嗚呼
腰も乏しく成り候ふ

嗚呼
膝も乏しく成り候ふ

嗚呼
目も乏しく成り候ふ

ついでに
頭も随分と
嗚呼乏しく成り候ふ

今日(こんにち)こうも衰えに
至るこの身 ....
路傍に酸漿の実が
ひとつ落ちていた

睫毛の影
黄昏時に震える飴色の

懐で翳した
さかしまの風の流れを映さないかと
鈴の音もなく
からりからり
蹴飛ばして

丸い膜の内側に吐 ....
きっとどこかに

月や星や雪が闇に影をつくっていることを

もう失われてしまった

地球の独り言のように感じていた

なのに

ここには闇などなかった

どこもかしこも

 ....
売れない
あまりに売れない
食っていけない
だから巨乳を活かして
ロマンポルノに出演したところ
瞬く間に
トップ女優に躍りでた
あの新川タマミさんのことか?
違う?あっそう・・・

 ....
夜中に地震で目が覚めて
地震が起きるたびに
いろんな神社の鳥居から
小石がぱらぱら落ちているのだろうな
と窓を開け閉めして
もう一度、すとんと夢の中に入る

夢の中では栗の木林にいて
 ....
先生、私ファンタジーが書きたいです
現実のうらみつらみごとくさいものや自傷自虐自意識性狭窄や無節操な欲目や退廃堕落どろどろだらりんや排泄物じみたものとかこととか虚無的悲観などとは、無縁な ....
趣味っていうほどのものでもないですけど

穴を掘って汗をかくのが好きですね


あんまり 暑くないときに はい




好みとか特にないですね


別に好きにならなくても ....
中庭に迷い込んできた彼岸花が一輪だけ咲いている

とても貴重に映り 華やかな感じがするが

当人(花)は場違いなところに来てしまったと

恥ずかしい思いをしているかもしれない


 ....
平然と響く
アナウンス

「一番線を 列車が 通過します
 ご注意ください」

急流の中に
取り残されてある中洲のように
ホームは心細い

トンネルの出口のように
はずれに開ける ....
(瞳をもたない
(いきものの
(においがする

夏が
眠りにつくよりも
早く
底辺の夜は
その
密やかな手のひらを
ひらいてゆく

仄かにひかる土のうえ
満たされない
季節 ....
前世にかえりたい 君の娘が育つまで待つ 消防署が火事になって対岸にいる 店先でいきなりりんご齧ってやろうか
店番は慌てるだろうな
噛んだら血を吹きそうな赤いりんご
いきなり齧って
お金も払わずに逃げてやろうか
みんな唖然とするだろうな
舟に乗って逃げてやろうか ....
紫色の紙が足りなくなってしまった
急いで買いに行かないと、もうすぐなのだからと
気ばかりがいたずらに焦って
どうしたらいいかわからない
今までどこで買っていたかなんて覚えてないし
手配してく ....
何にも意味は無かった
言葉は音楽の
時の中で疲れた思いの音楽だ
頭の中に いつも 埋まっているのだ
そのような街で眠るのは僕ではなく
出口の見えない そんな時代の光なのか
閉じられた目 ....
いつか
あなたと
行けるだろうか

青い空と
青い丘

夢のような色で
包まれた
わたしたちは
青い色になるだろうか

天国のような場所で
歩く
わたしたちは
救われ ....
電話が鳴った。
出るのが億劫で仕方なかったけれど、
あんまりにも煩いものだから。

モシモシ。

面倒だったものだから、

「ムシムシ」

そう言って切ってやった。
電話は鳴 ....
好きと嫌いは裏表ではありません。
好きだけど嫌いです。
あなたのことです。

嫌いです。
でも好きなんです。

本当です。
嘘も時々ついてしまうけれど。

甘いものが好きです。 ....
「悪いとは思うが、預かってはくれないか。」


故郷の母に。
同窓の友に。
馴染みのあの人に。
寂しそうに笑う君に。

いつか引き取りに行くから。
押入れの奥でも良いから。
部 ....
  老人が籾殻を焼いている
  見えそうで見えない光のような匂いだ
  空は青く、少しあどけない
  わたしという言葉はもう
  ここには似合わない



  赤茶けた四角い煉 ....
丘を越え 町を走り
海原にて待つ かの人の元へ
駆けてゆく 駆けてゆく
後ろを振り返る事も無く 澱む間もなく
陽が差すあの海岸の
かの海岸の かの人の元へ
涙、未だ止まらずに
思い出が溢 ....
     そのひとは俯くことをせず
     まっすぐに前をみていた
     履いているジーンズはうす汚れ
     家路をいそぐ人々が乗る電車の中
     ぽっかりとあいた空間
    ....
食べ終えたからだには
波のあと
後ろ手に作曲したふたりは朝を拒んで

花は咲かない 実もならない
良い香りがするわけでもない
冬がくれば死んでしまう草みたいに
あるかなしかの根をから ....
雨や風にさらされて
月日が過ぎて
崩れては消えてゆく

光と影の浮き沈みで私に語りかけ
三味線を鳴らし唄うのは石の像

笑っているのか
哀しんでいるのか
なんだろう
くすくすとささ ....
残酷な怠惰の中、識別出来ない羅列が羽虫の様に群がっては這い回り、必要の無い軌跡ばかりが脳髄に刻まれていく、高速回転の無意味、転送されていく空虚…根の緩んだ奥歯の揺らめきは危うくなった自己の .... 秋のほんの少し気取った風に公園のコスモスが淡く揺れる。
黄昏時に語らう恋人たちは私にささやかな幸せを運んでくれる。
感情の昂りを抑えるために訪れたこの公園の静けさはちょうど良い。
私の嗅覚は ....
高鳴る鼓動 胸の奥
線路は続くよどこまでも
ポケットに手を突っ込んで
汚れた靴で旅に出る


マンネリ化した毎日を
変化球でどうにか凌ぎ
水でうすめた番組を
膝をかかえて受け入れて
 ....
人生ってね
曲がり角がいくつあるのかな

いつも
間違えている気がするけれど
曲がった方が私の道になる

今日も分岐点
知らないうちに選んでる

普通のさようならをして
二度とあ ....
その身や

その心が

痛みを覚えるごとに



キミよ

優しき人と成れ
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
仕方なやhiroto...0*13/9/30 21:46
夜半楽神山313/9/30 21:37
愛やつながり吉岡ペペロ413/9/30 20:29
新劇の巨乳花形新次013/9/30 19:21
鬼あざみ春日線香213/9/30 19:16
現実にあることしか言葉にはできないのか北街かな9*13/9/30 18:50
お見合い八男(はちお...413/9/30 17:18
彼岸花513/9/30 16:48
ホームLucy18*13/9/30 14:32
九月の子佐東813/9/30 9:48
前世にかえりたい北大路京介3*13/9/30 8:41
君の娘が育つまで待つ213/9/30 8:41
消防署が火事になって対岸にいる513/9/30 8:41
りんご春日線香313/9/30 4:24
紫色の紙613/9/30 4:05
毎日が自転車番田 113/9/30 2:06
「青い丘」ともりん2*13/9/30 1:40
煩いですよ。瑠依513/9/30 0:42
わからないこと。3+13/9/30 0:31
心を置いてきた。313/9/30 0:23
籾殻草野春心813/9/30 0:12
永久という陳腐な言葉が岸かの子2*13/9/30 0:01
辿りつくまで石田とわ16*13/9/29 23:49
波のあとはるな413/9/29 23:42
やわらかな五百羅漢灰泥軽茶13*13/9/29 23:30
赤黒い血飛沫のバラッドホロウ・シカ...2*13/9/29 23:03
癒着から生へ向かうヒヤシンス7*13/9/29 22:30
ハンドポケット八布313/9/29 22:24
夜の交差点朧月513/9/29 22:18
息子へhiroto...5*13/9/29 21:52

Home 戻る 最新へ 次へ
2121 2122 2123 2124 2125 2126 2127 2128 2129 2130 2131 2132 2133 2134 2135 2136 2137 2138 2139 2140 2141 2142 2143 2144 2145 2146 2147 2148 2149 2150 2151 2152 2153 2154 2155 2156 2157 2158 2159 2160 2161 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.44sec.