行き遅れなのか
貰い遅れなのか
今は男女関係ない
行き遅れの男子もいるよね
ベンツや
ベンベや
フェラーリに乗りたいけど
それだけ
の
男の隣はゴメン
....
背の羽の刺青
岸壁の火
光と冬 足もとに
砕けゆく音
蝋の曇が
水面を覆う
地の足跡は空へつづき
雨と雪に満ちてゆく
暗がり 水たまり 分かれ道
....
粉雪
白いベールを纏った
氷
掴みたくて
手を伸ばしてみても
そこに在るのは空っぽの手のひら
無限に届かない
その距離には
寂しさが苦しいほど降り積もっていて
吐く白い息 ....
花団地 (かだんち)
花団地 では
お隣とうちの間には
透きとおる壁 いちまい
光も音もつつぬけ
あいさつしたり
ちょっと荷物を ....
体節をへし折る
感傷の季節に浸る
まだ青いからだを隠し込んで
いやらしい思い入れを隠し込んで
登校、あいさつ。
異性ということばに
ときめきを感じる
つかいかたは知らないのだけど ....
ゲロを吐くには
吐くなりの
理由があってもいいじゃない
前触れ無しに
吐くなんて
酷い話はないじゃない
何故よ
何故何故
ジッパーを
下ろして
ポコチン見せただけ
なのに
....
きみはぼくじゃない
ぼくはきみじゃない
きみはどこまでもきみで
ぼくはどこまでもぼくだ
だからきみはぼくをもとめる
だからぼくはきみをもとめる
そしてきみとぼくをむすぶ
愛と ....
肌のきらめきだけで
月が出ているとわかる夜
きみの胎が優しく
蒼い氷をはらんでふくらむ
白いシーツのうえで
ふたつの影がみっつになり
....
{画像=121104135433.jpg}
まあ これを
「ラーメン」と主張するの
麺も具も出来合いじゃ無いよ
少しだけれど
自信がないよ
これの注意点だけれど
....
しろいはな
いろいろのは
かれえだ
すっぽりぬけたあな
ねっこまでいなくなる
とどかないおおきさと
そそぐきもちが
たりなかったんだね
....
日曜日。
朝、というかもう昼か。
目が覚めると、昨日の出来事が脳内で再放送。
それで一人、勝手にへこみまくりです。
笑われるかもしれませんが
これで意外と、私、気 ....
影に
めをみはる
おおきく、なって、しまった・・・
ゴールデン街の
女装オカマバーに
出入りしてた踊り子は
思った以上に肉感的で
ぽっちゃりしていた
何軒かはしごを付き合い
その後
当然のように
体を求め合ったが
此処は商 ....
ずっとオオカミに憧れていた
飼い馴らされて
犬にならずに滅んでしまった潔さに
美しささえ覚えた
人の世で唄い語り
見かけは人間でも
オオカミに憧れていた
そんなことがあって
....
君の手は
暖かいですか?
僕の手は
冷たいんです
心まで
冷えきってしまう前に
どうか
君のその暖かな手で
僕の
冷えた手を暖めてください
....
{画像=121104071944.jpg}
かぶるもの なぜにいせいと するのだか
たぶんいせいが こわいからだろ
ねこはなく どこがごろごろ いうのだろ
おいおいおまえ ....
歩く
胸を突く風
あなたは以前のようには僕の女ではないのだ
不躾にちょっと悲しいへの字の眉を見る
触れる優しく疼くようにでも
のこるのは思い出だけ
きっとわかっていたんだよね
で ....
何かとても疲れた
遊びまくりたいと思う
そう思って池袋にナンパに出かけたけれど
誰もそうやすやすとは話しには乗ってこなかった
お金を払うとその女の子はついてきた
マクドナルドでポ ....
そう呟かれて
ぼくはそのひとを殺してしまった
悲しかった
静かだった
淋しかった
自殺するひとの心が見えた
ぼくは飛び降りた
ぼくが殺人も自殺もしなかった ....
時計の針が熱を出し
飴のように変形する文字盤
使い古された木製の乳母車が
らせん階段をひとりでに
転がり落ちてゆく
それを追いかけ飛び跳ねる
古びたフランス人形
音の鳴らないトイピア ....
その日は マンガを読んで
カーテンひらき 瞑想して うたたねした
その日は 今思うと 楽しくて 苦しくて
悲しくて 輝いて 私には見える
長い道を歩くように
楽しいことを想像したらいい
....
{画像=121103231917.jpg}
この美しさを見よ
嫌悪を凌駕するぞ
天然の造形なのだ
己が然りと出来る
範疇を超えている
繊細な罠を張って
微妙な ....
人の集まる場所に行った
見まわせば
家族の場面を切り取った様な人々や
彼女を労わりつつ歩を進める人が
周囲に気を配りつつ
もしくは
屋台で買った物を頬張る
人々の嬉しそうな顔
....
膿が出た出た
膿が出た ヨイヨイ
チンポの先から
膿が出た
あんまり
チンポが痛いので
医者にみせたら
抗生物質くれた ヨイヨイ
気ぃつけないと
あきまへん ヨイヨイ
シャクだからと
ブン投げたい言葉を
石楠花の 茎に預けて
水を差す
そんな言葉は ナンセンス
静かな如雨露で
大人しい土を固めるのが
雨と仲良くなる証拠
その証拠に
太陽は 微笑ん ....
ファラオという字を見ると
興奮するのは
何故かしら
エッチがないのに
って、なかなか上手いこと
言うじゃない
でも、そんな
きみの頬だって
幾らか紅潮しているよ
紅潮という字も
....
君のきれいな手が
思いがけない角度から
あざやかな深みをさぐり当てるのを
僕は見ていた
遠い昔から
数多の吟遊詩人たちが
僕の胸へと歌いついできたのは
きっと君のことだったんだ
....
進もう
昨日のことは
忘れて
今が
楽しければ
それでいい
だから
楽しい時は
思いっきり
楽しもう
辛いことは
耐えるから
未来は
明るく輝いて
....
こだわっていた
見える形が欲しくて
愛情も友情も
勝手に線引きして
決めつけた
そんな事しても
何にもならないのに
安定した感情
喜怒哀楽なんて本当に疲れる
心の沸点・融点は
....
時間は時と時の間
そして時は流れる
時を感じようとすれば
時は時間となっている
時をどれだけ短く切り取っても
時は時間になっている
時間はつながりそのもので
時は時間から生まれる
....
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