ペンキで塗りたくったような空
ちぎって浮かべた雲は静止したままで
わたし本当は、地球儀の中で
生きているんじゃないだろうか


剥がれた雲のペンキの粉が
雪として降り注ぐのですか

 ....
黄緑色のタンクトップから
小麦色の胸の谷間が見えて
プルンプルン揺れている
汗が谷間を通じてボトムの方に流れる

指で良いから挟ませて欲しい
しかし触れてしまえば
揉まずにはいられないか ....


あまりもの近さから贈られてきた
体のかけらの数に対して
あまりもの遠さから贈られてきた
幾何学の無限の定理に対して
少しずつ土壌の水をくみ上げる
着実に四方へ向かう風を作り出す
 ....
空を滑り落ちた小鳥のように
翼をたたんで
ムクゲが地面に死んでいる

ぽとり
ぽとり
眼をとじ
命を閉じて

どこまでも拡がっていく夏空の下
次々に開く
新しい花達のふもと

 ....
落下傘背負った兵隊さん
山の向こうに落っこちた
毎度のことと知ってはいるが
待ち人 急ぎ 匍匐前進

リズム乱れて数こなす
森の真ん中狼煙立つ
満更嘘でもないらしい
町人 全部 足並み ....
清秋の流れ星が 陽だまりの弧を縁取り
初夜の刻

この色をもって橙に染める
現状の円らな出来事を 仕分ける
曼珠沙華のセカンドカラーに清めを求める

些細に複雑な絡みをそのまま 溶かして ....
「男女七歳にして 席 同じゅうすべからず」この精神に則って 国民学校と呼ばれていた現小学校の三年生からは男女別学になった。担任も女先生から 自らを在郷軍人と名乗って憚らなかい男先生になった。新学期にな ....  青いオートモビル

湖の岸に沿った道を
わたしたちの青い車は走る
空は澄み、とっても暑い日が
ずっと続いている

西武百貨店で
妻がワンピースを買った
黒い布に白の細かい模様
七 ....
大人げないことを君にはこぼしたい さみしくても死ねてない私はうさぎではないのでしょう 謝ってからしたオナラが予想を越えて臭う 怖いのは
うえを見上げて
その高さから落ちる事を想像してしまうから
下を見下ろして
今の場所から転落した時の痛みを想像してしまうから
だから
恐怖になるんだ
真っ直ぐ
真っ直ぐ

 ....
僕は君が誰か知っている

君は飲み会の席では

愛想笑いを振りまきつつ

一応の手拍子やちょっとしたそれなりの話をして

「盛り下がらない」程度の芸当はできるが

しかし、それも君 ....
たまごのあてさきは
今日も 運動会です


最後には 綱引きで終わるはずですが
お弁当を 食べたフリしている こも いるのしょうから
パン喰い競争は できたら はずさないでほしいです

 ....
いきかがり上
この焼けつくアスファルトを 歩かねば なりません

せみしぐれは しずかです
電気屋の扇風機売り場の せみしぐれとは ちがって
緑の影から にわかに飛び立った 蝉の翼の ....
日本中の貧乳を集めて
沿岸に配置し
他国からのミサイル攻撃を
阻止しようという構想が
政府内部で本格化しつつある
HMDS(貧乳ミサイル防衛システム)は
貧乳がブラジャーの中に何重にもいれ ....
生きたまま肉体を裂かれ、湧き出た
痛みに勝った恥辱が顔を白くした。
アレルギー性の皮膚を爪が掻き毟って、
顔の裏に血を滲ませ
瞼の下に血を走らせ
口の中では、オブジェのような舌が
鶏冠のよ ....
嗚呼もう潰れてしまいそうだこの胸は
かみさま僕の残りはあとどれくらい?
ああそうかいまだこんなに鼓動を続けなくちゃいけないのかい
ねぇここまでどんだけ頑張ったと思う?
全部中途半端にしてきてま ....
いつかの時代のバンドマンが

「ドブネズミのように美しくなりたい」

と言っていたような気がするが

果たして、

下水を掻き分けて

文明の残飯を貪り食らう生き物に

鼻 ....
七つの海を越えて今年も夏が来ましたよ。
あなたとお別れしてから五年がたちました。
元気でやっていますか。
もうたくさんお友達もできたことでしょう。
そちらは過ごしやすいですか。こちらは猛暑 ....
この線路を真直ぐ歩いてゆけば僕らの夢に辿りつけるのだろう。
灼熱の太陽も、吹き付ける砂塵も、もはや僕らの敵ではなく、
熱く燃え上がる僕らの前には一本の道があるだけだ。
先人たちの偉大さをその足元 ....
休日の昼間、よく空を見上げる僕は素敵な発見に歓喜する。
大空に浮かぶ雲は一つとして同じものは無い。
似たようなものはあるけれどまったく同じものは無い。
それでもみんな同じように風にたなびいて ....
小魚の様に無心に生きる 花びらの様に綻びる 風の様に巡り 夏の様に燃えさかる
春の様に流れ 雪の様に舞う 歴史の様に積み重なり 光の様に消滅するのだ

その姿は見えない 誰にもさわれない 湧き上 ....
のっぴきならない
事情がお有りと
要らぬお察し致します

もしや事情が無いのなら
尚更心配致します

ただ等閑なだけならば
私は安堵致します

あなたに易きときあれば
私は安 ....
目の前に、焼きたての 
丸い{ルビ麺麭=ぱん}がある。    

何の変哲もないその麺麭は 
その少し凹んだ丸みは 
その味わいは、きっと 
世界の何処にもない
たった一つの麺麭である。 ....
いや
いやだ
いや
いいんだよ

わすれよう

いいんだよ

わあ

わああい

いいんだ

ういいん
ぶいいん

ぶううん
ぶううん



ほむほむ
 ....
いくぶん体温の高い
あなたを胸に抱けば
心の真ん中にある
バターが溶け出し
私は
ホットケーキになった

ふくらんで
ふくらんで
痛いほどふくらんで
あなたに与える
ちょっとのほ ....
また月が始まる ぼやけた記憶を貼りつける
待宵に届かない蒸しる 古ぼけた鼓動

情熱の断片を繋げることもなく 剥がすこともなく
また月が始まる

手のひらに収まる小癪な小川 運命も何処へ
 ....
チャンピオン!
5度目の防衛に成功しました
今の気持ちを聞かせて下さい

そっすね、チョーキモチいい!

ビックリするほど前の流行語が飛び出しましたが
挑戦者が果敢に攻めて来るなかでの
 ....
ジョジョジョ
ジョジョジョ
異常な愛情
ジョジョジョ
ジョジョジョ
異常な愛情

♪あの子の~命は~
キノコ雲~♪

ギルバート大佐っ
わたくしは
愛情溢れる人間であります!
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ソラゴト茜井ことは2*13/8/14 19:26
ゴミのような敗戦国民の末裔花形新次013/8/14 19:24
労働葉leaf213/8/14 17:50
「ムクゲの咲く朝」 (詩人サークル「群青」8月の課題「漠」 ...Lucy17*13/8/14 17:28
毟られるこうだたけみ0*13/8/14 17:19
初夜刻の祈り朝焼彩茜色4*13/8/14 16:44
フクロウと呼ばれた少年イナエ7*13/8/14 15:14
青いオートモビル生田 稔1013/8/14 14:09
大人げないことを君にはこぼしたい北大路京介313/8/14 14:03
さみしくても死ねてない私はうさぎではないのでしょう713/8/14 14:03
謝ってからしたオナラが予想を越えて臭う613/8/14 14:03
エールエール最都 優313/8/14 11:04
月光への誓い  ーー君へーーyamada...213/8/14 9:12
毎日が運動会[group]るるりら9*13/8/14 8:27
いきかがり上12*13/8/14 8:22
貧乳ミサイル防衛システム花形新次013/8/14 7:46
無題すみきたすみ...013/8/14 2:53
_013/8/14 2:38
文明の残飯ニワコ1*13/8/14 1:48
お空の彼方にいる君へ。ヒヤシンス11*13/8/14 1:40
ONE WAY3*13/8/14 1:38
愛の鼓動2*13/8/14 1:37
澄んだ水に梅昆布茶1413/8/14 1:02
便りhiroto...3*13/8/13 23:36
日々の麺麭  服部 剛9*13/8/13 23:34
ほむほむいがいはこのよにそんざいしない2012113/8/13 22:56
食べさせるそらの珊瑚18*13/8/13 22:18
また始まる秘光朝焼彩茜色7*13/8/13 22:03
世界チャンピオン花形新次013/8/13 21:38
茗荷谷博士の異常な愛情013/8/13 17:12

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