すすんでは後悔して
そんなくりかえしのための夜がある

空がまっくろでよかった
そんな風にいつも想う
みられなかったり
みえなかったりで
暗いのはいいね

あかりが目印になって
そ ....
あのときより
たくさんことばをしって
いたみもしって
やさしさもしって

なのに

すべてを
あなたにじょうずに
つたえる
すべがなくて

よるのおとを
ききながら
ひ ....
ジャンヌ・
エビュテルヌ へ、


{ルビ類=たぐい}なく

五本、僕には絵筆を自由にする指がある

夏の陽射しのなかで

あからさまに 風景を絵画にきりとりながら

固定らし ....
トーストセットを注文すると
今は春のキャンペーン期間中だそうで
赤い三角くじを引かされた
「お目出とうございます。当選です」
グラマラスなウェイトレスが言うには
姪っ子が一人当たったのだ ....
 
エミーの墓の枯れたローズ

学校が終わり自転車でゲートを抜け
墓場で横になれば

誰かがお前を愛してくれる
すきなひとのあとを、ついてあるく
ひとつ
ひとつの、ものごとを
手にとって
安全か、においを嗅いで
そのあとを、ついてあるくか考える
かわいい服を着ることをあきらめないで
な ....
 
無償の愛でひとつずつ
指を切り落とされていく
私も逃げないから逃げないでと彼女が言う

これが一度きりの人生なんて
信じられない
寝息を立てる
わが子に思う
一生、そのまま
かわいい赤ちゃんのまま
わたしのそばを離れず
わたしを一番ひつようとし
憎まれ口もたたかず
ただ、ひたすらに
一生懸命たべ
一生懸命あそび ....
あなたが好きな花
私が好きな花
同じだと知って驚いた

一緒に育てながら同じように
お互いの深い部分で愛が育つ

花が育ってゆく喜びを感じて
癒やされて普段通りの心になる

あなた ....
道端の芸術
速攻で回収
右脳に栄養
暗闇の文学
孤独な毒書
草原へ移動
逆光と逆説
心臓を創作
反感の売買
脈打つ数字
金属の性質
耳潰す静寂
派手な礼服
前菜と若鮎
言葉 ....
あのひとから
ラブレターが届いたので
くちづけをして
しまっておいた

死んでから読もうと思う
あなたが誰なのか
わからなくなってから
自分だけ生きようとしてもだめだ
みんなが生きなくては
自分だけ救われようとしてもだめだ
みんなが救われなくては
みんなが救われないと
私の「生きる全体性」が
回復されないんだ
今日も空が ....
 妻の花々と野菜たち

妻と農協へ行った
大きい肥料の袋
を二っ買った
朝には青い朝顔が
三つ四つ笑顔を見せる

花と野菜たちに
たっぷりと肥料をやる
すくすくと育つ
みどりのト ....
この「生き難さ」は何だろう
憂鬱で
だるくて
楽しめない
楽しみと言えば
家でゆっくりすることぐらい
仕事をするのが苦痛で
いつも眠い
この「生き難さ」は何だろう

人生は所詮戦い ....
たとえば、今日で世界が終わるとして・・・
今日で世界が終わるわけなんかないし・・・


それじゃ、会話が始まらないじゃない?
それじゃ、空想が広がらないじゃない?


会話 ....
なにもない、と
なにももっていないと、
ぬれたよる
それも
いつかこえて
おとなになった

なにかをにぎりしめていると
おもっていた
てのなかに
ただくらやみばかり
あつめて ....
おい、ちょっと待てよ
どこ行くんだよ
そっちじゃないって
なに泣いてんだって
なに怒ってんだって

俺が求めてんのは
そういうのじゃないって
俺の話、聞いてんのかよ
それ、なんなんだ ....
青に浮かべる心、青に浸す心。皮一枚のわずかな距離でもあれば、青を想える。眼はいつまでもその姿を見ることができない。


青い青と青くない青。空と海の間を渡る光、白い水平線。色を届ける光。絵の具の ....
もうこんな時間だ、
そろそろ心中しなきゃ、ね?

あなたが言ったのは数時間前で
今のあなたはわたしの横で横たわっている
わたしだけを残して

目を瞑ると時々、トンネルの入り口に立ったよ ....
不幸な少年はバスに乗る 何処へも着かないバスに 最果ての街に行きたかった
月の無い夜に生まれた いつも夜を宿している 言葉を持たない

銀河の端っこから滑り落ちてきた魂だもの 空を見上げる
 ....
昨日の自分が
今日の自分を
創るなら

明日の自分に
今日の自分が
できることは

一日を
精一杯
走ること

積み重なってきたことが
自分という一人の存在を
造り上げる
 ....
君の手をひいて幸せへ抜け出す 鏡を逆さまにしてみました 木星に片想いしている猫が公園のベンチ たくさんのひとと
じんせいのこうさてんで
であう

ないたり
わらったり
かけがえのない

あなたとの
あのとき

きみとの
あのとき

こころをずっと
ふるわせて
 ....
おいてきたものに
未練はない
きれいさっぱり
忘れるのみ

遠くに
海を見た坂道も
庭に置いてきたつるバラも
咲きかけていたリラも
つぼみだった
ラベンダーも

既に
季節は ....
我々は2つに分けることが出来る。

まず、生まれ落ちた場所にしっかりと根を張って暮らしている人。
彼は仲間を大切にするし、誰とでもすぐに打ち解けられる。
そこには安定があり、停滞があり、退屈が ....
真夏の夜に飲む
一杯の冷たい水で充分だ
想像力は限界を超え
はるか宇宙へと飛翔する
月は不気味に光っている
もうすぐ夜が明ける
星々も消え
やがて黄金の太陽も昇るだろう
「無防備」に後付けで着せる鎧は「便宜」である。 平和な殺戮は淡々と行われる
青臭い血の匂い 寡黙な絶叫
ゆるやかな風は心地良く運ぶ

住居を追われ逃げ惑う虫たち
ピンポイントで狙いを定める
鳥たちは戦闘ヘリ

うららかな陽射しの ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
あかりをめざして朧月513/7/2 22:37
「いたみをしっているあしあと」玉兎813/7/2 22:13
モンマルトルへの手紙月乃助513/7/2 22:08
春のキャンペーン[group]壮佑9*13/7/2 20:37
hanged rosemizuno...313/7/2 20:36
絶対に大人にならないこと!はなもとあお513/7/2 20:30
faithmizuno...213/7/2 19:26
絶対に大人にならないこと!小原あき16*13/7/2 17:06
育てた花夏川ゆう213/7/2 17:03
八月の機械左屋百色7*13/7/2 15:09
ラブレターはるな413/7/2 14:24
生きる全体性渡辺亘213/7/2 12:50
妻の花々と野菜たち生田 稔313/7/2 12:43
「生き難さ」渡辺亘213/7/2 11:40
たとえば、今日で世界が終わるとして・・・komase...1*13/7/2 11:32
「ともになる」玉兎613/7/2 8:07
俺を置いて加速する、俺の感情北橋勇輝4*13/7/2 3:36
青の断章中川達矢413/7/2 1:59
チャイムSeia113/7/2 1:31
遠い声遠い部屋梅昆布茶613/7/2 1:04
忘れずに心に抱いてムウ213/7/1 23:55
君の手をひいて幸せへ抜け出す北大路京介213/7/1 23:49
鏡を逆さまにしてみました313/7/1 23:49
木星に片想いしている猫が公園のベンチ813/7/1 23:49
「わたしになる、あなたになる」玉兎313/7/1 23:36
おいてきたLucy13*13/7/1 23:34
遠くから来て、遠くまで行く六九郎013/7/1 23:32
断片渡辺亘613/7/1 23:19
乙女鵜飼千代子6*13/7/1 22:44
草刈り考ただのみきや24*13/7/1 22:43

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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