かなしさは夜のなかにある。



   体育の時間、ぼくはだれともペアをつくれ
  ずに、みんなが踊るフォークダンスを眺めて
  いた。それは濁った河を渡る水牛を眺めるの
 ....
沈黙に支配された世界
太陽系を少しハミ出したところでボイジャーは動きを止めていた 。
joshu は船のピットを開き静かにボイジャーを回収する 。
様々な塵や宇宙放射線を浴び続けながらじ ....
  集会にいざなう

駆けてくる、駆けてくる
秋の並木道
娘の姿はくっきり
われらの車に乗るため

次の週も、次の週も
同じ並木道
娘は可愛ゆげに
カバン持ち駆けてくる
小さく告げられるニュース

摂理のように

ありきたりな浸透をする

たゆたゆと

それにわたしは浸り

夢を見る

夢を見ては

まぶたの裏にある残像を

日常 ....
(ちょっと聞いて
)大き過ぎて潰せないのが資本主義なら大きければなんでも許されるのも資本主義でしょ?
痒いわ
(え 、違うの ?
)はやく鶴を折れよ(笑)

大きければ確か ....
言葉はまるで埃のよう

陽に透ければ多少の見栄えもするけれど

所詮はただの塵芥 腹の足しにもなれはしない


深夜零時の交差点で

ゴミを相手にワンツーステップ

星が消え ....
川があった。

大きな川だった。
その川の中腹に、一人で立っていた。

ときどき、強い風が吹く。
そのまま川面に倒れ込んで、
流れに身を任せてみたくなる。

いつしか、辺りは暗くなっ ....
赤く染まっていく電信柱の向こうに
夕暮れが突っ立っている

突っ立っているその背中めがけて
君が思い切りボールを投げつける

力の限りの全力で
見渡す限りの赤空へ
思い切りボールを投げ ....
深海魚が太陽を見る日
光のパレットナイフが
海鳴りの弦を切断する
青い狂喜で上塗りされ
それが比喩かも忘れて

人がひとり墜ちて行く
閉ざされた貝のように
白く饒舌な泡に抱かれ
記憶 ....
あーもう汚い 潰したい
グチャグチャに叩き潰したい
それよりも殺虫スプレー?

一撃必殺はスッキリする
ジワジワと嬲り殺すのはワクワクする

外の世界にいれば
僕たちの邪魔しなけれ ....
  祭囃子が遠ざかる
  ひとの気も知らないで



  暗い夢をひとつひとつ、
  棚の奥へ押しこめていくように
  きみの顔が笑っていた
  みじかい髪の毛がひとつひとつ、 ....
力を抜きたくない
力みたくない

走り挑みたい
赤裸々にモザイク細工施す 重ね塗り 厚みの飛び出る 絵

きっと自画像だと感じる 季節の寂しさの木葉の裏側の瞠目
高揚と背中合わす 己に革 ....
泡と消えた夢のこと
昔は希望でいっぱいだった
いつからか苦痛がとってかわった
いいことは全てはじけて消えていった
まだ人生にしがみつく
情けない自分の情けなさを悔いたけど消えた光は戻ってこな ....
川のせせらぎに今ひとひらの葉が落ちた。
すべての音や空気や木々の彩りが秋に向かっている。
突然の驟雨でさえも、今はもう晩夏の趣は無く、
ただひたすらに秋の匂いがする。

日本の秋が今年も ....
キムとよく
この店に来たものさ
取り敢えず焼肉を頼んだよ
コリアンで賑やかな
この店の片隅で聴いていた
チョウ・ヨンピル
ノ・ムヒョンは今も崖の上
ハヤオ・ミヤザキは引退だ
時は流れた ....
ボトリ と 落ちるから 
哀しいね、と 言うのも 然り

パチパチ 跳ねて 
一瞬の 花が 
一番 近くで 見えるから 
楽しいね、も 然り

その夜により 見方の変わる 
線香花火 ....
校庭跡に残った桜の木
ビルに挟まれてわかりにくいが
駅の改札口を出てほどなくのところに
ふと足が向いてしまう
今はないという
桜田小学校
晴れの日の緑はすがすがしく
ベンチで
ブランコ ....
無修正の心を
黒く塗りつぶしてください
そうすれば
落ち着くと思います

無修正よりも
修正のあった私がいいですか?
乱暴に書き殴ってください
心のもやもやが晴れるまで
黒く塗りつぶ ....
君を嫌いになる理由をさがしてたら会いたくなった 肩寄せて 唇からハートから全部奪いたい
燃える愛を両腕に 思い切り抱きしめたい
好きにならずにいられない
愛さずにはいられない

もしまた生まれ変われるなら
君の住む街に生まれたい
また ....
合わせる歩幅がある "コモンセンス"という言葉を頂いた


ハクシキ(薄識)な私は
さて"コモンセンス"とは何だろう?
早速辞書を開いてみた
(辞書といっても分厚 ....
わたしはまだ生まれていない

さるすべりの上を
からすが何機も飛んでいた
わたしはわたしの屋根を吹き飛ばすものを
そしてそれがやがて生まれくる箱の首を
絞めたのです
そっと
やわらかな ....
近くで誰かと話せば
あなたの言葉が
あたまをよぎり
気持ちをいっぱいにして
あなたの言葉の意に添った
未来を探してしまうから


遠くで話す
距離を詰めない
言葉たちをかき集め
 ....
右に悲しみを越えた愛の持ち主
左に575777777の天才
そして向かいに顔文字のお面をつけた小僧

窮陰の毎度の集い 私は信号無視ギリギリで
編集長の愚痴を零しながらスタバに向かう

 ....
泥に塗れた暗い世界
体が重い
酸欠状態が続く

『痛い』『苦しい』
そんなセリフすら時間の経過と共に出なくなる

僕の原点は此処

貴方を引きずり下ろすその日まで
僕はこの地獄 ....
執拗な猫

細いしっぽをふる
白い執拗な猫
身をよじらせて
低くなく

白い体を地になすりつけ
我らを誘惑するように
よちよちと歩く
目を光らせて

今年も同じように
伝道で ....
まだ少しだけ眠たげな あなたが仕事に行ったあと

私が何をしているか こっそり教えてあげましょう


掃除や洗濯は後回し

あなたの匂いの枕を抱いて

昨日の夜を思い出しながら  ....
西日のきつく射す灰色の青いビルの側面 世界の夜を終わらせる
太陽は

どんな人であろうと
どんな時であろうと

変わらず必ず降り注ぐ

日の巡りが時をつくり
時の巡りが生をつくり
生の巡りが世界をつくり
世界の巡 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
かなしさは夜のなかに草野春心20*13/9/13 12:29
アース ミッション 3アラガイs2*13/9/13 12:13
 集会にいざなう生田 稔213/9/13 9:23
ラジオかかり113/9/13 9:07
紙本主義アラガイs3*13/9/13 4:05
cadenzasyuon113/9/13 2:17
見送る人結城 希313/9/13 0:55
夕暮れが突っ立っている313/9/13 0:40
海に描いた反ジガゾーただのみきや21*13/9/12 23:11
害虫みゆ113/9/12 23:02
祭囃子草野春心413/9/12 22:58
真摯の紅朝焼彩茜色5*13/9/12 22:52
泡と消えた杉原詠二(黒...2*13/9/12 22:16
秋の音ヒヤシンス6*13/9/12 20:49
ガロ、ア理ラン[group]花形新次4+13/9/12 19:41
マイム マイム藤鈴呼2*13/9/12 19:09
大人のための桜田公園乾 加津也12*13/9/12 17:35
無修正北橋勇輝1*13/9/12 17:27
君を嫌いになる理由をさがしてたら会いたくなった北大路京介813/9/12 17:19
君の住む街に生まれたい213/9/12 17:19
合わせる歩幅がある713/9/12 17:18
コモンセンスhiroto...0*13/9/12 16:12
この美しい場所で平井容子813/9/12 15:52
慕うはなもとあお313/9/12 15:52
両サイドと向かいに詩人朝焼彩茜色6*13/9/12 15:47
奈落の底みゆ113/9/12 15:25
執拗な猫生田 稔113/9/12 9:27
あなたが仕事に行ったあと時子113/9/12 6:48
_兎田 岳113/9/12 6:12
「太陽」ともりん113/9/12 4:37

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