「好きな娘」
漢字を造った人は
女ぎらいか ロリコンだったか
女の子と娘のほかは
妖 妨 嫌 姑 㛏 娭…
どれもこれも うざい字だ
「結 ....
なで肩女性の
首から肩にかけてのラインに
異常に惹かれる
なで肩フェチの愛撫と言えば
指圧か
ちょっと変態志向の人であれば
バイブでの
肩マッサージになる
なで肩女性が
性的な快 ....
一つだけど花が開いた
良い香りが流れた
孤高な空色付けするかのように
たった一つ歌を歌った
愛の歌
行軍は足で大地を踏みつけ
不穏などんよりした空に浮かぶ雲とともに過ぎていく
誰も望 ....
あまり元気が出ない時
虹を見かけることが多い気がする
七色の光が
直接心に流れ込んで
七色の川になり闇を洗う
日常生活の波が
絶え間なく押し寄せてくる
自分が創った波に苦しめられ ....
あなたの言うことは
どんな時でも正論で
つけいる隙なんかありゃしない
あなたのシャツにはいつだって
きっちりアイロンがかけられていて
一筋の小皺でさえ見当たらない
あなたの書く文字 ....
教えてない昔話をオウムがしゃべっている
雑魚キャラの命が軽いマンガ網棚に忘れてきた
先立つ不幸をお許し下さい 喪主が面倒でさぁ
まだ未熟な羽をもつ
小鳥が
高く
遠くに
羽ばたくことを求め
嵐の日に
強風に乗って飛び立つ事を
選んだように
君は
わざわざ試練の時に
身を捥ぎ離すようにして
....
赤が
私の内側を流れる赤が
情動をまとった哀しみと孤独が
今日も私の全体に行き亘る
赤は
私の内側を流れる赤は
などと
恰好つけて書いてはみるものの
詩人と呼ばれたい私 ....
ケーキを焼いて
中学生の娘の誕生日を祝う
ろうそくの灯に照らされて
もうひとりの女の子が浮かび上がる
娘と同じ誕生日を持つ子
遠い国に拉致されて
連れ去られたまま
いまだ帰ってこられ ....
白鳥のいない湖はだれのものだろう
わたしは随分長い時間待っていた
藻の緑に染まった水面に 静かな波紋が広がる刹那を
何かによごされた羽が 目を逸らした隙に
そっと浮 ....
よなかに こねこが ないて
どこかとおい よびかけのよう
しずかに
開く扉
こころ うもらないなら もう ろここ
こ
ろ
軽んじてゐた 薫 ....
声を ころし かなしみを押し殺していた人の
憂鬱の背中で
凪
蕾は 固く硬く 腑甲斐なさのひとふさ
人間だけが持つ
病
すべての荷をほどき 纏ってきたものを
お脱ぎ ....
雨の日は
傘を射して
射す時を待つ
明日の予定は
そうだ
オレンジケーキを焼こう
とびっきり
美味しい豆を挽いて
夫の帰りを待とう
{引用=(享年36歳)}
....
「息」
9月16日
8年前に惜しまれながら旅立った若人は
もう忘れ去られてしまった
今や花を捧げる人も疎らで
若人の大好きだったところにいる人の
多くは名前すら思 ....
茄子が嫌い
炭酸が飲めない
虫がダメで
猫が好きだけど
スピッツを飼いたい
ほくろが
ここと
ここと
腰は これくらい細い?
髪は これくらいサラサラだったかも
....
三つ 仲良く 咲く花に
何を 思う
寄り添う心を 連想しよう
隣に 壁が 有れば
十二分に 騒げるから
気が変にならずに済むよと
キミは 笑いながら
黄 ....
肩を、叩かれる・・・・。
誰が
何が
何のために
肩を叩くのか、知る術を知らない・・・・。
トン
トン トン
トン トン ....
こたつを囲んで
テーブルを囲んで
昔と変わらぬ景色の中で
暖かな鍋物をつつく。
だし汁を浸した白菜
ぷりっぷりの海老と鶏肉
ビールで流し込む
つるっつるの白滝 ....
生まれて来ることの無かった叔母さんの魂に
「どうぞ召し上がれ。」と
今年一番の桃を
ざるいっぱいにお供えした。
蝋燭に照らされて
光沢を放つそれらは
早く食べてもらいた ....
俺って物凄いのに
正当に評価されてないなって
気持ちが強くて
斜めはすかいに
世の中を見て
順調な人には
やたら攻撃的になる
お前なんか
俺に比べれば
クソみたいなもんだ
....
いつかの
藍色の夕暮れ時の
郊外の
「青年」の
魔窟への憧れの発露
どうやら
「青年」は
“アンダーテイカー”の入場曲(「ザ・グリム・リーパー」「レスト・イン・ピース」「ダーク・サイド」 ....
もも
じかんがない
えんで
ざんで
ざんでは
うらんでいる
うらんでいる
うるんでるよ
うらんでるんだよ
うらやんでる
うらんでる ....
世界は
そうではないもの で
埋めつくされて
わたしは 青緑を食んでいた
ひとびとがそれぞれに
大切なものを忘れゆくように
世界が僕を閉じるから
僕から
世界を閉じた
空より降る縦線
時計の動く気配すら
奪われた
沸いた湯が白い粒になって広がっていく
見ていた
見ていた
ああ
全部満たしてしまえ ....
恐らくあとすこしで
不器用なりにかたはつく
着地点さえ定めれば
引かれあうには理由があり
途中までは見えている
交わるのかどうかは
舵の切り方
それはたぶん 既視感、共感、 ....
温泉なんだな、これが
ふーっと、犯りたくなる
女といういきものは
女である
ただそれだけで
おいらたち男なんかより
はるかに、とてつもなくはるかに美尻
犯った、とおもったときに
犯 ....
肉体の孤独には
耐えることができる
ケレドモ
精神の孤独には
タエラレナイ
なんて 鼻歌まじりに うそぶいて
Bottled mail
宛先のない手紙
わたしの書く 言 ....
大きく両腕を広げて君は深い海へと誘(いざな)われていく
君の長い髪は美しくゆらゆらと乱れる
水を掻き分ける僕の手は力強く伸びていく
君の微かな声は僕の体に触れる微小な泡沫
どこまでも君 ....
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