春、ひとすじの川が
豊かな緑に彩どられるころ
薄い衣をまとっていくといい
きみは女なのだから
岸のむこう側では
きれいなかたちをした石が
見 ....
芥川龍之介とマリリン・モンローは
一、生母の狂気遺伝にぼんやり怯えていた
一、心身疲弊と神経症状に苛まれていた
一、常用眠剤プラスαで眠り死んだ
傑出の質量はあたかも
恒 ....
もしもし
はい こちらスマイルお天気相談所です
あの 明日のS市の天気が知りたいのですが
存じ上げませんが
でも そちらはお天気相談所でしょう?
いいえ スマイルお天 ....
すべての人の死を、ぼくは悲しめない
毎朝、挨拶したり、一緒に食事をしたり
セックスをした相手の死すら悲しめないこともある
フィリップ シーモア ホフマン
ぼくはスクリーンのなか、
何 ....
きれいな紙に
現実を書いて
違和感を感じた
だから
キレイ事だけを書いて
納得しよう
こんなに綺麗な私に
見とれよう…
…ふざけてるわ!
きれいな紙と ....
断裂
断裂
頭部と胴部のミックスジュース
腐敗と分解
再構成による拡散
重力場に支配されない全面的な再出発
そこに自我は残留できないのだろうが、しかし
時よ戻 ....
お風呂の中には水がある
どこからきたのか知りたくて本を読む
おぼれそうになりながら
読む本をささえる指
わたしはどこへゆくの
流れる水になって
言葉はあふれても
どこへもゆけないの
....
冬に溶けていた
欠片が
今、きらきらと
夜に降る
氷の棘でした
ひとつはカイの目の中に
ひとつはカイの心臓に
結晶というものは
なんて
おそろしいものでしょう
この世に ....
あおに 生まれ
あおとして 過ごし
あおのままで 逝きたい
たとえ馬鹿にされ、笑われようとも
そして、また
あおで、
声が聞こえる
耳のおくで聞いている
あたたかくて
なつかしくて首傾げる
声が聞こえる
じぶんをコントロールできたなら
まわりもコントロールできるかも
じぶ ....
こいつ、こんな顔だったっけか?
なんか昔と違うよな?
あれっ、どこが違うんだろ?
しばし考えて
あっ、そうか、目が違うんだ!と分かったが
ひょっとして
クスリでもやってんじゃないか?
で ....
キツネうどん
体が疲れた時は
キツネうどんを食べるがよい
関西のキツネはねー
甘味がするでよねー
つるつると入ってゆく
キツネうどんはねー
大阪がよい
夫婦善哉のねー
....
あんよが出来たら
いい子いい子
おさかな食べたら
いい子いい子
幼い子どもを褒めるはやすし
着替えが出来たら
いい子いい子
なまえが言えたら
いい子いい子
....
2月3日 午後8時
そうだ、今日は節分ではないか!
豆まきをやらねば、と突然思いつき
子供達を呼ぶ
「ねえ、豆撒きやるよ〜。おいで〜。」
「豆撒きってなあに?」
「節分の豆撒きだよ。」 ....
父の{ルビ骨=コツ}は先祖代々の墓には入れない
同じ仏教でも宗旨が違うから
そんなことを言ってきたのは
父の後を継いだ弟
新たに入った宗旨に則って
その寺の経営する墓地に
墓を買った ....
このたびは、わたしの突然の おもいつきにより
2/3に投稿しておられる作品のいくつかに
575だと宣言したにもかかわらず、575とは限らないという
謎の投稿を、ポイントなしで投稿させていた ....
大好きだったあのドラマ
今でも聴こえるピアノが弾く
きれいな音色で
大好きだったあの歌は
僕らの細やかなお守り
とても儚く大切な
大好きだったあの君は
子供のように雪を待つ
こ ....
会合にも出た
それから句会にも出た
あとにはひと気のない座敷に一人きりで
茶を飲んで余韻を冷ましている
憂いはあらかた片付けてしまって
人に用立ててもらうものも特にない
おもいきり火を使っ ....
孤独が巷にあふれている
必ず死ぬ人にサヨナラ伝えにいく
良いこと言って聞かれてなかった
ほんの数十年前
空がピンク色に染まった夜の日々
凜として生きていた正義の味方
正義の味方は美しく
正義の味方は気高く
正義の味方は清々しく
誰から後ろ指をさされることもなく
....
磨りガラスの向こうの公園で
外国人に話しかけられた
どうやら、フランス語らしいが
何を言っているのか分からない
家に帰ると母親が叫んでいた
ひとつひとつは意味のある言葉
けれど、つなげ ....
思い出したくない事を思い出す
忘れたい事はまざまざとして
それらは破片だ
ジグザグに切られた欠片でもあるな
完成されないパズル
枠を試行し
直線を ....
私の紡ぐ衣は
フリーサイズではない
ピッタリ合う人と
ぜんぜん
似合わない人がいる
人それぞれ
好みがあるだろう
色や柄が気に入らなければ
あなたの箪笥から
どうか 放り出してく ....
がようし いちまいあったら なにをする
あおくぬったら まなつのそら
だいだいいろにぬったら あきのゆうぐれ
さんかくにおったら かみひこうき
しらないくにへ とん ....
【 ユニゾン 】
人はなぜ歌う
その言葉を
伝え残すため
変わらぬ日々を願い
感謝と畏怖に斉唱する
【 フリジア旋法 】
ゴジラがくる
破壊によって目覚める怒り ....
何もない
街を歩く
拾ったのは袋
褪せた それはアイスの袋
枯れ草の中で
風にいつから吹かれていたのだろう
そんなことを考えながら
思い出していた
小学生の頃の友達との
寂しいで ....
ゆびきりげんまん 誓いましょ
「また明日」
沈む夕陽を 背に抱え
少し下向き 走って帰った
ゆびきりげんまん 誓ったよ
なのにどうして
月が照らしても 涙かわかない
朝陽が見えて ....
本物ばかりが欲しいのに
みんな真似して生きている
言葉の意味を探しては
結局辞書見て名作読んで
でも本当の本物が
みんな見つからないはずなのに
明日の近道を探しては
み ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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