凍る
水の表面で
足先から
凍ってゆく
満ち欠けの
潮騒のように
訪れては
去ってゆく
感情に
感覚が
乗っ取られる
肩の上に
降り積もる
雪は
道にできた轍を
消そうと ....
ぼくとつ



一人のぼくとつを見た
五十手前のぼくとつは
頭を低く低く下げ
ただ芸を身に付けようと
足掻いておられたもくもくと

「芸を極めるか
 家族を愛するか ....
ただそこに在る 思考より感情を含む空気
色だけ覗けば 桜を待つ橙色 生命の明るい炎

窓を邪魔とも云わず 柔らかく射して来る ここへ来る

四季がまた美しく溶け出す マーブルにキラメキを添え ....
冬をついばむ
くちばし

幼い蕾が
羽ばたく季節の夢をみている
今はまだ色を持たずに

たくさんのおみくじが
今年の枝に結ばれて
羽ばたく明日を待っている

少し前まで
小さな ....
なくしものはないと
あの子は云った
わすれものもないと
あの子は笑うんだ


いつかの夕やけが ぼくの肩にとまった 
片手に乗せた鳥が とおくへ飛び立った
宙を舞う羽の しなや ....
 部屋が寒いと悲しくなった。手紙を書こうと思い立った時から、何かに追い立てられている気がしていた。八月は遠ざかり、友達は消え、毎日が残った。残っていたものものはべたべたと路上にへばりつき、それでも坂道 .... 救いを差し伸べる歌い手

懺悔を聞き、受け止める神父



恋人に裏切られた女性

コンピュータベースの思考



過去の栄光とは言えない

同系統なら飽きるだろう
 ....
にほんの
とうぶにあって
とざまの
ガザン藩
という
藩が
あると
いう
あやまった
ちしきを
おしえると
がざんと
いうじは
どうかくのかと
きかれない
がいこくごぽく ....
ひとりのひとを ほんとうに愛することができたら
多くの人に愛される 気がします
1人の男が死んだ
71歳だった
死んだ男はクリーブランドの墓地に埋められた
男はユダヤ人だった
コミック雑誌の原作者だった
うだつの上がらない男だった
女と2度離婚したことがあり3度結婚し ....
くらがりが覚醒している
背筋を伸ばすとからだがこまかく震えているのだが
それはそれ以上のことにもそれ以下のことにもならなかった

全てが語尾上げのコミュニケーションがつくりだす古めかしさで
 ....
「あなたが相手どっていいのは結局のところ彼だけなのよ」
すっとなめらかな放物線を描いて彼女が指さした先には
波打つ筋肉も猛々しい牡牛がおりまして
つややかな黒毛が太陽の光をはじいて輝いており ....
ピノキオ彫って仏像にする 入院初日十羽鶴でも嬉しい 冷凍庫にカントリーマアム入ってる女の胸に抱かれて眠る あなたの唇を枯らし
血をにじませるもの
わたしのこぶしを引き裂き
血をにじませるもの

凍りつく冬の陽射し
寒い朝には人々の胸中に隠れたものが明るみに ....
炬燵に入って「行く年来る年」を見ていた沢井亜紀は、ふーっ、と大きなため息をついた。親元を離れ、このマンションの十三階で暮らすようになってもう四年になる。去年は、大学一年の時から付き合っていた男と二人で .... 僕が好きなものを、キミは嫌いで

キミが好きなものを、僕が嫌いだったりもするけれど

それでも、僕は、キミが大好きで

キミも、僕を、大好きだって言ってくれた。



それで十分だ ....
調律をした
二輪車が
周回路の直線を
駆け抜ける

咆哮はワウと呼ばれる
振動を伴う
それは乗り手を栄光のゴールに

恐ろしい競技だと思う
安全に返って来る事を
願って
部品を ....
明日から仕事だろう
嫌な気分だろう
振り返ると
休みの間、何てことなかったなあとか
もっとああすれば良かったなあとか
思ってんだろう
寝て起きたら
またおんなじような日々が
始まっちゃ ....
上を見て、下を見て、前を見る。

右を見て、左を見て、後ろを見る。



天を仰ぎ、その空のcolorが沁みる。

鮮烈なる青、又は紫、あるいは朱。

ぼんやりとした灰色、または薄 ....
娑婆で「強く生きる」とは
   夢に燃えることなのか
   カルマに描くことなのか
      螺旋を 曲線を 放物線を
      それとも 直線そのもの を

娑婆の「縁が尽きる」とは ....
知恵の完成と理解される。
常に知識では無く、知恵の追求。
サーラ樹の下、ごーだま・しったーるだは
完成を目指した。身分も捨て、己の究極。
彼岸に至る事を求め至る。
成し遂げられたと彼は単純に ....
手に入れた吉光を手に走り出す

啜ってるうどん 一刀両断
新車のブレーキワイヤー 一刀両断
作業中のPCの電源コード 一刀両断
禿の残髪 一刀両断
あやつの動眼神経 一刀両断
何だかよく ....
人間 いつだって
便利に移行するときには寛容なくせに
一つ不便の階段を下るごとに
愚痴が増える生き物なんだねぇ・・・

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°
四人で卓を囲む麻雀には
勝利の女神がいかに気紛れかも分かるし
隠されていたそのひとそれぞれのひと柄が出る

石橋を叩いて割れてしまっても渡らない
慎重そのものだと想っていたひとが
意外なと ....
雪を水に入れると 水になるように
水は氷に 雪水はつららになるように
死ぬことも生まれることも生きることも
体を通るものの 変質なのだろうけれど
心は 消えても響く
共にと思う幻想に支えられ ....
NO BEER,NO LIFE.

飲み会は もうすでにはじまっているらしい
約束していた時間は とっくに過ぎている
そんな時に まだ僕ときたら会場から
電車で1時間くらい掛かる 遠くの場所 ....
雪の日に




しんしん積もる
雪の日に
私の命が降りてくる

私の分身
私の死体

しんしんとしんしんと
降りてくる

懺悔と
嘲笑と
甘えと ....
中途半端な優しさなんて
誰も救いやしないよ

助けられた、だなんて
勘違いした金魚みたいに
最後はプールの底に
沈められちゃうんだから

期待しないで
誰かのための優しさなん ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
一月within8*13/1/7 13:45
ぼくとつ田園11*13/1/7 13:20
晴れた冬空を朝焼彩茜色11*13/1/7 12:40
素描そらの珊瑚18*13/1/7 8:00
その花のなまえマーブル713/1/7 5:17
11本Debby413/1/7 4:21
系統ビル013/1/7 3:02
ガザン藩61+13/1/7 1:22
I love you & ゆー らぶ みいるるりら19*13/1/7 1:02
AMERICAN SPLENDOR六九郎013/1/7 0:34
ポイントいりません(12針)モリマサ公213/1/7 0:23
黒毛の牡牛とゆべし113/1/6 23:53
ピノキオ彫って仏像にする北大路京介513/1/6 22:57
入院初日十羽鶴でも嬉しい5+13/1/6 22:57
冷凍庫にカントリーマアム入ってる女の胸に抱かれて眠る513/1/6 22:56
冬の日ホロウ・シカ...9*13/1/6 22:41
十三階の女草野大悟1*13/1/6 22:12
スキキライ。元親 ミッド413/1/6 22:05
レースドクダミ五十...5*13/1/6 21:25
最後の休み花形新次513/1/6 20:28
歩き続けること。元親 ミッド5*13/1/6 20:17
気障な戦慄(六)信天翁113/1/6 19:38
ぱんにゃ・はらみーたドクダミ五十...3*13/1/6 19:36
切離六九郎113/1/6 19:28
不便の階段藤鈴呼5*13/1/6 18:45
勝利の女神HAL2*13/1/6 18:22
水生砂木14*13/1/6 16:58
NO BEER,NO LIFE.itukam...2*13/1/6 14:13
雪の日に田園9*13/1/6 12:44
金魚早春0*13/1/6 12:26

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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