「詩人はキスをする時
目をつぶるの?」
という質問が子供から来ました
詩人はキスをする時
目を開けています
何故なら詩人は
見えない物を見るのが仕事
だからせめてキスの時だけは
相手の ....
僕の心が歪んだのはいつ頃からだろう
もう覚えてないけど
ふつふつと湧き上がる破壊衝動
広がっていく無気力感

それでも社会に順応する為に
笑ったり泣いたり
怒ったりぼーとしたり
表情を ....
たった一度だけ君の瞳を見つめながら 

この歌を歌いたい 

聞こえなかったふり 

わからなかったふり 

君のそばを吹き抜ける夜風のように感じてもいいから 

この歌を歌いたい ....
雨宿るこの地球で
僕は何を思うのかな?

殺伐とした砂漠に
雨は幾年月 やってこない
霧だけは たまに
朝日を滲ませる

そんな土地にも生命はいる

虫は身体を器にして
霧から水 ....
そっと風が吹けば

散り散りにこころは飛翔し

うらおもて

うらおもて

ひるがえり

夕暮れ空の向こうで

群れをつくり

大きなさかなが一匹

空をゆっくり泳いで ....
ぬかるみに寝そべって見たお月さまは

丸いというより少しいびつな形に見えた

生涯の伴侶と決めた人を差し置いて

愛する人を想う気持ちに似ている

いびつ

こ ....
百合が
その体を天に向けて開いている
掃き溜めのスターゲイザー

星の見えない夜には
星たちのことを話して過ごします
星の見える夜には星を見ているからね

時刻は
トッケイ時計が告げ ....
たとえば南極、太古の地下湖
掘削機の先端が届く寸前に
掘削を止めたボストーク湖
地下四千メートルの手前

突進しがちな地球人でも
こんな風にたまには
触れるべきでないものには触れずにいる ....
毎日の駅舎の
プラットフォームの屋根の
「頭上注意」のとある一区画から
いつも落ちて来ていたハトたちの声
優しく鳴き交わしていた声

くるっくー
でぽー

けれども今日は駅舎の
プ ....
サイダー缶を傾けて
中身を地面に溢しながら
私に話しかける骨

アップル炭酸は
低いところへ流れますが
プライドは高い場所に
流れるのです

この剣を差し上げましょう
8万ゴールド ....
のみかいが
ちゅうしになった
これで
もう
かのじょとか
できるチャンスを
のがしてしまい
できないし
つらいこと
ばかりだし
いきていけない

かのじょをつくって
つついた ....
傷がある猫は














 ....
あたらしいものにはまだ名前がない
形もあまり決まっていないしそれはたぶん

人類が歴史のなかへ隠しておいたものを
あきらかにするようなようなかたちではみえててこないのだろう

冷蔵庫のドア ....
閉鎖傾向の鞘の中。
無数の土産屋の陳列列島(劣等)。

身なりの時計は
知らず知らずのうちに
どこかと
だれかと
みんなと
かたこと
たわごと
ままごと
「と」ととっとと同期しや ....
文字を生むのがこわいから
ころころころがす
丸くなるよに

あなたが私を
斜めにみるから
ほんとうなんか
みせないって決めた

文字のつぶて投げて
怒ってみたら
悲しそうになった ....
笑ってください。
泣いてください。

貴女はそれで
いっぱいになります。

笑えば笑うほど
心は広がっていき。
泣けば泣くほど
広がった心は満たされていきます。

笑うのがプラス ....
あの日手をひかれるまま
土にふれいまなお息づく幻の陰りを持つ白い夢あなたに隣を託した
時がほぐれ過ちのスカートが白いビニールと燃える
重なるふたつの大切にされないでひとつだけ満たされ ....
することもなく暮れてゆく初夏の夕べに
僕は鼻歌を口ずさむ
ナーナナナナナーナ♪
まるで悲しみの上に覆いかぶさる布団のような歌
二人の間ですることは何?
何をすればいいのでしょうか
死に向か ....
今夜も 眠れないらしい

羊を999匹数えたところで

口元が 音を吐き出し始めた

意味を手繰りようのない

音の連鎖に過ぎない

ときおり 息を吸う音が

人の発する声で ....
或る雨の日あなたを想って泣きました

机の引き出しにしまったままの手紙はインクが色褪せて読めません

グラタンは焦げ過ぎました

愛しい苦しい哀しい切ない日常がこの先ずっと続いて行くのです ....
おもちゃ屋さんで
すきなキャラクターをみつけ
とびはねる娘

そそくさと
守備範囲に向かう
夫のひと

そんなふうに
いつまでも
すきな気持ちを
はなさないでね

今日は最後 ....
思ったよりも
女と呼ばれている
それらの体液は
声が低いものだ

みんながみんな
ソプラノでは
歌わないし
歌えない

だけど
おのおのが
女達の
おのおのが

人生を濾 ....
歩道橋のてっぺんで
サプライズだった

お父さんはポケットから
オルゴールを取り出して
回した
手回しオルゴール
曲はハッピーバースデー
ふとおかしくなって笑った

(わたしあなた ....
北の地
風車がまわっている
あなたが待っている
わたしを待っていると言う

東の地
高い人造の樹が一本
よく見えるところ
わたしが一人でいるところ

約束ならば忘れるために
形あ ....
日常が
あまりに慌ただしいと
しずかにしている
しは書かない


こころに
隙間ができると
ことばで埋めようとする
そういうしは
少し語彙がかなしい

こころに
刺激があると ....
最近、毎日のように傷を付けられる。

生乾きのままだからどう接していいか分からない。
何でもなかった様に話すのは、
その傷をどこに置けばいいか分からず
どう取り扱えばいいかも知らずにいる ....
私は寂しさを知らない
寂しさを知るには温かさを知らなければならないから

温かさの中にあってそれを失った時
初めて寂しさを知る事になる

私は温かさを知らない


優しい人たちを遠ざ ....
ふわふわと揺らぐそらに

一筋の風が吹き抜け

綿毛が飛ぶように生れました

私は私であると理解し
強いものは弱いものに愛を捧げます

いつも真っ直ぐ居なさいと
彼は頭ごなしに言う ....
物語を失くした国を出てゆく
誰に追われるでもなく 逃避行のように
思い出す場面は 冗談にもほどがある
あの北欧映画の 
ラストシークエンスによく似ていて
 
 愛し過ぎたが故に遠ざけ ....
最初から 天使はそこにいなかった
ステンドガラスの向こう側に
飛び去った天使の羽のかけらが
色褪せたまま落ちていた

彼らはいつも そこから微笑みかけている… そう
私に信じ込ませたのは  ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
詩人のキスyamada...2+12/5/31 0:02
歪いびつeris1*12/5/30 23:47
Only One文字綴り屋 ...1*12/5/30 23:30
届かない唾ちゃむ012/5/30 23:28
うろこころ灰泥軽茶13*12/5/30 23:15
いびつ永乃ゆち2*12/5/30 23:08
移ろいの容器海里212/5/30 22:25
アース・アタック!112/5/30 22:25
ひそやかな密度312/5/30 22:25
光る夜の魔剣mizuno...212/5/30 22:10
騎士階級(エクイテス)6112/5/30 22:04
傷がある猫はTAT112/5/30 21:56
あたらしいものたち梅昆布茶1112/5/30 21:38
ゼロから一、一から?(ハテナ)へyuugao212/5/30 21:00
ひとふでがき朧月6*12/5/30 20:45
よりそう、詩。神木♪龍112/5/30 20:35
VIEW2010 1(2)はなもとあお612/5/30 20:35
我はヒーロー杉原詠二(黒...1*12/5/30 20:25
赤い夜takano0*12/5/30 19:58
大気の中で(改作)永乃ゆち0*12/5/30 19:56
ひとつだけmizuno...012/5/30 19:19
濾過和田カマリ2*12/5/30 18:51
三月のオルゴールもっぷ512/5/30 18:30
文通612/5/30 18:19
しーかんな10*12/5/30 18:02
傷を山岸美香112/5/30 17:56
永乃ゆち3*12/5/30 16:19
みずのそらそらの とこ212/5/30 15:02
流浪に添える待合室komase...012/5/30 13:31
Dark Angel南 さやか112/5/30 13:24

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