想いを込めた手紙は友達に急かされて一枚だけ、
下駄箱の影で見つめてた、星の数ほど

好きだ、なんて愛の言葉はとうの昔に、
でも手を繋いだわ、星の数ほど

貴方じゃなきゃ駄目な理由は別に ....
とても狭くて
天井が低いから
うっかりすると頭をぶつけてしまう
夏は暑いし
冬は寒いし
もう使わないのに
捨てられないベビーベッドとか
読まれたがっている本たちに
囲まれて思う
一生 ....
青空を見ているときは
星空をわすれ

かき氷を食べているときは
雪をわすれ

かなしみが沢山のこころは
よろこびをわすれ

大人になると
子どもをわすれ

山を登る ....
跳ねた
跳ねた
異形の粒が
跳ねた
跳ねた
ご機嫌そうに


肩車して
昨日の死体
明日の腐乱を
拝ませてやれ
ハイヨー

 ....
確かに僕は
君を好きなはずなのに

いつだって僕は
君のことばかり考えていたのに

ない
どこにもいない
不思議

こんなこと今までなかった

君が欲しくて
たまらな ....
青いドームを突き破れ!
そうして憧れは
宇宙の彼方まで飛んで行くことだろう

僕らは青いドームの下にいる
まるで手の届きそうな天井に
僕らはいくつもの夢を馳せる

あの青い空間は一体何 ....
箱根でモジリアーニ展を観ました。とても良かった
ほっそりとした首の、はかなげな女性像
瞳をブルーで塗り込めて、
それは
彼女を静止させていた
あらゆる他者とのコミュニケイトを
拒絶するみた ....
やあ、みなさん、おはよう。
まあコーヒーでも飲みながら、気楽に聞いてくれ。
気楽とは言っても、中身は大事な話だから、そのつもりで。
新入社員のきみたちは、我が社の社是はもう知ってるよね。
そう ....
腐り果てた空に、虹が突き刺さって風化したまま、
あらゆる感覚が停止した世界の壁に、ベンガラで擦られた、
巨大な死者の伝言が、僅かに一行、掠れもせず遺されていた。
――「背中に刻まれた言霊、犯人は ....
リシャール・ヘネシー哺乳瓶に入れてよ 霧笛聞こえるCaster吸う背中 眼鏡かけても君も見えない 踵を軽石で擦っちゃダメだよ
もっと硬くなるから
生物って傷めつけると
もっと自分を守ろうとして
防御強化するからね
強烈な垢擦りだって擦った後はスベスベでも
何日か経ったら角質層はもっと厚 ....
女性用は赤
男性用は黒
フォルムだけじゃなくて
色も変えてくれなくっちゃ
間違って入っちゃったじゃない
女子トイレ!
立ちション便器がないから
おかしいなって
すぐ気付いたけど
出た ....
遺失の果ての充足に
どうも、どうもと頭を下げた
今になってわかることに
予定通り私は傷ついた

キャッチーな詞がしみる頃
まだたくさん終わるし始まるからと
この手に残ったものを数える作業 ....
払ったこたないわ、詩ってむずかゆいやんか、意見さらして、別になんやろか、受信料もNHKも嫌いやわ、硬派きらい、軟派やし、チャラやし、えー加減やし、手ーが早いし、長続きせんし、喧嘩ばっかやし、詩なんてむ .... ぼくは汚いこころで

宝石が他人の手で磨かれてゆくさまを思っていた

たぶんそれは

傷つかないための練習だ

なのに練習だけで

ぼくはからだじゅうを痛くしていた

たぶんそ ....
野原の道でもつれて、転び
膝から血を、滴らす
少年・吾一は
埃を払って立ち上がり
拳を握り、天に叫んだ

「我は世界に、一人なり…!」

その時
背後の川の何処かで
ぴちゃり、と銀 ....
深夜、火がついたように
泣き出した2才の周は
生まれた時と同じ病院に
急遽、肺炎で入院した

生まれて間もない
ちっこい周を世話してくれた
懐かしい看護師さん達が
「あらあら、かぜがひ ....
「ととん、ととん」
曇った夜空から
列車の走る音が聞こえる
大気の具合でこんな日がある

目の前に来た列車に
いい加減に乗り
いい加減に乗り継いで
私の旅は現在にある

飛び乗った ....
神も仏もないので
修羅は泣いた

結晶が壊れてゆく傍らで
産女の子が動いた

それでも生きていかねばならない
あり続けるのなら
甘んじて

それができないのなら
修羅はすべてを捨 ....
  午後十一時をまわったころ
  庭にはいってきた男は 岩に座って黙っていた
  裸に剥かれた冬の枯れ樹の 枝のひとつひとつが
  別々の動きをしていた それで私は
  かれらは男の思 ....
日本の主婦の9割が
フェラチオ経験者との情報を
ある筋から入手した

ある筋と言っても裏筋ではない

早速妻にメールで展開したが
ニコちゃんマークの絵文字とともに
そう、私は貴重な1割 ....
僕の自殺論を

聞いてください

デュルケームのように

学術的ではないけれど


自殺というと

その勇気でなんでもできるとか

他人に頼るべきだとか

色々いわれてま ....
{画像=140506151840.jpg}

ぼくはズンズン身長が伸びて来て
視界が俯瞰して行くんだ。

小さな町の煙突を抜け
東京スカイツリーを抜け
視野が120度、180度、、、、3 ....
窓辺にひかる緑

きのうの雨ときょうの光で

新緑が緑になっていた


無垢なもんはすぎてゆく

こころはここに留まっている

無垢なもん

無垢なもん

重力みたいな
 ....
覚えたての縦笛から
頼りない汽笛のような音が
飛び出したから
思わず笑って
私は手をふる

どこかへいくの?
またかえってくるよ

音を作るこどもたちが
今でもほら
とても楽しげ ....
いざとなったら
ど突き合いにもちこんだる

今や立派な暴力団員となった
元世界チャンピオン渡辺二郎の言葉
この言葉が僕の生きる指針となった

最後の最後は
テクニックではない
殺るか ....
懐旧には
花崗岩の石碑
夥しく十字架型の翳
無銘墓碑群には
褪紅の光芒の裡なる具象の聯なり

残酷劇が現実を越境する
克明に狂い往く
檻舎の鋼の鉄柵に
懲罰房に黴塗れの種入麺麭と
 ....
滑べり堕ち、砕け散った破片の
あまりにも激しい叫びが
その一瞬の、すべてを
切り裂く。

慌てながら抱きしめた手を
深く、鋭く、切り裂いた、
あの日の、
傷口から

一筋の想いが
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
星の数ほど一酸化炭素514/5/7 17:08
屋根裏そらの珊瑚10*14/5/7 16:15
いいんだよ小原あき13*14/5/7 12:53
スコールの、始まりのよにホロウ・シカ...0*14/5/7 12:22
行方不明chihar...5*14/5/7 9:34
青いドームを突き破れ!未有花10*14/5/7 9:25
ビギンuminek...6*14/5/7 7:46
朝のミーティングのための六九郎014/5/7 3:13
【滅亡へのソネット】〔ソネット〕ハァモニィベ...1*14/5/7 1:08
リシャール・ヘネシー哺乳瓶に入れてよ北大路京介814/5/7 0:48
霧笛聞こえるCaster吸う背中214/5/7 0:48
眼鏡かけても君も見えない114/5/7 0:47
踵を軽石で擦るともっと硬くなりますichiro...8*14/5/6 23:00
ティファナのトイレ花形新次114/5/6 22:11
さよならについてnick014/5/6 22:09
受信料とかいつか受信料...114/5/6 21:53
宝石吉岡ペペロ314/5/6 21:28
絵本の風景服部 剛614/5/6 20:45
初めて入院する夜に  814/5/6 20:22
列車の音山部 佳1114/5/6 18:54
early summerwithin1*14/5/6 18:30
庭にはいってきた男草野春心114/5/6 17:11
情報花形新次014/5/6 16:51
僕は自殺をするだろうかちて014/5/6 16:24
地球の先でノックダウン / ぼくは想像する太いモヤシだbeebee22*14/5/6 14:15
無垢なもん吉岡ペペロ414/5/6 11:07
楽隊そらの珊瑚1814/5/6 8:59
渡辺二郎花形新次014/5/6 5:06
紫陽花及び肺臓移殖手術高濱014/5/6 4:25
滲む記憶 〔ソネット〕ハァモニィベ...1*14/5/6 4:07

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