喜べない鮪
熱帯もなければ 砂浜もない 大車輪のソースを泳ぎ ハーフタイムで
焼かれて 高速道路に並べられる
私たちは 右目を左目で 飛行機もイワシを狙って急降下し
糞をするのを見てしまったけ ....
{引用=
陽炎に
雪 みあげれば
あっさりと あっさりすぎるほどに
春のよそおいを見棄てる
サクラでした
生の 爛漫が閉塞と終焉のはじまりなら、
未完でありつづ ....
山奥の沢
大きな石の上に寝転がっていると
こんぽろりん
こんぽろりん
遠くの方から小さな
木琴の音色が聴こえてくる
私は少し調子の外れた
しかし心地の良いその音に導かれるように
....
重そうな藤の花
棚からたれさがる午後
春の重みと
命の重みで
私まで深くもぐりそう
探し物は
子供の日の
母の日の
父の日の役割の家族
目にささる紫を
心に刻みながら
....
羽化したばかりのモンシロチョウの
おぼつかない羽ばたきが
風にあおられ
じりじりと後ずさる濃い霧の中を
触角も羽もなく這いずる夜も
誰かの仕掛けた銀色の罠に
迂闊に絡めとられる朝も ....
胸骨のなかが冷え込むと
やはらかき草のうへに横たはり
全身の痛点を耳にして
よみへ続く覆水の
砂礫に混じる星屑が
ふれ合う金属的な響き
を聴きつつねむる。
*
その響きは
地 ....
青い壁の泳ぎ方は忘れた
信じなかったコウノトリの話
気の遠くなるような昔では
青い地面を活きた気がするから
開かない扉に背を向けて
水平線を目指す
なにも持たずに居 ....
お暇なら
来てよねって
今言われても
行っちゃう可能性が
ゼロではないこと(本心)を
もし口にしたら
世界は
凍り付いてしまうんでしょうね
5月なのに
暗がり、夜道、怖いから
街の灯りを目印に
月の光に頼れない理由とは
不確かに縋れない臆病者だから
陶器の便座に腰掛け見ている
このドアを
あけた向こうがお花畑だったら
どんなに素敵かと思う
そして
どんなに寂しいかと思う
誰もいない楽園は
誰もがいる俗世を
羨んでいないだろうか ....
花が咲いてる
とても素敵な花が
ささやかな矜持と
健やかな憎悪
考えるのはやめにしよう
綺麗な花に言葉はないものだし
どうし ....
あれは
寒い寒い真冬の朝だった
ある郊外の
数十年前に廃墟と化した
黒ずんだコンクリートの
ボーリング場の駐車場で
不法廃棄された八〇年代の車の中で
暖め合おうとするかの ....
わたしは生まれてこのかた
きっともう何も知らない
カペラ、
木星の謎も水星の謎も
忘れていてすまなかった
いつかを今とは気づかなかった
空は大きすぎる
いつでも
そんなことを言 ....
後ろ手におさえたのが
白鍵だったのか黒鍵だったのか
耳のわるいわたしにはわかりません
あなたの指がおもいのほか熱く
おもいのほかふるえていたことしか
頭のわるいわたしには
わからな ....
もうすぐ
夕暮のような
朝焼けがやってくる
始まりのような終りが
青がやってくる
赤がやってくる
そして 黒と白がやってくる
何度でも傷つこう
この世界がはじまるために ....
こうも近いのか、、
たかだか
何年何週何回転したか
それぐらいなんだ
だけど
ズボンを降ろしてYシャツをいれる
鞄を持つ
嫌いだった音楽を聴いて
....
くらやみに
死後が浮かんで
あなたが消えた
これから生まれてくる
後の世界を書いて
真空のドーム
ガラスに手がふれる
星に、ぶつかればいいのに
涙を練って
甘くしたみたいに
空から温かい匂いがする
涙を流せない
木が
風に触れて話す
ぴよぴよと
黄色い花が
鳴いている
どこかに涙を隠している
だから、こんなにも ....
Toe rei zue croix lyuo toe zue
Croix lyuo zue toe lyuo rei neu lyuo zue
Va rei zue toe
Neu toe ly ....
雨がたたく
未だ訪れぬ眠り
氷の手足はかじかんで
波たつ音に 耳をすませば
君のぬくもり
触れられるような 気がした
雨がたたく
それでも
苦しみまでは
洗い流してはくれない
果たしてひとつの抗議であり得るだろうか
もしかしたらそれは命に対する敗北ではないだろうか
(略)
快晴という空虚
ひざっこぞうを
陽にかざし
飛行機雲を一本引く
ないものねだりをするように
斜陽を写真に閉じ込める
ないものねだりをするように
野良猫に餌をやってみる
ないものねだりをするように
愛想を振りまき生きている
羨望や焦燥は
....
ドラえもん読み終えていろいろ不便
猫が三角になる寒さ
モアイにエクボ彫る
空には雲がなかった。ひとつも。
その先にあるはずの宇宙を疑わせるほどに青かった。
それについて考えていると、
日差しの眩しさや温かさ、
芝のにおいやこそばゆい先っぽ、
そ ....
光は淡い
私は愁いを分泌する
花が咲いている
白の黄の 紫の花が咲いている
私は愁いを分泌する
ちいさい蝶たちも舞っている
私の目には見えないけれど
きっとちいさい精たちも
こ ....
布の鳥が鳴き
ほどけては地に落ちる
六角柱の空が
球になろうとして震える
砂煙の夜を
すぎる猫の背
二色をわたる
赤子の息
花のように立つ銀河
白は白 ....
時の流れは
遅いと思えば遅い
早いと思えば早くなる
夏にした花火は遙か彼方
思い出せば昨日のことのよう
夜桜の下で線香花火する
華やかな桜の花は
静かに様子を見守ってくれる
....
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