瓦全の空を想像で謳い
何時の夜も静謐なはずで
月に吠えるのは気忙しい隣の犬だ
希望とは氷菓の当たりくじに似て
詩は偽悪
然し最早修辞しか無いし
完美な幻燈を暗幕に映じ
畸人となっ ....
ハイスクールの生徒だった頃
バスを待つ間、暇で
バス停のわきにある
コインランドリーに
何の気なしに入ったんだ
そこで
乾燥機の中で回転する下着類を
見てしまった僕は
それ以来
コイ ....
HelloとBonjourの狭間で
君が、
さよならを置くべき場所に惑っていたから
僕は、
蛹のままで居続けることは
酷く怠慢ではないのだろうかと憤り始めた
蜘蛛は ....
ブローチ
妻が声をかける
隣室から
お出かけの
ブローチを見てくれと言う
あれこれ五つばかり
結局、黒髪に合う
黒みががったのにした
素朴という言葉がある
辞書にはス ....
卒寿となった いま
おらはすなおに 向きあえなくなった
たとえば 漫才にも
絶えず輪転をつづける
中学大学時代での走馬灯が
....
所詮は自慰に過ぎないのだと、バッサリと切り捨てた感情の裏っ側にある優しさはきっと、
先端にヌメるアレみたいな、ほら、あんな感じで知らない間に繋がりを期待してるんだって
摂氏952度で焼 ....
どっちでもいい
君が蕎麦を喰おうが饂飩を喰おうが
君の人生だし
君の昼飯だ
ただ
ただな
今、蕎麦喰ってるのに「饂飩食べてます」って嘘つくのはあかん
俺、関西人じゃないけど言う
「それ ....
愛がすべてだ
考えられない
愛があるなら互いの行為さえ
快楽さえ
簒奪されても笑顔で過ごせる
私があなたを思い
あなたが私を思ってくれる
だから求め交じる
やがて時に結晶となり
育み ....
お金を払わずにSEXするなんて不純極まりないですよ
そんな金も払わず抱きつ抱かれるなんて
どうかしてるわ
勘違いも甚だしい
脱いだら銭握らせ、触らせたら1枚、舐めたら2枚、入れたら5枚
正々 ....
青い血と、黒い血―白い血
すべてが、交ざりあって
赤い血
深い沼のよどみは
美しい湖よりも信じられる
汚れた水面のしたに
隠れたものの数 ....
人を励ますような詩は
死んでも書きたくありません。
そんなことは
その人の
家族や友達や恋人や
知り合いに任せたらいい。
日常にある
雑誌や映画や漫画や小説が
切り取ることのできなかっ ....
雨の夜の物語は 濡れた
石灯籠に絡みつく 蛇の赤い舌先に
想いは 蛍火にほの暗く 闇に
浮かび上がる 老いた眼は 涙に濡れている
森が深さを増し 光を拒み始める
明るい陽光に踊る ....
明日は嘘しかつかないぞと決めて
枕を抱いた
会社を休んで無人島に行った
波が話しかけてきて椰子の実をくれた
「人と話すのはひさしぶりなんだ」
生まれてから死ぬまでを考えれば
そんな日があっ ....
わたしはよくつまづいてしまうから
玄関にある靴は
どれもこれもつま先がはげていたりする
つま先のはげた靴
可愛い靴なのに残念
そのくせして
きっちゃんを待っている時は
つま先 ....
風穴に揺れる緑のハンケチをわずかにひねり風を流す
口元を濡らした朝
チェスのオープニングに
苛立ちながら
不味いコーヒーを口に含む
朝からセントラルパークの
群衆を惹き付けるだけの
気力が沸き起こらない
相手のGMは
シシリアンディフェンスで
....
裏通りの汚れた酒場の階段で
少女が泣いてる
馬鹿みたいな拳銃を下げた警官に
殴られた左瞼を腫らして
「断らずに寝ればよかったんだ」
「そんなことしたら赤ちゃんが死んじゃう」
「死なない ....
?
どこに いるの あなたのこころ
捜せだせない
終わってしまった かなしみは
遠くへと 放って しまいたい
どんなに 呼びかけても
帰るものはない
でも それで ....
ある日ある時
何の前触れもなく
ふとした拍子に
感情が高まり 荒れ狂い
真っ赤な熱い液体を噴き出す
それが私の血液だと知る
人々は真っ黒な闇を粉塵と呼んで
それに困り果てる
....
気付くと宙に
まばゆく浮かぶ
私の組織
私ではないうた
すぐに終わる
終わらないうた
空をゆくもの
空はおるもの
空をゆく空
空おりる空
とどま ....
お願いなので
ハクビシンくんに
罪を着せないで下さい
似ているからって
アライグマもダメです
レッサーパンダなら
人気者で
思い上がっているので
良いです
水牛の角をしゃぶりあげる農夫
爪の間で黒く光る唾液で
乱雑な本棚に覗く
オイルライターの火を消してる
腐った出来損ないだけが乗れる
朝晩三本のバスに揺られる俺はそれを見てた
膝 ....
僕と友達は
今日街を二人で歩くんだ
僕と友達は
お互い憎しみ合ってて
気をつけろ!
二人でそれぞれ
錆びたナイフを脇腹に突き刺し合ってる
そのうち腐るものを買い込んで
....
あなたが生きている間に空が晴れるといい
人々は曇り空に気球を打ち上げた
言葉を傘にせずとも歩いていけるように
三日月の夜に出来ないことを
一つづつあげていく会議
私が抜けだしたことも
この世界にその答えも
わからないままできっと
今夜も眠ることなく続いている
発情期に全てをおいてきた
焦げた ....
肩胛骨の軋む音が伝うたびに、背なのうぶ毛の震えに耳を澄ましては、
はね、がめりめりと肉を突き破り産まれてくる様を、夢想して射精へと至る。
手を抜けば死に体となりて、こうべを垂れるのみでよい ....
風が吹き寄せる
この今を追いやるようにして
佇むことしかできないまま
耳を澄まして 目を閉じて あの頃を思い浮かべる
かけがえのないことだった
離れてから気づく感慨は
あり ....
月灯かりの静寂な夜
心を決めて文を書く
ポストに入れる瞬間
手を離れる感触が
揺らめく光の波のよう
防波堤を飛び越える
後悔と期待の波
一瞬で流れ去る
跳ねる。狂わすように精密なリズムで、拿捕。
わくわくするよに踊るような混沌を混ぜ合わせたなら、
騙し絵みたいな階段で、ついらく、していくことを誰かが池を賑わす魚みたいに呼んだ。
なぁ群青色よ ....
いっとき
誰かをおもい
泣いたとしても
朝が来れば
人は顔を洗い
食事をし
読みかけの本の頁を開く
晴れていれば
陽を浴びに出かけ
つばめが巣立てば
ほほえむでしょう
四葉のクロ ....
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