捨てたのは
わたし。

夏休みの
別荘ぐらしがおわる日に。

都会にかえったきみは
わたしと暮らしたことさえ忘れてしまう。

捨てたと思っているわたしに
捨てられた、と気づかないま ....
何もしなかったので
楽しそうな人たちが妬ましいよ
なぜかそれも選んだようで
自分がわからない

鳥たちの声に嘘は無い
森の中に水が溢れる

人はなぜ死ぬのか
いつも、忘れたくないよ
 ....
それなりに成績は良いほうだけど、
発想力とか推理力とか、
所謂持って生まれた知的能力はおそらく平均以下。
それでも頭良い人の振りはできちゃうの。
最近読んだ本に小難しい小説を挙げてみたりね。
 ....
あべ静江と
安部公房と
アベベ・ビキラ
と阿倍定をミックスしたら
かなり凄いものが
出来上がると思う
それが出来ないのは
消費税の上げ方が足りないからだ
消費税に消費税を掛ける
無限 ....
遠い遠い向こうに
あると信じて進むだけの日

彼の癖をなぞるように
右手の温もりを思い出す

好きだった笑顔はそうだ
どんな時も私のためにあった

いつか喉を塞いだのも
唇が閉じて ....
鉄塔の上に 留まるハト
箒を持った手を休めて あなたが言う
「あすこに ハトが いますよ」

ハトとは 人ごみと駅前と 豆の似合うアレか?
尋ねると 否と笑う

ハトはハトでも  ....
手の中に
ひとしずくの、すべて
空から降り
降り積もる、膨大な空白

無人の乗用車が飛んでくるので
僕は少し肩をすくめて歩く
アスファルトの
ちいさな粒子のひとつひとつが
轢き殺 ....
数えて

指折り数えて
たどり着く

あなた だなんて
激しい飢えがある
研ぎ澄まされた刀に
腹をえぐられるような
鋭い痛みがある
確かに俺は致命傷を受けた
でもこんなんじゃ終わらない
終われないんだ
運命が俺に挑戦するなら
俺が運命に復讐 ....
  ずっと、
  戸は開いていたが
  入ってくる者はない
  おまえの魂が、刻一刻と
  アケビの形に変わっていくのが
  ここから見えているだけだ
  夜以外の時間を少しでも
 ....
幹はとても太くて濃い
樹齢とか想像もつかない

違う。

黄色い花の名前はわからない
元々つけられていないのかも知れない

違う。

昨日の雨を吸い込んだ土
かさかさに乾くのもじ ....
いとおしくてあたたかなかたまり。例えるなら生まれたばかりの赤ん坊。訳もわからないまま抱きしめたくなる。愛よ、それは。名前は日だまり。

重ねても重ねても重ならない、色。赤は赤だし黄色は黄色。追い ....
月を呑み込んだ僕らの影ひとつバターのように溶ける 別れの言葉が夜明けを待っている 薄紫いろの軽自動車

後部席のドアに開いているような影

だれか乗っている人影

それをぼくは

喫茶店で

珈琲を呑みながら

見ていた立ち上がったそれきりだった


 ....
悪い噂は
広まりやすい

それが
己の護りになるなら
悪い噂はなお広まりやすい


悪い噂は
曲がりやすい

だれも
ほんとを求めないなら
悪い噂はなお曲がりやすい
 ....
わんわんと吠えるのは我が心
わんわんと泣くのは我が犬

わーんわん
わーん、わん

哀しい犬があとをついて来る
泣きながら、
涙を流しながら、
犬の涙は人と等価なのだろうか
その涙 ....
[懐中?海藻。]



クラゲという言葉が好きだ。愛している。だが、頭の中に浮かぶ
くらげの姿は大体グロテスクだ。他でもない、グロテスクだ。も
う一度言おう、グロテスクだ。可愛くはない。だ ....
女性の約8割が
フェラチオ経験者であるのに
対して(歯を立てちゃダメだって!!)
男性はその半分の4割にしか
満たないのは(もうちょっと先)
単純に特定の男性にフェラチオが
集中している( ....
歯ぎしりしないよりは
するごまめでありたいと思う

井戸の底から出られなくても
空を見上げる蛙がいい

賢い猿になれずとも
見て聞いてものを言い

出ないより
出る杭でありたい
 ....
ぼくらはアリだ

アリより小さいかも知れない

命さえ持たないものなのかも知れない

宇宙から覗いてなにが悪い

ぼくらは命さえ持たないものなのかも知れないのに

アリが儀式をして ....
洪水の後の濁った水に
どこからか虹がそそがれる
十一月の坂を
十一月の海を
去ってゆく影


灯りのはざま
肺の宇宙
咳き込むたびに
色を失くす径


焦 ....
インスタント食品はすごい
普通なら1〜2時間掛かる料理を
2〜3分レンジでチンすれば出来上がるのだ
味は美味しく手間も掛からない
最近は色々なインスタント食品が増えて
手作りの料理なんてめっ ....
誰もいない森
上空の星
針葉樹がゆれる
土に沁みた水
雪になって帰ってくる
おかえり
また会えたね
神さまの足に蹴っ飛ばされて
コロコロと顔色を変えるような
サイコロ人間になるよりは
ポーカーフェイスな魚になって
ぴちぴち生きていきたい


どこからともなく聞こえてくるのは
つぶやく ....
俺ならこうキャスティングする
注:( )内はオリジナルキャスト

島田勘兵衛(志村喬)・・・・スマッシング・パンプキンズのボーカル
菊千代(三船敏郎)・・・・亀田3兄弟
岡本勝四郎(木村功) ....
風景を壊しながら
ゆっくり歩いていたら
感傷が45度に傾いた、

存在が比喩のような君が
新しい名詞を
街にばらまくから
リリカルに死んだ思い出が
一瞬で
胸の中にひろがる、

 ....
目眩のする夜
夜風にあたって溶けてしまいたい
青い閃光
体の周りで光っている

振り払おうとフラフラ
まるでバレエのようね
雨に濡れたアスファルトで
ワルツを踊るの

頭が ....
アゲハに向かって
サナギの頃の
あだなを呼ぶものはおばかです

晴れたり曇ったり
賭けをする空の下
泣いたり笑ったり
旅をする蝶がいて

(幸あれ、と言ってみる)

サヨナラを言 ....
冬の鋭い空気に皮膚が擦れる
首の下をすり抜けていく冷たさ
固くなる指の関節
N市に雪は積もらない

部屋の奥の奥まで今朝は
白い日差しがのびていた

たやすく鎖せる六畳間では
ひ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
Summer Dog草野大悟21*14/11/18 22:12
何もしなかったのでまきしむ114/11/18 22:11
17歳ららばい414/11/18 21:32
解散〜アベノミクス検証花形新次014/11/18 20:57
枯れない花ときたまこ114/11/18 20:45
木綿に描いた鳩ひとつ藤鈴呼1*14/11/18 20:37
悲鳴めー1*14/11/18 18:19
日めくり中原純乃2*14/11/18 16:54
張り倒す渡辺亘514/11/18 16:04
[group]草野春心614/11/18 15:31
出会いの散歩道あ。3+14/11/18 13:47
冬、はじめました214/11/18 13:44
月を呑み込んだ僕らの影ひとつバターのように溶ける北大路京介614/11/18 12:36
別れの言葉が夜明けを待っている214/11/18 12:36
珈琲を呑みながら吉岡ペペロ414/11/18 10:39
悪い噂千波 一也314/11/18 8:39
かなしい犬這 いずる6*14/11/18 6:53
懐中?海藻。百均2*14/11/18 3:01
フェラチオ花形新次114/11/17 23:03
ごまめのはぎしりLucy17*14/11/17 23:02
アリの儀式吉岡ペペロ414/11/17 23:02
ひとつ つまさき木立 悟114/11/17 23:01
独り言7リィ1*14/11/17 22:32
途中で涙にmizuno...314/11/17 22:18
エレミタ八布4+14/11/17 22:09
七人の侍をリメイクする花形新次014/11/17 21:24
破壊の季節左屋百色914/11/17 21:13
三拍子の彷徨瑞海5*14/11/17 21:00
挨拶のはじまりやまうちあつ...1*14/11/17 19:40
学生114/11/17 17:39

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