いつからか
自分は空虚だと感じはじめていた
いろんな大切なものから離叛していく自分が
悲しくも 嬉しくも いじらしくも 多様にとれ
しかし どれも誇張していた
いつも物憂くて そ ....
行き先は決めずに乗ってしまったから運転席の上に表示
されている地名の読み方もわからない、しまったカバン
を停留所に忘れた、気がしただけで手にはしっかりとヒ
モが握られていて、忘れた、気がしたのは ....
ねえみんな
ピロリ菌って知ってる
ドリルみたいな頭でグリグリ
胃粘膜を突き刺して犯す
イカみたいな形の病原菌なんだ
昭和ガメラシリーズの
「バイラス」
イメージしてもらえばいいか ....
繋がる 増える 深まる
業と
体が
繋がる 出来る 衰える
心は
幾らも
変わっていない
人という字に
王冠を描き足して
「えへん」
と
咳払いさせてみても人はただの人です
と
偉ぶってみたところで
ぼくはただの文字です
※
ぼくの好きな人はとても偉い人です
....
ぼくの首に人知れずかかっている見えない時計の針は壊れていて
気づけば 四六時中
あなたのいる方角ばかりを示している
昼間の12時の時報でもないのに
延々とあなたの名前を呼び続ける
たぶん だ ....
ソフレって言葉を
初めて知ったの
セフレじゃないよ
配偶者や恋人ではないけど
添い寝するフレンドだって
誰もが温もりを求めている
私たちも
セックスレスだというよりも
ソフ ....
ともに闘う仲間が欲しいから
辛そうな顔を見せてはいけない
煩雑な苦労を知られてはいけない
そうして隠すの
やめてください
本質がわからないことには
誰も手を出さない
当たり前です
わざ ....
乳房をなぞった手のひらが
首にしばらくとどまっていることには気付いている
思想も愛も何も無い
自尊心に勝つ為の殺人予告?
迷惑なんですけれど。
キモいから触らないで。 ....
誰もいない風が隔てるものとは何だろう
僕がそれを感じるとき
道で立ち止まるとき 夢を見た気がする だけど
それは 日曜日の終わりを見せてくる いつも
部屋でテレビをつけると いつも
....
まぶたにうつるその姿だけで
今日も穏やかに夢に帰る
長い時間を費やした仕事を
さきほど終えて
おおこれが燃え尽き症候群かと
ひとり悦に入っている
失ったものが多い
損なったものも多い
こんな面倒なことにかかわらなければ
もっと楽しい十 ....
ワンルームマンションの一室で
カーテンを締め切って
電気も消して
簡易プラネタリウムつけながら
大音量で
エレクトロニック聴いてる
目がしぱしぱして
赤 青 緑に
部屋が点滅し出す ....
使えないネジにされた
友だちの友だちが首相と握手しただけの話聞かされている
強い風に次の交差点まで連れて行かれた三角コーンに安全第一の文字
パチ、パチ、パチ
誰かに 褒められる事も無く
育った
パチ、パチ、パチ
数珠に似ているアレを
弾く
拍手喝采の 夢を描きながら
計算を 重ねた
数字には 強く 成っ ....
ありふれた愛を語ろう
ありふれるべきではない
失意のかわりに
残忍のかわりに
暴虐のかわりに
たとえ無慈悲に笑われようと
ありふれた愛を語ろう
夕日のことや
....
君に肯定してもらって
ふふっと笑って
振り返ったら
そこは闇
君の光はすでに霧散し、
もう見えない
そして、
また肯定を求める
繰り返される肯定は
段々と嘘を孕み
(認識と ....
歓びはなかった
とはいえ哀しみもなかった
わたしたちはベンチを分け合って座り
冬の始まり、辺りに人影はなかった
言葉はさっきまで……あった
今は沈黙さえ、ない ....
荒んだ気分に吹かれているのも
快速電車の乗り心地です
時に青白い猫が追い越して行くのも新鮮
手放しで夜道を直進するも悪くない
見通しは甘くありません
集会に行くのだとばかり思っていたら
対 ....
溺れた人が見ているのは
ゆら揺れる海藻
ずっとそこにいたから
何も物などいらないと
背伸びした心が冷たく
突き放す愛人
永遠が欲しいのはどうしたことか
流れ流れる時はコンクリート ....
まがままを言うわけじゃないが
裕福に暮らしたいわけでも
貧しい暮らしをしたいわけでもなく
自分の都合のいいような
暮らしをしたい
まがままだろうか?
アスファルトに打ちつける
雨の勢いが強くなり
せっかくの買い物も少しずつ
憂うつさを増していた
家に帰れば君がいるだろう
早くしよう
と足の動きが速くなる
最近キスが足り ....
気が付けば
DMM .COMの購入済み動画が
両手では足りないほどに
増えてしまったけれど
若い頃なら
軽く三桁は越えていたんではないかと
少し落ち込んでしまうのは
朝晩に吹く風が
め ....
せめて、
あなたには桃を食べていてほしい
朝のかなしい光のなか 窓のあたりに椅子を置いて
それ以外なにも望まない
古い歌があなたの心に絶えず降ってくる
....
腕には花の痕
ぬるくなった前頭葉から真昼が滴り
効き目のないエアコンの風が
指先を 揺らしている
デコルテの青白い呼吸が 唇から漏れる
白熱灯の陰り 閉ざした瞼から
上手に笑う あなたが潜 ....
とんがった心の時に見る
とんがった月
ゆらゆらゆれて
かえろうかなあ
そう思う
なんだかあたたかくなりたくて
一月
凍った言葉が人々の交わし合うまなざしを鋭く発音した
二月
山はすべての音階に合わせて坂の勾配を調整した
三月
雨は大地の上で生まれ変わり、風は色の名前を覚えはじめた
四月 ....
夜を走るそれが僕の仕事
蝙蝠のように明るいうちは
逆さにぶらさがって微睡み冷たい夜を待つ
銀色のフルートを隠し持って
それがいちばん素敵に響く時刻をじっと待つ
心奪う旋律は忘れかけた ....
1882 1883 1884 1885 1886 1887 1888 1889 1890 1891 1892 1893 1894 1895 1896 1897 1898 1899 1900 1901 1902 1903 1904 1905 1906 1907 1908 1909 1910 1911 1912 1913 1914 1915 1916 1917 1918 1919 1920 1921 1922
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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