その
夏でも長袖のシャツの中身にきょうみしんしんの あたし
だれにエッチ!とののしられても
そんなことでは、めげないんだもん
きみはどこまでいっても
世界一かわいいおんなのこ ....
美しい女に
美しい
は軽率だ
本当の馬鹿に
馬鹿
とは言わないし
嫌いな奴には
かける言葉もない
ひとり
いつものバーで
とあるカクテルを口 ....
松の根元に
腕を組んで眠る彼女である
彼女はここいらの生まれではない
こんなにも湿った(朝の)あぜ道のそばでは
彼女は豊穣なる火の国の生まれだ
だからよくしゃべりもするし
燃えたりする ....
この街でたばこを吸うのは
俺とお前のふたりだけなのに
角ごとに立っているたばこ売りは
誰を待っているのだろうか
黄色いピースと
緑のマルボロが
あればそれでいいのに
....
みんなありがとう
楽しかったよ
いっぱい笑って騒いで
トイレもご飯もいつもの倍おいしかったよ
アタシの話聞いてくれてアタシに笑顔見せてくれて
楽天的であるのと
能天気であるのは
紙一重に過ぎない
君が
煙草を吸ってる
急に大人になって
なんだか遠くに行ってしまったみたい
見た目も
声も
行動も
いつもと変わっていないのに
出会ったばかりのあの ....
生きてるのか分からへん時間
私を置いて早足で過ぎて行く。
一緒に居るのに居ないみたい。
キンモクセイのこは私に幸せをくれる。
毎年私はこの瞬間がだい ....
ジャックの息子だから
ジャクソンにしたんだって
本当かどうかわからないなら
ジョンソンに聞いてみやがれっと
ミーヤ•ガレット(故人 享年132歳)
ジャクソンの息子はジャ ....
「石の不思議」
木の若芽
おごそかにあたたかく
さあ こちらへ来なさい
と呼びかける声が響いてくる
大きな何かがある
その方へ歩んでいって対面したのは
....
「足の下から」
木の若芽
大地はピアノの鍵盤だ
弾くのは光の指
華麗に見事に流れるように鳴る
わたしたちはその鍵盤のキーひとつひとつ
だから光にあた ....
烏もなくわな
こんな朝には
しんきくせえ空気がぷんぷんすらァ
俺はな
昔はそりゃあ大富豪の息子でヨ
金なんて困りもしなかったね
溢れるほど
金で泳いだ経験はあるか?てめ ....
抱きしめたくなるような朝だ
今日の空から当番の天使が降りて来て鐘を鳴らす
空色のビイドロ細工の世界はいつものようにカーテン越しに
光の言葉で瞼を押し上げてひと時の旅を促がし始める
こん ....
お前はついに来なかった
その足音をどこかに葬り去ったままで
俺が自分の嘘を屠殺するこの広場まで
稲は刈られ 柿は熟し
だがお前は来なかった
来なかったという銀河を巻き
来なかったという未来 ....
人の世のかくも美しき
もつれ魂の上にも
雨ぞやさしく降りしきる
茨冠戴く盲のダンス
もし蛇が海ゆかば
鳴る鳴る山野の幾千里
万里の波濤をこえて南風が吹くとき
....
きのう、ぼくは
この病棟に引越してきた。
これまでに、数えきれないほど
市内の病院を転々としてきたけれど
そのなかでも、ここがいちばん
大きな病院なんだと、お母さんは言った。
いろんな ....
路上で抱き寄せて接吻した
ためらい、
それを乗り越える瞬間が
疎ましく
誇らしくもある
羞恥心を脱ぎ捨てた時
鼻腔を
喉の奥を
またたくまに全身を
....
雨のちはレイン
晴れのちもレイン
すべてが正しくて
いまがベストだ
オーライ
悲しいことも
オーライ、オーライ
楽しいことも
雨のちはレイン
....
騙すより
騙されるほうがいい
そんなのうわっつらな人生の
うわっつらな嘘っぱちだ
たとえば散歩の道すがら
地蔵のまえなど通るとき
意識もせずになにをか祈る
気 ....
なんにももってない
そうおもってるのに
いっぱいもってる
なぜそうおもわれるんだろう
幸せってなぁに
見本なんてないよ
わらってる
だれかはなにをもってるの?
こころの ....
コーヒーを切らしたとして
私はコーヒーと少しの間別れるだろう
買い物に出かけるでもなく、まして買い置きなどという考えもなくて
消耗するものに心が付いて行かない ....
家の中の草原です
それは
冬の朝であっても
凍らない草の原
人に踏まれて
煙草の焼け焦げをつけられ
とうに瑞々しい緑は失われ
白茶け くすんで 擦り切れている
それでも私は草な ....
キャプテンだけど背が低くて
見てられなくて
だから その間
私は将棋部で
神の一手を目指す
子供の頃 正義の味方
いつの間にか 悪の手先
いろんな夢 叶えたけれど
夢は夢の 夢の中
だった
いつもなら テレビでは
かき消されて 全て
独り言で おまえ ....
ロイヤル・ブルーの空に
白い布団が敷いてある
私に無縁で遠い
トレッキング・ストックを
アスファルト・コンクリートに
突けば似つかわしく無い反発
私に縁のある衝撃か ....
真夜中に破水する
完結しなかった気分
ディスプレイの明かりだけが
生き残った部屋の中で、ああ…
生活の残像
こびりついた窓
送信済みのメールと
届かなか ....
会社を辞めて、笑っていた。懐かしんでいた…。昔を
詩を書くことが
赤信号は渡るな
人は殺すな
お茶は濁せ
とりあえず笑っとけ
そんな下品な想念に
汚されてたまるか
なんと言われても
詩人の我執
道の端っこに落ちていた
マグネット人形が
トラックぶおんの勢いで
わたしにひっつく
東南アジアの小さな島々
露店にぶらさがる毎日
ふとしたきっかけで
ぽろりと ....
誰にも苦しみや悲しみがある。
でも自分の価値を見出し
自分にしかできない事をして
悔いのない人生を送る
それが来世への希望になり、
最期には安らかに眠りに
付く事ができる。
気持ちだ ....
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