深遠は時を弾丸に変えて、一秒ごとに撃ち込んでくる、そのたびに俺の肉体には風穴が開いて、末端からちぎれそうになってだらしなくぶら下がる、経路を断たれた血はぼたぼたと連弾のように床に落ちてまるでイ ....
残響
さようなら しばしのお別れさ
吐き出した祈りは 冬空に白く漂って
すぐに消えた 手を振る暇もないうちに
果てしない景色の 彼方へと羽ばたいていった
この熱が まだ残っているうち ....
消化不良の未熟児はオマルを盛大に汚し、母に嫌われまいと造形の凝った笑顔でうっぷん溜まった母を出迎え。
ヲヲヲヲ
ヲヲヲヲ
ヲヲヲヲ
赤子よ。それ、泣くな。
赤子よ。それ、泣くな。 ....
あまりにもこの体が
寒い日 僕は
見ていた空に僕の心の
帰る道を見つめていた
色の中にあるものは何だろう
遠くに一つ
見えた 星 そしてまた 光る
光と その筋 そのかけら
....
tegami
手紙は来ない
無名戦士の墓に春が訪れ
風が花びらをそのうえに散り敷こうとも
ときどきその墓標を濡らした雨があがり
空をよこぎるように虹が橋を架けたとしても
乙女た ....
....
天秤棒を肩にかけ
目の前に{ルビ提灯=ちょうちん}を
背中の後ろに釣鐘を
ひょい、と担いだ布袋さん
日々の仕事の重さをも
ひょい、と上げ
仄かな明かりを灯しつつ ....
約束を守るふりをして
どこにも行かないふりをして
昨日と同じ笑顔を
明日も続けるふりをして
あなたの檻が
緩むところがただ見たかっただけで
私にしか見られないものが
きっとあると ....
テレビを点けると、美智子妃殿下が
カメラのレンズの向こう側にいる
一人ひとりの国民をみつめ
静かな深いまなざしで
語りかけていた
「私は子供の頃、絵本に親しみ ....
キミはキミ
ボクはボク
そうだよ
どんなにジタバタあがいたところで
キミの心の芯(真)までは
辿りつけっこないんだ
ボクはボク
ボクは...
おかしいな
どんなに解っ ....
時々、人の目を臆することなく
甘えてみたくなる
鼻をあなたの背中に押し付けて
思いっきり
人の匂いを吸い込んでみたくなる
ひなたに寝転んで
雲の形に一喜 ....
俺が生きているだけで 不幸な人を作ってしまうだろう
俺が生きているからこそ 幸福に気付く人もいるだろう
不幸な人を作ってしまった罪は この背中で背負って苦しもう
幸福な人の嬉しさ ....
それは現代詩
たぶん現代詩
祝!現代詩
頭痛に現代詩
ごっつ現代詩
馬の耳に現代詩
目.肩.腰に現代詩
とびだせ現代詩
ストップ現代詩
主演現代詩
脚本現代詩
監督現代詩
近日 ....
ちょっと薄汚れて古い街だが愛着もある
あの街へかえろう
鑑別所から卓也もかえってきたし
住むところとこれからの仕事をなんとかしないとならない
さんざん迷惑をかけたその当事者が俺だなんて ....
わたしたちは
ふたり
いつも別々
ふたりのわたしたちは
ひとつになる試みもしたけれど、
きっと
その時は気付いていなかった
けれど
ひとつになるのは
窮屈だっ ....
星を見て いっぱい話して 笑い合って
それでもうまく伝えられなくて 思いを断ち切った
あれから一年たった
時は過ぎ あの時とは気持ちも状況も変わる
あの日 弱っている私に 優し ....
こごえそうなカモメを喰う
くすりが増えてカバンが重たい
レールがなくて芝生にころがっている
もう、手の届かない
懐かしい季節に
向かうようにーー
クレソンをひとくち
レモンもバニラもお好みで
そんなふうに朝を過ごしたら
天気は良好
青りんごをポケットに入れて
森へ出掛けよ ....
ひとはまっすぐ生きられない
かならず、曲がり角はやってくる
見覚えのない交差点はこわい
視界の閉ざされた曲がり角は、もっとこわい
たとえば
人生がなくても小説は書けるという
それは ....
欠ける月の裏側
隣にいた乗客は
溶けて灰になっていた
塞いだ耳の奥からは
もう一人の僕が囁いていた
雑誌の名前も知らない女が
此方に微笑んでいるのは
レン ....
音楽は奏で
詩は語る
誰もが沈黙を要しているが
誰もが饒舌を愛好している
誰もが批評家だが、「創作家」は一人もいない
・・・最近では、哲学者はみんな哲学研究者に還 ....
ボケという素敵な表現力
ケという素敵な表現力
という素敵な表現力
いう素敵な表現力
う素敵な表現力
素敵な表現力
敵な表現力
な表現力
表現力 わたしをバカにし ....
君の胸の音を聴いている
瞳を閉じれば浮かんでくる
電車がゆく
車輪の音は確かなリズムを刻む
無機質でいて
それはなぜか温かい
からだじゅうに
張り巡らされた
赤い線路を
休むこと ....
そう,お前は影,影なのだ
知っているはずだろう
私も影 影 影なのだ
全ては影 影 影 なのだ
まがいものの花
まがいものの言葉
まがいものの涙
まがいものの祈り
まがいものの ....
なんたることだ
この手付かずの不幸といったら
墓石のようにビクとも動きやしない
変色した月はこの世を終わりにしようと
面白いように世界を捩曲げていく
私までぐしゃぐしゃに ....
バニラはひとりでひびわれて
かわいた白い絵の具に似てる
さようならをするときに
呼んでほしい名前があった
この世に難しいことなんてひとつもなかった
手に入れたいものもひとつもなかった
....
2013年11月14日木曜日
私は用意された指定席に
座らなければならない
用意してくださったのは先方
実のところ私は行きたくないのだ
いつものこととはいえ
先方の爬虫類顔を見ることに
....
静かな昼下がり、図書室に入ると
カーテンからまいあがる埃が光のなかで渦を巻いていた
私は美しいものになりたくて夢みがちに書棚をめぐりあるく
時々、ひんやりとした背表紙の感触を楽しみな ....
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