なくした財布の、行方を思う。。。

キャッシュカードは無事か?

免許証は?保険証は?

自分を表す記号の行方を

ただただ思う・・・・。

小銭入れの十円玉と

百円玉・五円 ....
記憶のほとりに座り
流れてゆく断片を
拾い集めながら暮らす
また泣いているけど
誰かに知ってほしいからじゃない
とつぶやきながら

、何をしたいのか
みえないから
つくっているのだろ ....
そとに出ると
花が増えている
風ならきっと南から
踏みしめるアスファルトに
いつもの靴はよく馴染み

足りない
違うと思う
そうじゃなくて
きさらづあたりの
すずもりたけやぶ
南無阿弥陀仏の
證成寺(しようじやうじ)

しよつしよつしよつじやうじ
しようじやうじの庭(には)は
たぬきあつまり はらつづみ
つきよに 和尚(を ....
代々木の病院の帰りに新宿に寄った
今日は先生に伝わってよかったな
まず、自分がこういうことに苦しんでいるということを他人に伝えることが難しい
知らなかった 自分にそういう表現力がないとは。

 ....
背骨を震わせる雨は上がり、軒下の猫は子を舐める。

都市に流れる網の目の血管は下に、下に。皮膚を潜っ
て深く。地球は幾度、吐こうとする。

閉ざされた、大勢の人が並んで歩くノイズの重なりは
 ....
ふしぎな生きものが対岸におりましたので
わたしは急いで脱ぎました

なるべく丁寧に急いで
わたしはあらわになりました


しかしながら
湯茶の用意が整っておらず
先方はやや訝しげ ....
茶色の家

訪れた茶色の家
石板を組み
セメントで固め
左に続く壁には
少し傷があって
今日は留守

泥のついたボディーの
ニッサンの軽自動車
赤いフォードの
後ろにつけて ....
そいつは道の真ん中に転がっていた
雨の日だった
合羽を着て自転車を漕いでいたので
私の視界は悪い
遠くから黒い物体が見えた時
壊れた黒い雨傘だと思った
もっと近づくと
黒い長靴に見えた
 ....
詩は何故生まれるのか

それはコミュニケーションの不可能を

自らの中に深く感じているから

人と人は分かり合えない

それらは永久に

それぞれに違う宇宙として孤立している
 ....
見得ないモノなんて 信じなくったって イイ
そう 教えられて来た

例えば 甘い 言葉ならば
幾重にも 話術をかけて

そう

ケーキの上に 乗っかった
あまーい あまー ....
いない
おじいさん
いないのは
おじさん


行方不明のおじさん
ドロップアウト
路上生活
捜索願い



補導
バイト生活
いいこともある

いができた
おじ ....
むかし 納屋の整理をした折
古箪笥の引き出しを開けると
中が炊きたての赤飯でいっぱいだったことがある
春の川でとれた蟹の甲羅を剥ぐと
どの蟹にも赤飯がぎっしり詰まっていたこともある
それから ....
ほしかった
ものをまえに
気持をうしないそうで
驚いている

驚いている
わたしがわたしを
うしないそうで

ねむりなよ
あなたが
言うものだから
泣くよりさきに
ほほえ ....
少し肌寒い秋の夜。
澄み切った空気を吸い込み、久しぶりの深夜徘徊ランニング。
今日は5km走れるかしら。
最後まであきらめずに走れるだろうか。
徐々に高まる心拍数。

だけど、走るのをやめ ....
みぞれ ゆき はれ みぞれ ゆき
ねえ
殺して よ
きっと気持ち良くて
笑ってしまう



ひらり ひら り


には
まだ早く
濃色花蕾累々と
香り温くも木洩れ日なく
 ....
友達を
失った日に
眠りに落ちていく
ベッドの上

手には でも
何もかもある きっと
ないものとしての
何かがある

自分を
探している時
眠りに落ちていく
ベッドから ....
ライダースーツを着てバイクの免許がない イケてる奴につけられた変なアダ名 絶対零度より冷たい瞳で見られた 今朝もぎゅうぎゅう
詰め込まれた通勤電車
トンネルを抜けると爽やかな朝日
お尻のあたりに妙な違和感

さわさわさわさわ
動けない…
首をねじったらつったけど
目の端に黒縁めがねの男 ....
痩せこけたデリヘル嬢にイラマチオをさせながらザッピングする
寒い夜、風は弱い

冷凍ピッツァに混入した
マラチオンに激しくむせるように
涙をうかべるから
美しい

部屋の模様は、薄 ....
わたしの母は
一流の歌謡曲なのであります

酸いも甘いも知り尽くし
いまや図太く
強固です


わたしの父も
一流の歌謡曲なのであります

優しく厳しく漕ぎわたり
よう ....
七夕飾りを作った
網飾りと提灯をつけた
短冊を書いてヴェランダに飾った

あいにくのくもりぞら
空を見る気にもなれず
意味のないTVドラマを観た

ヴェランダで妙な物音がする
カ ....
 すこし混む電車の中
 イヤホンから囁いてくる音楽
 あのひとも 立っているあのひとも 違った音に
 こっそり囁かれている
 快速急行は両窓の景色と景色を
 後ろへ後ろへ ....
生命線が
肩まで伸びているから
単純計算で850年生きると
上大岡の母に言われた
年金貰えるかなと
心配になった
じょうりくと
なかよく
できない
ことが
ほんのう
てきに
きまって
いて
たぶん
どうやっても
すかれ
られない
という
ことが
あきら
かで
あれば
できる
だ ....
ちいさなちいさなしあわせを味わう
紙コップで飲むコーヒーのような
てのひらで包めるあたたかさは
確かにここにあることを知らせる

だれもがちいさなぬくもりをほしがるけど
簡単にその手を差し ....
頭が割れそう

掃いて捨てるほど死のう
偽装を殺そう
間隔の短い電鉄は溶かして屠ろう
愛の真剣で胸を貫こう
ギザギザな爪立てて首を絞めよう
上空3kmで裸そっと降ろしてあげよう
鉄 ....
何度聞いても頭に入らない言葉がある
例えば
ペンナカッタ
何度聞いても頭に入らないのだから
恐らく間違っていると思う
ピンナケッタかも知れないし
ポンニヘッタかも知れない
ともすると、プ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
胃潰瘍梓ゆい214/1/29 19:55
もっぷ214/1/29 18:42
214/1/29 18:42
たぬきばやしがきこえる……とある蛙6*14/1/29 17:43
個室ビデオの太陽馬野ミキ2+14/1/29 15:58
「彼岸の鐘」宇野康平3+14/1/29 15:47
対岸千波 一也614/1/29 15:35
茶色の家生田 稔114/1/29 11:52
【 どこへ いった? 】[group]泡沫恋歌19*14/1/29 7:30
詩の橋yamada...114/1/29 7:04
チョコレートケーキで乾杯藤鈴呼2*14/1/29 6:50
いないおじいさんichiro...3+*14/1/29 5:55
赤飯三題春日線香514/1/29 3:55
ねむりなよはるな714/1/29 2:32
駆け抜けたはずの夜六九郎214/1/29 1:23
春韻凛々椿914/1/29 1:01
セール品はいらない番田 314/1/29 0:56
ライダースーツを着てバイクの免許がない北大路京介314/1/29 0:23
イケてる奴につけられた変なアダ名414/1/29 0:23
絶対零度より冷たい瞳で見られた714/1/29 0:23
冤罪藤原絵理子2*14/1/28 23:51
イマラチオンの夜末下りょう214/1/28 22:40
歌謡曲になりたい千波 一也214/1/28 22:34
乞巧奠藤原絵理子3*14/1/28 22:22
キミも ともだち。ヨルノテガム714/1/28 21:55
生命線が長すぎる花形新次114/1/28 21:43
バルムンクa114/1/28 21:35
紙コップの中の風朧月314/1/28 20:57
ぱらぱらと焔舌は恥知らずなけま、たへ...114/1/28 20:12
パンナコッタ花形新次414/1/28 20:01

Home 戻る 最新へ 次へ
2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 2028 2029 2030 2031 2032 2033 2034 2035 2036 2037 2038 2039 2040 2041 2042 2043 2044 2045 2046 2047 2048 2049 2050 2051 2052 2053 2054 2055 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.76sec.