僕には触れられない空白に書き込まれたコード


(時々イタイ)


会いたいといえばいいのだろうか


(霞んで消える蜃気楼)
あなたの視界の片隅に浮かぶ塵だから

息を吹きかけてくれるとうれしいよ



(それだけで舞い上がれるだろう)







大した重さも持っていないから

そ ....
ぼくは怒鳴らない

暴力をきらう君のために

ぼくは怒鳴らない

怒鳴らないどころか

君の寝顔に

クリームを塗ってあげる

ぱたぱたぱたぱた綺麗にしてから

君の寝顔に ....
{引用=題名だけの詩のスレッドより、
八月生まれの題名たち六年分から取捨選択を重ねて抜粋。
題名だけの「詩」として投稿していたものであるがゆえ、
自由詩のカテゴリーに。
もしもお使いになりたい ....
誰にも好かれなくてもいいから
誰にも嫌われたくないと
願うあなたは誰でしょう

いつからですか
そんな風に思ったのは

いつからですか
好かれるのをあきらめたのは

いつからですか ....
きっかけは女の子がいれた一杯のコーヒーだった

「エスプレッソが苦いって誰が決めたの?」
その余韻は記憶となり小生意気な声で
私を侵食して何かを変えた
その時感じたフルーツのような新鮮な酸味 ....
僕は力が足りない
人の群れの中でいられない
好意を向けられないと耐えていられない
そんな自分を情けなく思う
悲しいことばかりだ

悲しい、と表現することでしか
世界と関われない障害者は
 ....
夕御飯の片付けをしていたら
最近歩くことを覚えた 二十ヶ月の娘が
「あんよ、あんよ」と言いながら 手を伸ばしてきた

ああ
たとえどんな重要なことをしていようと
こんなにも透き通った瞳が訴 ....
雲からたれる一本の線に
違和感を結び 放す
わたしに害をなすものは何か
24時間 口は開けておけ
そこに 飛び込んでくる 虫が
あなたたちの 友人だ
殺してはいけない

 ....
ルールは守らなくてもよい
暴力をふるってもよい
利益にならなくてよい


「それでは社会がなりたたないだろう!」


でも
いまの社会で俺は成り立ってないんだよ
と、マイクは言った ....
むかし熊だったころの話をすると
わたしの手あしの毒虫に噛まれたところがどくどくと痛むので
これはむかし熊だったころにも同じところを噛まれたのだろうなと
予想できる

それくらいの頭で
 ....
陽のしたで
わらっている子ども
泣くとき大声あげるん
だろうな

ひざをかかえて
血をなめている
わたしのもとへ来る蛾は
どいつも羽が
不揃いで

うまく飛べるように
たか ....
波のきれいな浜辺には
おいしいココナッツがあるんだ
信じられないくらいでっかい魚が
沖を泳いでいるんだ
いつか旅に出たとき
パスポートをなくして困ってるやつがいたら
助けてやれ
英語が話 ....
きのうのきみの
ことばのとげで
こころがチリチリ
いたんでヒリヒリ

きみにあうまえのぼくを
きみがしらないなんて
あたりまえのことに
はらをたててもおわりはないよ

きりなしうた ....
列に帰属する蟻
ときたま
はぐれて戻らぬ蟻もいる

白いカナヘビが忍者のように
するりと岩陰に隠れた

彼女は言った
東京は子供が住む場所じゃない もはや
20キロも200キロもおん ....
平成よ(歌舞伎を見て)


すちゃらかすちゃらかどんどんどん

白さと清さを忘れるな

女と男がどんどんどんすてどんどん

さても人間喜劇のどん底の

規格を外れし人々は、

 ....
かつてマコンドの村を生み出した老作家が、大きな時計草の中に封じられつつある。一年目の孤独が始まるのだ。それはラテンアメリカがもはや遠い場所ではなく、中国産鰻の蒲焼きがスーパーに並ぶことと同義だ。でも炭 .... 筋肉痛に薬をぬりこむと
段々 痛みが薄くなる
不思議だ
そういうものだから買ったのに
神経が感じなくなる痛みに
漠然とした不安がひろがる
しかし 不安より生活だ

とにかく痛まなければ ....
なぜ命を賭して戦場に赴く
ジャーナリストや写真家が存在するのか

彼等は知っているのだ
戦争でまず殺されるのは女や子供たちではなく
もちろん兵士ではなく真実だと云うことに

それを知るた ....
何もわからない
気持ちの一つさえも
触れ合うことはない
君は女で
僕は男だから
もし僕が女であったなら
僕たちは子供のように
無邪気に遊ぶことができただろう
君は女で僕は男だから
 ....
ねえ 何か 見える
断定系に見えるのは
クエスチョンマークが
足りない性

そんな所為にして
何でもないと笑うことにも
慣れた頃

塔が 引っくり返った
そして
悪魔が 笑った
 ....
諸々の
家電の
パネルの
光がまぶしくて
眠れねえんだよ

コンセント
引っこ抜いて
まわれってか!

ふざけんな
この野郎

めんどくさい
ザアマス

アイマスク下さ ....
 
いつもの朝食 いつものテレビ
そして、いつもの一日

いつもの幸せ




 
北と南の別れ道で
南に向かう理由は
誰にも秘密にしていた

いっきに 林を抜けると
町の灯りが広がり

右回りの緩やかなカーブで
あのありきたりな言葉が
言える瞬間が 好きだ
{引用=一部内容に猟奇的な表現があります
不慣れな方はお読みにならない事をお勧め致します}
序章 ― 既視との遭遇 ―

尿意を催し真夜中
廊下の電気を点けた時
玄関の暗がりに一瞬、顔が浮 ....
痺れを切らす午後が
薄皮を穴だらけにする
口の端にこびりついた
昼の餌の放つ臭気
洗面で洗い流して
あとかたもなく洗い流して


遮光カーテンの向こうで
目も合わさない今 ....
指から少し離れた宙から
水が こぼれおちてゆく


紙を三つに切り
ひとつ あまる


ところどころ 穴のあいた肉から
音が抜け落ちてゆく


鬼の子が二人
 ....
左目はいつのまにか
左目になった
今も
怪訝な顔をしている


花を折っても
花のまま笑む
悲しくて
誰も見なくなった


海が窓を切り
壁にしたたる
冬の ....
真っ暗闇に浮かび上がる
ちっぽけな埃みたいな

吹くだけで飛んでいってしまう
ちっぽけな埃みたいな

ま゜ま゜ま゜ま゜ま゜


微かな灯りを浮かび上がらせる
ちっぽけなフューズみた ....
王冠は
かぜのなる楽器

ひかり
まばゆい宝石は
言葉のむこう、
時間の
思惑

暗君をわらう重鎮たちは
きれいなよるの鋭角に座して
姿をもたぬ姿を
悦ぶ

進言は ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ポエム4*12/8/24 21:20
7*12/8/24 21:00
ぼくは怒鳴らない吉岡ペペロ312/8/24 20:55
颱風月生まれの題名たち[group]小池房枝412/8/24 19:05
記憶喪失なきり312/8/24 19:04
海の記憶とコーヒーと[group]深水遊脚10+*12/8/24 18:55
蜻蛉国杉原詠二(黒...012/8/24 17:18
あんよがじょうず夏美かをる15*12/8/24 15:01
eco b ecoイシダユーリ312/8/24 13:32
通り魔の論理馬野ミキ212/8/24 12:45
美しいひとはるな412/8/24 12:32
212/8/24 12:20
when the children crymizuno...112/8/24 12:17
チリチリちるちる水中原動機112/8/24 11:07
ダイイングメッセージそらの珊瑚10*12/8/24 10:31
平成生田 稔112/8/24 10:17
イーストエンド【ツイート詩014】シリ・カゲル012/8/24 10:04
かもね砂木6*12/8/24 7:25
まず殺されるものHAL4*12/8/24 3:15
さようなら番田 012/8/24 2:52
ジョーカー藤鈴呼4*12/8/24 0:37
フーミン谷の村長花形新次012/8/24 0:33
いつもの殿上 童20+*12/8/24 0:23
夜景ぎへいじ2*12/8/24 0:18
需要供給間salco5*12/8/24 0:17
夜のぬかるみの中で不十分な手入れの銃を構えているホロウ・シカ...4+*12/8/24 0:14
わたし うつわ木立 悟612/8/23 23:45
ノート(冬とけだもの)[group]512/8/23 23:38
フューズ1486 1...012/8/23 22:10
即位[group]千波 一也2*12/8/23 22:07

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