雨の一粒一粒が誰かの愛なんだってイメージできたら
一身に浴びる人は拍子抜けするくらい幸せなんだろう
すごいスピードで飛んだ鳥!
かれにとって街は一瞬通りすぎた愚痴みたいなものか
す ....
絶望のしずかな荒野に
インスツルメンタルが鳴り響いていた
降りつもる痛みや悲しみ
こぼれ散るひかり
ゆっくりとゆっくりと
絶望のしずかな荒野に
インスツルメンタルが ....
何億光年きたのだろう
あの指先はまるで
折り重なった光を秘める
何億光年きたのだろう
あの瞳は
まだ知らぬ闇を
いとおしむに違いない
何億光年きたのだろう
きっとここにあった
....
優しいピアノの旋律
狂ったように強く君を抱きしめたい
子守唄を歌う穏やかな声
息もつけない程に君を抱きしめたい
矛盾相反する感情
突然入れ替わる表情
それが愛だ
これが僕の ....
古本屋のおじさん
ぽっかりあくび
あくびした先にほら小さな宇宙
小さな宇宙のなかに
あらやさしい雨
雨の中にまあ謎
謎の中にそう男と女
男と女がまたあくび
....
パイパンに悩む
17才JKに
振り掛けるだけで
ワッサワサに見えるって
嘘ついて
試したら
生アワビに
青海苔
ちらしたみたいに
なっちゃった
が
それはそれで
磯の香りが
....
若さがどれほど尊いか
その自覚がまるでなくて
ピエロとマジシャンになりすまし
ときいろの四次元を軽視して おらは
三度のおまんまを食べていた
そして それが いまや
老いに責められやっ ....
ネズミもいた
アヒルもいた
犬もいた
小さいけれど
電気で動く遊具もあった
あっちにいるのは着ぐるみの
偽物ばかりではないか
そう言って
こども動物園の ....
頭からすっぽりと
覆面をした人たちが歩いている
何十年か前には
こんな恰好をした人たちはいなかったのに
今では当たり前になっている
街は砂で埋もれている
身体の中に ....
椅子に腰掛けて目をつぶって。
ほら、これが私のあげる幸せよ。
くちびる、柔らかい感じだったでしょ。
そうかい、僕は、君とともに生きるよ。
そうすることで君の心と体に、答えたいんだ。
....
マナーモードなのに大きな音で震えている
そろそろ櫻井和寿みたいにしてください
僕らは寂しさに慣れたフリしてしまっている
毒は出ていった
二階の部屋の窓から
小さくてかたい何かが
机にしまわれる音をのこして
ゆうべの雨がつくった
川になりきれぬ、ささやかな
水の ....
靴下一日一足
一旦帰宅し脱いでも またそれを履く
靴下一日一足
不思議な私の掟
今日の靴下レースのエリザベス ズボンで隠れる乙女の秘密
そう 赤い透けるランジェリーと同じ ....
頭痛の種を咲かせるんじゃない
信号機と足場を失った人の念のこもった言葉が
裏口近くの腐葉土に
どんよりと吸い込まれていく
禍々しい太陽を天に見届ける
目にいれるものは選べる
動けば ....
まだ幼い息子に投げているのは
ボールではなく息子への愛なんだ
そして投げ返されるボールもまた
小さな息子からぼくへの愛なんだ
だから大抵の男は
映画“Field of Dreams” ....
山行には絶対持って行くべき装備である
日帰りの予定であってもだ
携行食料はカロリーの高いペミカンが良いだろう
衣服についてはレイヤードシステム
水筒も必携である
コッフェ ....
アパート、贅沢な荷室
惰性の中で想われる 知らない人
知った風に 想われる人
私、贅沢な荷物
腹を空かせ、吹雪を想うひと時
空は曇り/乱氷帯・ぬかるみ・吹雪・川
語彙と眼球と ....
深い森の中で
木々を揺らす風
風が耳をふさぐ
轟々と
ただ轟々と
この美しい国は
毎年何万人の人が
自ら死んでいく
あの森の奥で
あの部屋で
あの構内で
あの屋上で
....
十億光年の彼方から
飛来した一枚の花びら
一生をかけて旅しても
たどり着かない遠い星
送られてきた切れ込みの
入った桜の花弁から
感じる宇宙の拍動
地球は丸く
銀河は楕円
さ ....
130309
私怨団体の方に言われた
逃げてきただけではないかと
支援団体の方の後ろに隠れる
2011年3月11日以来
どんな厳しい環境でも
踏み ....
あなたが どうしても 観たいと言った
砂の器
中居くんが 出て来るドラマだってコトは
知ってた
微かな記憶を 手繰り寄せる
俳優も 演出も 時代も
きっと 全てが 違うのだ ....
私の身体に
輝かしいところなんか
何一つないから
無くなってしまったって
構わない
すべて
消えてしまっても
魂は残るから・・・
そんな気休めも
要らない
細胞の
ひとつ ....
「吊革に捕まる人々」
サラリーマンが
寡黙を突き通していた
単語帳に顔を埋める女子高生に
天井から釣り下がる輪っかで筋トレを始める男子高校生に
鼻をずびずびずびずび啜りま ....
「フェニックス」
小鳥は地に堕ちる
骨と骨の塊、つまり骸となった小鳥は
地獄なんて無かったことを知る
あったのは無と大気と一閃の雷
小鳥は痙攣する
人は ....
「森の民」
ここは森だ
木々のざわめきと鳥が全てを示している
中から殻を叩いているのは何?
取り囲む木々の枝枝に鳥たちは止まり
羽を休め、毛づくろいをし、ダンスを ....
〜隣にいる 可愛げなお妃様のお話〜
薄く掌の温度 撫でる
紅く火照る頬 触れたいよ
水際で待っている その間が余暇となり
淡く 互いを焦らす
「それでも」
彼は言う
「果たして ....
三月まで残る雪
路傍で灰色に汚れる
事故のようにゆっくりと
とりかえしのつかないことを
ふりつもらせて
やっぱり雪が空に戻ることはなくて
溶けるか
三月まで残る雪
路傍
灰色に汚れる ....
この指の先に
宇宙があって
人が住んでいるとして
(たとえば人差し指に その先に)
ミエルデショ?
その人の指の先にもまた
宇宙があり人が住んでいるとして
エンドレス
....
2385 2386 2387 2388 2389 2390 2391 2392 2393 2394 2395 2396 2397 2398 2399 2400 2401 2402 2403 2404 2405 2406 2407 2408 2409 2410 2411 2412 2413 2414 2415 2416 2417 2418 2419 2420 2421 2422 2423 2424 2425
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.88sec.