台北の街の夜
部屋ではショパンが鳴っている
雪崩るように鳴っている
夜の深さを測っている
異国の夜は
情報量がすくなすぎて
闇が深いから
あの夜のように
....
台北の街はビルの壁がどれも汚い
台湾と日本の違いは
右側通行とか原チャの多さではなくて
台北の街のビルの壁がどれも汚いことだった
日本はビルの壁を国債を発行することで
綺 ....
感謝できるようなとき
感謝の気持ちをもつなんて
普通の動物でもできる
特筆すべきことがなくても
嫌なことばかりのときでも
感謝の気持ちを先行させて
ぼくらは逃げ切り ....
自己紹介をします
私、ここから
ずうっと離れた
海が見える丘にある
教会に住んでおりました
近くのちびっこと遊ぶのが好きでした
悪戯でオルガンに
ちょっと触るのが好き ....
立入禁止の公園に赤く錆びた遊具と忘れたい記憶
暇になったらやるリストを書くことに熱中してしまったもう朝がきてる
閉じた瞼の向こうで漁火またたいている
もう足が棒になっている
感覚が無くなっていく
汗はもう尽きそうで
それでも歩かねばならない
同じ風景の中を
延々と延々と
先が見えないのではなく
先を知り尽くしているから
同じ ....
朝露にぬれた白桃を
吸血鬼が狙っている
吸血鬼は黒く、
爪の先ほどの大きさしかなく
細長い観葉植物のなかで暮らしている
白桃には、 ....
シェーキを押しつぶす指圧が
この喉にせまる
(ころしてやる、ころしてやる)
魔女の喘ぎ声が
携帯電話をへし折ろうとする。 ....
あまりにも刺さるのでそれを取り外す
風が強いのはいつものことで、それはとても痛いのです
こめかみあたりから、あるいは首の後ろから
小人が僕の邪魔をして視界という視界に落書きをした
....
あなたの前では
絶対泣かないって決めた
揚げ足取りのあなた
憎っくきその笑顔
あなたはきっと
メソメソしている私をからかうし
その割にすごい謝ると思うし
それでも ....
月明かりの下を歩く心細さを
小ささと細さで体現して少女は
そのページを駆けている
周囲を黒く塗りつぶされ
反った指先に可憐さを宿している
この物語を知っている
僕は知っている
この少女を ....
25時というから見逃したテレビを消す
たばこのような都合の良い理由が見つからないままベランダに出てみる
昨日か今朝か
月の世界に人がいるのかと思ったよ
ベガやアルタイルのように
君たちは、ど ....
睫毛に言った
「もう眠ったのかい?」
「いいえ」
答えた口唇は
一瞬も動かず
間を置いてから
「死んでいるの」
そう語っていた
もう何処にも生きている窓はなく
道も もう 死 ....
透明なものがたりがあった
ひとあし、ふたあし、訪ねていくように
波が岸辺に打ち寄せて
貝殻を拾って、耳に寄せても
波音は聴こえない
わたしの耳には
あなたの潮騒ばかりが渦巻いている ....
スパイダーマン
バットマン
スーパーマンたちが
こぞって
窓拭きをしている
ヒーローたちは
そこでは闘わない
闘っているのは
きみたちだから
無人の駅に
青い鳥
天気も知らず
旅立つつもり
先ごろの
予感によると
どうも神様は
虫に戻ったらしい
ひとしきり微笑むと
鳥は彼方へ
無人の駅は
青い空
....
140826
ニイタカヤマノボレの暗号に
我勝ちに風鈴を粉々に砕いた
冬の最中にわざわざ探し出して割ることもないのにと思っていたら
なにごとも徹頭徹尾完済しない ....
餓えて
我慢出来ず
牙を剥く
自律神経の
SOS
音を
水を
プロローグ~~~
止まってしまった歯車に手を置いて
故障箇所を探す
もしやと 思い胸に手を当てる
皆が去った後もうるさく鳴り響く心音 ここがきっと故障箇所
せき止められていたダムに亀裂が ....
つまり君は
言い訳に言い訳を重ねて
やらないことを選び続けているだけ。
つまり僕は
予防線に予防線を張って
やらないことを選び続けているだけ。
とっ ....
まるでうまく生きれていない
人生はとれーにんぐ問題集
カンニング以前の吹き溜まり
痛い
胸痛い
蜩よ、鳴いてくれ
安易な自己の正当化
吾の、代わりに鳴いてくれ ....
サカテカスの路地を
さちはトボトボと歩いていた
やっと思いで辿りついた
この町の丘の上にある宿の
スプリングの弾けたベットに 彼女はグッタリと横になり
スーツケースとパンプス ....
机に足を投げ出して
エスプレッソを飲みながら
ぼくはタバコを咥えてる
日曜日の夕暮れ
気だるい西日が ブラインドの隙間から
射し込んでくる
缶ビールをパキッと開け
キ ....
地面に着くことも
天に昇ることもできない
何者でもない彼らは
自己否定と後悔を繰り返す
ああ
目の覚めるような
泣いた後の
空
浅草寺ほおずき市の七月
鉢植えの中で膨れる橙と
頭上につらなるガラス玉
風が吹くと一斉に揺れる
景色すべてが鳴っている
母にねだって風鈴ひとつ
更埴市稲荷山お花市の八月
妹と揃いの服 ....
すぎていった風雨のあと 空は
山吹色の 神話のように
かがやいていた
薄明が跨線橋へと降って
思い出したのは、
こちらでは空のむらさきを見た覚えのなかったこと
ずうっと雨ばっかい ....
草原の星を生意気な猫がいく
でこぼこを気にしないから
大事なものはポロポロとこぼしていた
君の横顔はいつでもすごく正しいから
遠い国の光に照らされると
今まで歩いてきた道がほんとうにバカ ....
朝に起きて
スヤスヤ眠りたいと願う
道を歩いていて
少しダラダラ汗をかく
授業でスヤスヤ眠る
3時のおやつを
モグモグ食べる
家に帰って
ソファでダラダラ寝転ぶ
....
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