薄雨の
降りし今日の
我が身を包む
涼風ふわり
ふんわり漂う
虚しさ何故か
胸奥を覆い
かさこそかさこそ
揺れる想い
魂の力を得んと
心の悶え震えながら 、
向かい喫茶に灯 ....
私は原付バイクに乗り風に遊ぶ
天使だから
今生のことについては
ある程度の見境がついて
ついて・・・
でも諦められないこともあり
今日も瞑想プログラムに
遊ぶ
遊ぶ
夏の時分 ....
あと2分しかないよ と言われて
あなたは詩を書きはじめる
あと2分、と言われてわたしは
あなたのことを愛しはじめる
安らかなのは
2分後に
ぜんぶおわるのがわかっていること ....
れいランランも訪れた
大阪は堺市にある焼肉の味楽。
煙もうもうの店内が食欲をそそります
キャベツ食べ放題が嬉しい、
エアコンなしはちょっと暑いけど、、
あ、煙もうもう系のお店では、
堺 ....
気まぐれな
夕まぐれに
気まぐれる
まぐれに
まぎれて
気をまぎらわし
気まぐれる
まぐれの
グレイの
夕まぐれに
まぎれて
まぎらわしく
気まぐれる
気まぐれたまま
夕ま ....
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幸福な話も不幸な話も 云い過ぎると自慢に聞こえるものらしい
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自分ら ....
少女がシンデレラに憧れるのは
深夜、日本家屋の階段で。
とてもちいさな階段には
昼間の寂しさがころがる音がするから
ガラスの靴をひろえなかった少女は
夢の中へいってみたい ....
テーブルに散らばったいくつかの破片と手紙の束、破片がなんだったのか思い出せないし手紙を開いてみる気も無い、わざわざやって来る知らせが重要なものだった試しはない、最終的に返信を希望するやつは必ず電話 ....
泣きたい夜には
愛してると言って
恋してると言って
涙が少し乾くから
胸の疼きをそのままに
甘い果実を分けてくれたなら
ぼくは夢を語ろう
正直に伝えてくれるなら
き ....
夜も更けて
飲む酒の
苦い味
帰り来ぬ
街の灯は消え失せて
スマホの中であれこれ悩んでいる
電車は躯を運ぶ
降車駅を過ぎても躯は乗せられたまま
大人しく揺られている
慌てるのは意識が引き戻された頭と足
躯は足に運ばれる
モニターの中であれこれ悩 ....
滲む夜の静けさに
色彩の輝きがどこまでも辿る
9の言葉に埋め尽くされ
そこに意味を探すものはいなくなった
まだ悩んでるんだろ、どこまでも
快楽の奥底にあるのは
ただひたすら君なのさ
....
光の帯の彼方に去ってゆく
響きの声の言の葉の
渦を巻き込み巻き込まれながら
全てを手放すわけにはいかないと
手放すことの出来るのは肉身のみと
最期の息を吸いて最高の言を放ち ....
足を切った
家族を飢えさせないため
自分が餓死するのを防ぐため
あのときは仕方なかった
もう一本、足を切った
自分の不甲斐なさに呆れながら
まだ幼かった子どもは
なにも知らず ....
とらわれていたものを減らして
一夜経ち
芳醇な朝に居ます
太陽に
畏敬の念を抱きつつ
あの太陽は
人間の
人力によって上昇している──、
とも思われる
思いの力は絶大で
他に
わ ....
納豆をかき混ぜると
遥かユーラシアから
吹いてくる風がある
父は砂糖を入れるのが好きだった
母はそれを好まなかった
わたしは優しくありたかった
皆、少しずつ欠落していって
比喩は ....
事情があって先週から何も食べていない
先日食べようとした納豆玉子かけご飯とかき揚げも食べなかった
体重は4キログラム減ってふわふわと眩暈がする
気分は平静なのだけれど何時もの摂食障害 ....
秋の夜長だ
ベンハーパー
わくわく
わくわく
わくわく
もぞもぞ
もぞもぞ
もぞもぞ
ゆらゆら
ゆらゆら
ゆらゆら
うとうと
うとうと
うとうと
すやすや
すやすや
すやすや
明るい月の下で
君と過ごす夜が始まる
未来とか希望とか
ぼんやりとしか見えなくても
頭の中から飛び出して
走って行きたい場所が
前だけにあると思っていた
君には僕の知らない
過 ....
しずかさにほひ
我が深奥に
ひろがりひかる 、
無限の自然 光の大洋
泳ぎ潜行し新たな言の葉掴む人 。∆∇。
こいつだっさ
あ、わざとなのね
こいつバカすぎ
あ、わざとなのね
こいつキモイ
あ、わざとなのね
こいつなんか臭い
あ、わざとなのね
こいつつまらん
あ、わざとなのね ....
1/2 + 1/4 + 1/8 + 1/16 + 1/32 + 1/64 + …… = 1
1 = 1/2 + 1/4 + 1/8 + 1/16 + 1/32 + 1/64 + ……
....
涼風たつ坂 くだれば川辺
たっぷりとゆれる 青柳
樹下にたたずめば おとこの腕を
やさしい檻を思い出す
長い髪したひとでした
たてがみみたいに見えました
抱きしめられると 肩に背中に ....
言葉が脱臼して
雲のない空より雷が落ちた
それは私がすっかり変身した合図
今
ただ灰色の曇り空と
青い山のみがある
ただ私は立ってのぞんでいる
ただ物語がなくなって
存在が辛く ....
○「驚きの言葉」
ワイフがレントゲン検査を地元の県立病院に予約して
最後に言われた言葉が
「お金はありますか」
だった
次に大学病院にペット検査の予約をしたら
最後に言われた言葉が
「高 ....
星
亡くまで薄めて
景色が金色に染まる前
墓
彼は眠っていないのだろうか
骨があるので
手を合わせた
冷たく穏やかな風は9月の終わりの秋に相応しく
望ましい
花屋 鯛焼きや ....
久しぶりに
花を買った
どんなのが良いのか
どういう風に選ぶものなのか
さっぱり
だったので
こんなものだろうかという
金額だけ伝えて
ぱっと
明るく咲いた
店員さんに
選んでも ....
サラリーマンだから贅沢は言ってられないのです。
久しぶりに息子を連れてヘルスセンターへ出かけてみようと思います。
本当は何処か温泉街の露天風呂のほうがいいんだけどね。
僕らはそそくさと脱衣 ....
木偶の坊古びて肥溜めの中失笑、糞の臭い骨まで染みて夜通し風呂何度も入れ替えて浸かりふやけまくって朦朧、とうとう倒れ込むも目覚ましの餌食、半狂乱で壁に叩きつけて知らぬ顔決め込みたちどころに熟睡、糞食 ....
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