この宇宙は
無から生まれた
無は
何もない真空のエネルギーとなった
真空のエネルギーは
10の80乗個の原子と
無限の未来に広がる力を生んだ
我々の身体や心の中にも
真空のエネルギ ....
物干し竿に一斉に並べられる洗濯物をかきわけて
嘘つきどもがざわめきはじめる
並んだ窓を見比べながら足跡をつけていく
今日は晴れているから、とか言い訳にもならんような言葉を
たど ....
赤血球のヘモグロビンが
その炭素原子を吐き出す
特別な意味を持った炭素原子
見知らぬ酸素原子にまとわりつかれて
二酸化炭素になって出て行ってしまった
あたしの炭素原子
どうして ....
机に載っていた、何枚かの
便箋は すみれ色をしていた
グラスに注がれた玉蜀黍茶を空にするまで
夕焼けをわたしは眺めていた……飽きもせずに
複雑そうなものごとが、ほん ....
骨拾い 拾い骨 骨はどこにいる?
拾い骨 骨拾い 拾い骨の昼下がり
ヒーローだろな ヒーローだろな ヒーローになれるかもな
ヒーローだろな ヒーローだろな ヒーローだろな 骨拾ったら
....
不自然な学校のほうが
自然学校よりも
自然がよく解る
ブラック企業のほうが
ホワイト企業よりも
経済がよく解る
クチコミのほうが
マスコミよりも
世間がよく解る
だけど
....
140323
粗忽な女なんか存在しないと
その男は思った
粗忽者はすべて男なのだと確信した
山間に住んで次第に山男のような風貌となり
里に下りてこなくなっ ....
雪に写すのは 苦しさに ちりじりになった心
雪に移すのは 物陰から覗き見る 豊かな人々への憧れ
雪に映すのは 影絵のような 古びた記憶の中の つらい出来事
雪にうつして 積み重ね ....
<死の手>
足の先から順に触れてください
のどを最後にして欲しいから
最後に呼びたい名前が
あるものですから
あなたもそうで
あるように
あなたもそうで
ありますように。
....
オボカタとサムラゴウチがクラスのうしろまえの席になった
ボクの弟はベビーシッターにもう三日預けたままだ
売春婦はほんとにかわいそうなのか
死ぬ直前じいちゃんが結婚した
消費税が ....
クネがクネクネパンチを繰り出すところを
素早くヘッドスリップでかわし
かわすと同時に一歩踏み込んで
得意の安倍ストレートを
クネのこめかみにめり込ませたれ!
蝶ネクタイのオバマは
レフ ....
知っているのにしない者は害をなす
この知っているの意味は知行合一の知のことだ
この知は利他の精神が基盤となっている
ぼくたち利己的なにんげんの
知は利己のこころが基盤となってい ....
バイクが走っている
私の名前を引きずっている
どうしてだろう
フェンスばかりが青くて
言葉は汗ばんでいる
買ったばかりの紙袋が風になびく
その側で人が笑っている
大人達はいっていた
色んな種類があるほうがいいと
大人達はいっていた
相手のことを考えなさいと
いっていた
大人達はいっていた
周りを見て様子をもっとみるのだと
大人達はいっていた
も ....
苔むした三色ねじり棒が
時折脈動しながら回っている
脳天の禿げた主人は
「皮脂がいかんのですわ、皮脂が」
と、言いながら
頭髪の洗い方を指南するが
なぜ実践しなかったのだろう
と、不 ....
一度だけ 今
悲しくなりそう
遠い日の出来事は
影に住んでいる
小さな頃にあふれてたこと
今更この目に映ってる
足元の木漏れ日は
万華鏡よりも輝いて
僕を励ましてくれる
....
ヘビーなのは
かなりヘビーなことが
今回の事件で明らかになりましたから
私としてはライトシッターをおすすめします
私を慰めてくれる
女性を探しています
年齢は22歳から52歳まで
お尻の大きい方
顔は問いません
(好きなタイプは剛力です)
四つん這いになった写真を
お送り下さい
時給15000円お ....
フラフラと
朧月の生温い宵に
プラプラと
妄想の尻尾をぶら下げて
ブラブラと
調子っぱずれの自律神経をナビにして
此岸の縁をそぞろ歩く
フラスコの中の
フラストレーション
....
「会社が潰れるかもしれない…」
夫が青白い顔でポツリと言う
「そう。じゃあ、じたばたしても仕方ないわね」
私は、パッションフルーツ入りの
プレミアムヨーグルトを食べながら答える
視線はス ....
16才の同義語としてゆらめくライ麦畑でささやかれ
星と犬と光を殺した
指の隙間で
きらめく雷が
凍死するから
モンシロチョウのようなナイフにとまる
メランコリーの羽の
炎の上 ....
{引用=
一 あの丘で
あの丘で
春風をむかえよう
あの丘で
花のかざりに
微笑んでいよう
あの丘で
小鳥の歌に
つらなっていよう ....
遺書が黙示録
自動ドアじゃなかった蜩鳴いている
一行で何人も殺せるペン先が細い
原色の世界を生きた
シグナルの点滅が眩しくて
伏せた目に 雪が積もる
知らぬ色
なかったことにしたいけれど
透明とは ちょっと違う
好きな事をしたいと
誓ったじゃあ ....
三日月の
燃えるような匂いが、
遠吠えの森を
濡らし始めると
いまだ熟さぬ果実のような
青い吐息は呼応して
疾走の支度を始める
あてもなく
ただ、
匂いだけを頼りに
荒削り ....
夜の闇は恐ろしい
目の前に何がいるかもわからないのに
自分がここにいることだけがはっきりしている
いっそ
自分も含めここに何がいるのか
誰も何もわからなければ
よかったと
闇の中 ....
今から百四十億年、昔――
謎の巨大爆発があり
宇宙の闇は、生まれました。
科学のみでは計れない
(何者か)の意図による
ビッグ・バンの一撃は
この世の摂理に、重なります。
さぁ、 ....
ちゃんとお葬式はすませた?
そう だって もう死んだんだよ
死んだんだ
だからお葬式
望遠鏡買ってもらえたの?
月を
見ていた
はじめて知った
夜って宇宙だ ....
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