頭蓋骨のなかに花咲けるユートピアの蜜の味を
知りたいのだ いつか
それが眼前の限りなく広い空間に
溢れ出し 咲乱れ 母親の子宮のように心休まるのを
味わうことを
してみたいのだ

してみ ....
ロボット兵器を
デアゴスティーニ並みの
低価格で製造し
国防の要にしたい

ゲーマーを遠隔操縦士として
自衛隊に採用すれば
何の生産性もないと思われていた彼らも
お国に貢献出来る良い機 ....
崖から転げ落ちる
ペンギン
飛べないから
翼は広げたまま
水かきが空を切る

岩に頭をぶつけて
気が遠くなる
エメラルドの目に映る
真っ青な海
あと少し…

さっきまで
空を ....
よばれた気がしてふり返る、と
案の定だれもいない

もう
幾度となく通いつづけた道の途中で
わたしは今日も花を咲かせる

いつかまた
不意に、懐かしく
わたしの足を止めるだろ ....
正直になんてならないほうがいい
ほんとうのことはあぶないから

手は口ほどにものを言う
うかつにひらひらさせないで

くちびるどうしてすぐ乾く
いえない言葉が熱いから

正直だった頃 ....
ああもうだめだ 何にもできない
そんな時はきっと一日寝ているに限るね
そんなことを思いつつ
着替えて外出を始めるのだ

戦闘の準備はできたかい

それでは
企業は社会の一機関であり社会の為にある。

企業の目的は企業の外にある。

このふたつの示唆は、紙に円を線で描いたとき、円を線の内側と捉えるか、それとも円を線の外側と捉えるか、そんな禅問答に似 ....
命が散る

飛散する

ビッグバンをものまねしよう

命が散る

飛散する

宇宙の最初をものまねしよう


それをお花見のように眺めよう

そしてお花見のように別れよう ....
                    140315

売れ残りのさんけーテレビを売り歩く
早く売り払わないと消費税が8パーセントになってしまうし
4Kテレビの宣伝も激しい今、売れ残ってしまう ....
グローバル未来科学研究所
SF同好会チームリーダー
佐保方内守晴氏は
放射能を体内に吸収し
ミントの香りを付け
排出する新型のバクテリアを発見した
とする論文を英国科学雑誌ねえちゃんに発表 ....
価値観のベクトルは
進歩と発展ではなく
共存と調和
競争原理が働かないので
社会の進歩はゆっくり
先進技術も先進医療もない
平均寿命は70歳ぐらい
でもほとんどの人間が死ぬまで楽しく働い ....
生と死、幸と不幸を分ける境界線の
なんと曖昧なことか
一体彼らが何をしたというのだ?
彼らと私の違いなど何もないではないか

奪われた二万千五百十名もの尊い命
決して癒えきれぬ悲しみを不意 ....
拳は白く
階段をのぼる
風が風を
金と緑に分けてゆく


夜の起動音
ふるえ にじみ
したたりを覆い
したたるもの


曇に沈む指に沿い
音はかがやきを増して ....
いつ
スイッチが入るのか
分からない

それが
ONなのかOFFなのか
分からない

そもそも
何処にスイッチがあるのか
分からない

行方不明のUSBメモリを探そうと
 ....
 

小さな世界のすべてが皮膚の上を滑り落ち床に僅かな痕跡を束の間残すころ狂気を孕んだ桑の実は庭で機会を逃していた、幼子の泣き声は無くてもいいもののように思えそれでも、鬱血した母親は張った乳房を晒 ....
庭木の梢がはしゃぎまくっている
声もださずに
何がそんなに楽しいのだろう
 
それにしても
聾唖になったのか
近頃の雀は・・・・・

だまったまま裸木につかまり
首の屈伸ばかり見せて ....
十月の午後は雨だった

それは全て雨に塗りつぶされていた

空は鼠色に塗りつぶされ、そして時々

燐光のようなものが宙を舞った

・・・その時、君は「あの時」の事を思い出していた

 ....
おめでたい 性格は
得を するのだろうか

徳が 有るのならば 
最高ですけれど

特に 問題ないよ、と
言われるダケでも
別に 構わないんです

何故って 
「アイツ、おめでた ....
何事もなかったように光る海
廃線路の先には菜の花が咲く
網棚に取り残された箱を開ける勇気もなく
揺れる電車
ねむりを誘う振動
座ったままのうたたね
かしげてゆく首
透明な重力に引かれる右 ....
ゆっくりと憂鬱な心が溶けてゆく

絡み合った心がとても静かに

ほどけてゆく

雪のような

悲しみのような感情

沈殿して堆積してゆく

マリンスノーみたいに

肩ごしの ....
抱いて抱き合うほど
豊かな愛になる
寒さから守るバリアになる

真っ白な雪が見せる幻想

たくさんある冬のどの歌よりも
その場で創り歌い今の素直な想いを表す

雪を溶かす力は
 ....
拭っても拭っても血が止まらない。ただティッシュを赤黒く染めていくだけで、何かほかにやりようがないかと思い、その血で化粧することを思いつくが、部屋には鏡がなく、窓ガラスに映して見ようかと振り向くと窓 .... 何時からなのでしょうか
何年 何月 何日
決まった 日付はみつかりません
笑顔が 少しの頬笑みが 眼差しが
心を揺らす
恋の折れ線グラフ

何時からなのでしょうか
駅で 階段で 廊下で ....
夜の蜘蛛を生かして
償われた指腹のよどみに
吹き溜まる星々は研削され
なめらかな肩口を晒し合いながら
目まぐるしい渦中からの
放逐を同意してゆく

霧散する、フラグメント
融点の狭間で ....
さむらごうち&おぼかたが歌う
「真心」お聴き下さい

どうせ一度の人生を
パッと咲かせて何故悪い
あたしの嘘に癒された
知っているのよ
その心

祖母にもらった割烹着
先月ネットで ....
君に貸したチョコレートは
単なる甘いものじゃあない
君を震わすエネルギーに
わたしがなりたかったのだ

しかし気づけばここまで来て
君は自分を責めただろう
過去を悔やんだことだろう
こ ....
詩が書きたいけど良いのが書けない



常々そう思っていたら ....
駆け抜ける想念とは裏腹に
書き抜けぬ言の葉裏の蝸牛
雪の積もったノートには
あと数羽カラスの行方が不明です

時の刃の上をゆっくりと滑る私たち
やがて「私」「あなた」という二つの断面へ
 ....
畳の下の
床下の
深い土に掘る穴の底
沈めた箱に
堅く蓋をして
重しを載せる

あの人の上に
土をかけ

床板を
畳を
元通りに載せて
二度と
覗いたりしない

その上 ....
スピリタスをスピリタスで割って出されている
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
空想都市白雨114/3/15 22:21
国防の要花形新次114/3/15 21:59
ペンギン藤原絵理子214/3/15 21:58
時が咲いている千波 一也314/3/15 20:48
正直もの朧月214/3/15 20:26
戦場に赴く三上あず414/3/15 20:21
ドラッカー先生へ。吉岡ペペロ414/3/15 19:44
お花見のように314/3/15 19:30
3Kテレビあおば7*14/3/15 19:05
大発見花形新次014/3/15 13:12
架空世界ichiro...8*14/3/15 12:19
二千十四年三月十一日に夏美かをる24*14/3/15 12:14
冬とむらさき木立 悟214/3/15 11:50
スイッチnonya16*14/3/15 11:38
楽園の鳥たちホロウ・シカ...2*14/3/15 11:32
白いサウンド(九)信天翁2*14/3/15 10:36
『午前』へと続く午後yamada...014/3/15 9:56
わらうんだ藤鈴呼1+*14/3/15 9:40
そらの珊瑚17+*14/3/15 9:08
冬の終わりにたかよし02014/3/15 8:59
雪を溶かすほど夏川ゆう114/3/15 8:59
飛び立とうとしていたrabbit...7*14/3/15 3:48
恋の折れ線グラフ佐白光014/3/15 1:42
害虫sample414/3/15 1:23
さむらごうち&おぼかた花形新次1+14/3/15 1:17
君に捧ぐ応援歌ノブ子014/3/15 0:44
詩が書きたいけど良いのが書けないTAT1*14/3/15 0:20
失念れすとらんただのみきや16*14/3/14 23:34
カナリア ー私が殺したあのひとーLucy11*14/3/14 22:42
スピリタスをスピリタスで割って出されている北大路京介114/3/14 22:41

Home 戻る 最新へ 次へ
1971 1972 1973 1974 1975 1976 1977 1978 1979 1980 1981 1982 1983 1984 1985 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.01sec.