17:57
Chakuellow     唄:さぶいプレイ[group]花形新次0+*12/4/12 17:16
感謝の湯朝焼彩茜色9*12/4/12 16:26
徹底的に吟味されたまちはたらくくる...3*12/4/12 16:19
春のリートあまね2012/4/12 16:16
黄昏フクスケ312/4/12 14:59
青と白朧月412/4/12 14:18
海辺にて石瀬琳々9*12/4/12 14:03
社会はたらくくる...412/4/12 13:37
あさつりそらの珊瑚8*12/4/12 8:31

Home 戻る 最新へ 次へ
2634 2635 2636 2637 2638 2639 2640 2641 2642 2643 2644 2645 2646 2647 2648 2649 2650 2651 2652 2653 2654 2655 2656 2657 2658 2659 2660 2661 2662 2663 2664 2665 2666 2667 2668 2669 2670 2671 2672 2673 2674 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.74sec.