なんにもなくしたものなんてない

かわいそうなんて言われたかない

がんばれとか言われたかない

ぼろぼろになったって

ぼろぼろになんなかったところも

たくさんたくさんある
 ....
僕は違うと言う
君はそうかなぁと言う
僕はまぁまぁと言う

Aが疼くまっている
Bが心配して、声をかける
Cは早く立ってくれないかなと思っている
彼、彼女らはこれから
宿した魂をおろし ....
おおっ
第一次反抗期

ショッピングモールのフードコートで
隣の坊やが
反抗してるしてる

どうやらコップをいたずらして
ママに叱られているらしい

「ダメでしょう!」

   ....
牙を剥いた真夜中が俺の脳髄に噛みついて、裂傷のような夢ばかりが繰り返される、血を吐き、枕にしがみつき、気がふれる一歩手前、予感と結果が刺し合い、あらゆる思考が血まみれ、血まみれ、血まみれの .... 蕗を茹でる鍋にぶちまける
キッチンの戸棚に隠してあった
とっておきの塩
ザルツブルクで見つけた

とっておき なんて
未来を楽観できなきゃ
思い浮かばない道化芝居
あたしは無理をし ....
  {ルビ賽子=さいころ}が胡座をかいている
  {ルビ褥=しとね}は素っ気なく冷えている
  彼女の頬には、涙の痕がある
  それがいつどのように流されたのか、
  彼はしりたかった ....
ブスだっていいじゃない、よし子
頑張って生きようよ
生きていたら
きっと良いことのひとつやふたつあるよ
よし子を好きだって人も
ひょっとしたら現れるかも知れないよ
そりゃ、絶対とは言い切れ ....
紙の前には座りたくない
鍵盤の前にいたい

昼ひなか私は没頭する
緊迫する
高揚する


せわしなく
抑揚の激しい旋律を
いつか
さりげなく
やさしく
奏でることができたら
 ....
ほぼ水といってもいいカルピスの薄さ キレるところじゃなかった イイオンナ抱いてモヒートがまずい にがてといわれた
やっぱり
にがて
やっぱり
にがて
くっきー
あげたい
あげたい
むだ
というか
あげないけど
だめだし
地球には人の数だけ世界があって
自分の世界があれば
他人の世界もある
また今日も一つの世界が死に
一つの世界が生まれた
歩いても歩いても見つからない。
だから、人生は続いていく。

探しても探してもわからない。
だから、人生には終わりがある。

繋いでも繋いでも変わらない。
だから、世界は ....
今の自分を乗り越える

自分の限界に 髪をかきむしって 悩むのは
それは 乗り越えるため だろう

背伸びした自分が そのまま力尽きたら
あとは 奈落へ落ちるだけだ

自分の限界は 自 ....
つみあげたものもないのに
そこに感情だけを置けという
切り取ったものは確かにそんなふうな形ではあるけれど
触れれば消えるよ

 いまだ! いまだ! いまだ!
 壁を 床を テーブルを
  ....
  水母は しばらく空気をさまよって
  やがて岩にぴったりと貼りついた
  月が喋らない夜に
  三角定規ひとつだけ残された廃校で
  誰かのあくびのように だらしなく伸びていく廊下 ....
赤信号を歩いていく人の背中を見ていた
急いでいる訳でもないその人につられて
ひとり、またひとりと流される

流行の最先端を行く
誇らしげに胸を張って
アスファルトに張り付いたガムを
幾人 ....
江ノ電鎌倉高校前駅と
腰越駅とのその間で
窓という窓が突然
ぱっと明るい海となり
ゆるいカーブの水平線に
乗客はみな取り囲まれてしまうのだった


すばやく走る波の線
空の始まるとこ ....
しずかな曇り日

サイレンが鳴る

すみやかな避難を告げている

雲のすきから光が射している

神話のような光の柱が

地上を柔らかくつらぬいている

ミサイルはまだ見えない
 ....
雪の降る夜に
あなたは去った
ショートメールを
一件残して
「今までありがとう」
優しい終わりは
一番辛いって
あなただって
知ってるくせに

おりものシートザロンリネス

欲 ....
命が革まる
1つの国が死に生まれ変わるのだ
魂が響えるか
草の葉が風に揺れれば、他も同じく響き合い
揺れて草の音がする
一人が風に揺れれば、他も同じく共鳴し
人の声はしだいに共 ....
 



あなたの詩のそばに

生きることは

あなたのそばに

生きることと同義だ
ヒシャクを使って
核実験を行っていたところ
突然眩いばかりの光に包まれ
不死身の肉体と
完全悪の精神を手に入れた
真行寺公夫は
Dr.アトミックと名乗り
世界征服を目論むようになった
 ....
時はいつも人を吹きすぎてゆく
ちいさな想いや願いを散り散りにして

もうあの時のうたは
二度とはうたえない
いちまいの絵のように
すでに過去のギャラリーに
展示されているのだから

 ....
夜中に窓枠がぴしりと鳴る
夢のなかから呼び戻されて
枕元をさぐった手に触れるものがあり
それは感触で人の耳だとわかる
よく見えないがそれはたしかに二切れの耳で
ゴムのおもちゃのようにも思える ....
首なが族の少女が耳にあてたアイフォンからきこえるウォール街の足音は、ジブンヲカンジョウニ入レズニ通り過ぎるようで

プラットホームにとり残された風が
形の悪い、過冷却の耳を凍らす


 ....
Z

さようなら 散っていった夢なら全部引き受けよう
たったひとつのこの命に 君という名前を刻んで
私は行く この命が続いていく限り
それはつまり 君が生きていたという証だから

喜びか ....
ただ伝えたかった
君の耳へと届いた瞬間にシャボン玉が割れるように消えてしまったもいいから 
ただ伝えたかった 
誰よりも愛おしい君よ 
誰よりも愛らしい君よ 
ずっと笑顔でいて 
ずっと幸 ....
遥か草原のようなこの街を

ひとつかみの雲のようなふたり

あてもなくさ迷い飛んでいる

建物の影や光や風

ぼくには優しくすることもできない


だれかに守られている

幸 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
なくしたもの吉岡ペペロ114/1/19 22:20
君は良いと言うopus114/1/19 22:17
がんばれ 坊や がんばれ ママichiro...7*14/1/19 22:15
殺しに至る感情のライン (Circle)ホロウ・シカ...2*14/1/19 21:44
ゲトライデ藤原絵理子314/1/19 21:05
エーテル 14草野春心214/1/19 20:41
善人の面の皮花形新次114/1/19 19:37
レッスンLucy13*14/1/19 19:11
ほぼ水といってもいいカルピスの薄さ北大路京介514/1/19 18:11
キレるところじゃなかった314/1/19 18:11
イイオンナ抱いてモヒートがまずい014/1/19 18:11
僕には不思議な手紙が来ないa014/1/19 17:54
世界リィ3*14/1/19 17:32
マナー、人生と世界における虚無感に対してkomase...3*14/1/19 16:00
プロフェッショナルいねむり猫514/1/19 14:26
焦燥bookof...2*14/1/19 12:50
エーテル 13草野春心414/1/19 12:08
横断歩道中村 くらげ9+*14/1/19 11:54
冬潮八布1014/1/19 10:36
サイレン吉岡ペペロ214/1/19 10:30
おりものシートザロンリネス花形新次014/1/19 9:41
革命星☆風馬114/1/19 9:24
まる自転車に乗れ...514/1/19 8:32
ファットマンビギンズ Dr.アトミックの臨界実験花形新次014/1/19 7:05
風のギャラリー梅昆布茶1814/1/19 6:05
お供え[group]春日線香714/1/19 4:31
オンザレール末下りょう314/1/19 2:53
Zitukam...014/1/19 2:13
ただ伝えたかった文字綴り屋 ...114/1/19 0:04
草原の時よ吉岡ペペロ3*14/1/18 23:03

Home 戻る 最新へ 次へ
2025 2026 2027 2028 2029 2030 2031 2032 2033 2034 2035 2036 2037 2038 2039 2040 2041 2042 2043 2044 2045 2046 2047 2048 2049 2050 2051 2052 2053 2054 2055 2056 2057 2058 2059 2060 2061 2062 2063 2064 2065 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.39sec.