あなたは枯れた蔓を集めて、血管をこしらえた
わたしは綿毛を集めて心臓を作り、それを繋いだ
なにも無いこの地にはいつも、優しく撫でるような風が吹いていて
そのせいでわたしはいつだって落ち着かな ....
月と鏡はお似合いの恋人だから
同じ夢を語りあっているのだろうか

耳をすませばその囁きが
少しは聞こえてくるかもしれない

梅の花はほころび
君たちに祝福を歌ってくれている

ねえ… ....
もうひと眠りしたい
自転速度が速まっているのか
あっという間に朝が来る
太陽は影をつくるが道を譲らない
まあいいや
高校二年 夏だった 君の詩をつくった
思い込みの激しい一八行だった
傷 ....
ペットボトルを飲みかけた
裸をつつむバスタオルは
少量のバターの匂い

ああ、まばゆいね
ミトコンドリアに
きざまれるみたいだ

糖質が正常に機能する
血液は順々だよ
産毛だっで風 ....
三寒四温の山と谷を
喘ぎながら

自律神経と前髪を
弄ばれるまま

季節のせめぎ合いを
掻い潜り

遊歩道をふうわり漂うのも
それほど悪くない

視界の端に色を感じて
振り仰 ....
ごはんを食べながら

恋とは落ちるものなんだなと

思ったので



どうしたんだろうかと

笑ってしまう
陽炎揺れる鉄路を
赤い焦点絞りながら
辿ってゆく、何処までも
明るい光に包まれ

 見知らぬ白い女の顔、
 しなだれる様その抱擁
 ぽっと浮かび忘れ難く

赤い鉄路は伸びてゆく
真 ....
よく噛み付く、神憑いた屍体。罪が靴磨くよ。
よくかみつく かみついたしたい つみがくつみがくよ


歪。春ハッピー。
いびつはるはっぴい


垂れ幕。芽を摘みつつ、蜜を恵まれた。
た ....
あの中学生の頃の
なめくじみたいな女は

弱い男を好きなふりをする
そして存分に楽しんだら
良い男と付き合う

弱い男は良い男にからかわれる
俺はあいつと付きあってるぞと

それを ....
 「ねえ、勇さん、どうしたのよぉ?」
 「いや、ちょっと。…わるいね、先に行っててくれないか。」
 三味線屋の勇次が 連れ添う年増りの女の手を握り
 甘い声で答える
 「分かったわ。早くね!」 ....
いつが最後か
わからないから
何度も繰り返し
言うの
大事な事を



一日の終りに
何はともあれ
今日を終えられることに
ほっとする
ありがとうございました。


 ....
かつて幼い女の子の髪を結んだリボン
うすももいろでつるりとしたサテンの手触り
持ち主をなくして
しょげかえっているかといえば
案外そうでもなくて
虹へ続く路を
しゅるっしゅるるる
先頭で ....
無い島、凍結。冷たさが傘溜め続け、疎ましいな。
ないしまとうけつ つめたさがかさためつづけ うとましいな


ゆっくりとした歪み。水浸しと陸、梅雨。
ゆっくりとしたひずみ みずびたしとりくつ ....
眠くなった海の話を
しようと思った
暮らしていくことが
一日の中にあって
踏むこともたまにあり
替わりのものもいくつか
色で決めておいた
人は残していく
大切なもの
捨てられ ....
○「地球温暖化」

人間がいくら偉くなったといっても
雨が降るのをやめさせることはできない
風が吹くのをやめさせることはできない
相変わらず
ヒデリノナツハナミダヲナガシ
サムサノナツハ ....
 「ちょいと、八丁堀、どうしたのさ?」
 表通りにある木戸に立って
 長屋の並ぶ どぶ沿いの路地から出て来た同心へ
 声を掛ける女

 「なんでい、加代か。」
 手製と思しき旗を持って「何 ....
母は とっても母である

家に虫がでれば 騒ぎながらも冷静で

しかしスプレーが見つからないと慌てていた


ある時

アシダカグモが 卵を抱えて現れた

「ぎゃ」といいつつ 母 ....
きみはなんと優しいことか
我儘をいうこの胸に
紅い薔薇を一輪

刹那のくちづけだけで
我を祝福してくれる

日々の闘いの前に唱える呪文

臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前!

 ....
光りと闇の狭間で酒を飲め!
草原の覇者のように夢を見よ
新たな世界はすぐ其処にある
胸を張り眼前の壁を崩せ
地の果てまでも路は続く
橋は爆破された
ただの子競り合いだと
ささいなことだと言う
生まれてきて生きて
そして死ぬ
やせ細るまで続くはずの
一本の糸が
ふいに断ち切られる
何本 ....
今日もいい天気だが
銃声が煩い
早く来過ぎた春に
冬眠していた生き物も目覚めが悪い
あたりまえと思っていたことはもう古い
アスファルトの下に歴史が埋まっている
ぼくは小走りに通り過ぎる
花言葉は骨董品の、
作者不明の〝まだき〟にあるらしく
水平線のたまり場で
流行らないアドリブを繰り返す


やさしさレモンシトロンと
素材の文庫本をひらいた

『またね、けなげな ....
ひたすらに
孤独な神、 
今日も街を生き
薄氷の切片、
私は肉掻き毟り
右から左を射て
静かさの訪れ

またこの夜陰、

紫艶に舞う
意識の揺らぎ
見つめ ひたすら


 ....
お気に入りのコンバース
とうとう底が抜けちゃったな
くるぶしがぬるりとつめたくて
出来たての靴擦れを二月の風が撫でて過ぎる
お気に入りのスニーカー
ぼろぼろになっても一緒に歩いて行きたかった ....
あちこちでびん笛がはじまる
うち幾人かは胴をうまく叩いている 薄暮

目は子ども時分からよくない
たくさん撲たれてきたからさ
と、隣のじいさんが笑った

にごった水晶の弛みや
かわるが ....
骸なのですか
ほら
いちばん奥に
心臓と肺が存りません
ならば骨骼で呼吸せよ
観想は那由多ゆえ
沈黙するサンタ・ムエルテ
鏡張りの匣の裡にて綻びた情緒を
鵠にも似た皓い巫覡の貴様は
 ....
耳障り
血腥い
最後の狩猟は
たったいま為され
墨染の首級をぶら提げて
おれはメトロを待つ

おまえの胴體と四肢はもう要らぬ
墜落する空に抱く明日への危惧こそが
仔を孕む幸福にとり誤 ....
 「ほんとにさ、どうしちゃったんだろね?」
 手代が店を閉めると 丁稚小僧と店内清掃済ませたおゆうが
 夕飯のお膳の準備をしているおりん捕まえて話す
 「そうね。…。」
 二人は、この一ヶ月以 ....
メレンゲの夜
それはそうだ、
固まってしまう

色の無い刺繍糸で
編みこんでいく
君の体は
気持を置いて
でていってしまった

ここにあったのは
変色した果物
片方しかない手袋 ....
○「生きるってこと」
生きるってことは
死へ向かうということである
人間は
死に向かって生きているのだ

○「妬み」
妬みは
知らない間に買うから
こわい!
健康自慢
孫自慢
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
はばたきは、いつかホロウ・シカ...3*24/2/21 22:53
蜜月レタス7*24/2/21 22:45
ラブレター空丸924/2/21 20:24
月色(げっしょく)トビラ4*24/2/21 20:04
鳥の春夏井椋也8*24/2/21 20:01
めもうし3*24/2/21 19:53
陽炎のうたひだかたけし424/2/21 19:16
回文のカーブ水宮うみ1*24/2/21 18:10
なめくじの三原則陽向(2躯-...2*24/2/21 15:53
のらねこ物語 其の二十三「おりん」(一)リリー4*24/2/21 12:11
※五行歌 六首「いつが最後か」こしごえ3*24/2/21 10:38
聖列がゆくそらの珊瑚10*24/2/21 9:34
氷の中で回っている文学(回文)水宮うみ3*24/2/21 8:36
眠くなった海の話たもつ224/2/21 7:43
独り言2.21zenyam...3*24/2/21 6:21
のらねこ物語 其の二十ニ「お煙草入」リリー3*24/2/21 5:15
母のこと短角牛13*24/2/21 0:06
九字切レタス4*24/2/20 23:50
五行歌 蒼き狼3*24/2/20 22:55
海の向こうで藤原絵理子424/2/20 21:17
一過性空丸624/2/20 19:50
晴曇あらい624/2/20 19:45
持続ひだかたけし424/2/20 18:25
スニーカー福岡サク10*24/2/20 17:01
夕春soft_m...11*24/2/20 16:56
増殖医ヰ嶋蠱毒224/2/20 14:22
不死論224/2/20 14:21
のらねこ物語 其の二十一「木彫りの虎」(ニ)リリー4*24/2/20 11:10
メレンゲはるな624/2/20 10:43
独り言2.20zenyam...3*24/2/20 8:11

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