夜が全ての輝きを
取り払ってしまったあと
残されていたのは
いくらかの金と、脂肪と
ありあまる欲望だけだった

この街の空はいつも背が高い
雲ひとつない嫌味なほど健やかな青

僕は、 ....
戦争の話

いつも嫌い

戦争のテレビ

いつも腹が立つ

嫌いだから

戦争の事はいっぱいきいたし
調べるほど
本当大嫌い

戦争なんて誰でもできるけど

戦後に生き ....
二つの部屋も50個入りのティーパックも僕には多過ぎる 街の血をすって雲がひかっていた

電話をしても

電車にのっても

まるいものを意味もわからず探していた


からだのちからを抜け

悔しくても

みじめでも

焼け石に ....
海底に網を下ろして
引っ張りあげながら
己の魂をコントロールする。
海が顔を変える。
荒くなる水面。



あなたのなかで
裸になりたい。
リズムになって
 ....
〝おれは頭はいいが狩りは苦手なんだ〟
ジェンマは呟いた
〝誰にだって得手不得手があるってもんさ〟

同じ年に生まれた若い狐たちからは
「下手くそジャンマ」
「まだ一度もうさぎを捕まえたこと ....
生きていれば
心配の種の、一つや二つ
指折り数えりゃ、きりがない

もくもく…不安の煙は募り
揺れ動く心を
丸ごと!
天に投げ入れよう

まことの生の劇場は
ゆっくりと、幕を開き
 ....
今、私が{ルビ綴=つづ}っている
この詩の中の、不思議な井戸

   〇

水を汲み
試しに、飲んでみてください  
雪が吹く

真っ白だ

雪が吹く

光は白ではないのだ

雪が吹く

真っ白だ

雪が吹く


この傘も弁当も

家族も職場も

協力者も

皆善きことを
 ....
salvage /創造


体にチェーンを巻きつけて

その先に繋がったイカリを静かに海に沈める

重みに引っ張られて

冷たい海に投げ出される

ウェットスーツに 冷たい水が入 ....
寝ようと思った
布団に潜った
暑くて剥いだ
目が冴えた

羊を数えた
素数を数えた
染みを数えた
頭が冴えた

時計の針
車のエンジン
舌の位置
明日の夕飯
来週の予定
 ....
君は唄う空高くに
私はその傍らメロディーを口ずさむ
彼女は笑うその声たちに
彼は目を伏せて詩を感じている

切り取った一辺に爽やかな空気が流れる
時空に穏やかな日々連なる
永久などなくて ....
夕方の地下鉄
小学生を連れた母親
吊り革にぶら下がろうとする悪がき
それを止める自称かぁさん

ボリュームのつまみの無い小悪魔どもは
あっちへ行ったりこっちへ行ったり
結局、母親もスマホ ....
戸棚の奥からでてきた何のものだかわからない古いリモコン
我が家ではときどきあるのだこういうことが
ためしにあちこち押してみる

わずかな振動が空気を震わせて
とつぜん世界が半壊
するわ ....
こころに海が在る
潮騒もときどききこえてくるし

いつかのくちづけも
深いうみの香りだった

瞳にうつる雲をとらえようとしても
いつのまにかかぜに溶けてしまうから

つねに移ろうもの ....
教師がチョークで引く線

黒板に集まる視線

サラサラとペンがノートを走る音
皆何をそんな必死に

黒板に書かれた文字なんてすぐ消える

脳裏によぎるのはどんな砂嵐にも消され ....
世界中の海から集められた
追いきれない広さと迫りきれない深さ
あるいは群れをなす魚の一匹が発した
どこまでも届く一瞬の輝き
そういうものが
個人のはるか遠くまで開け放たれた
借 ....
人類みな兄弟
だから結婚できないの
そこに在る必要はない
そこに残る必要もない
ジャム塗れの兵士はむかしむかしのこと
無音の中
光が縦に流れるよう
暗室 温度計 サーモグラフィ
人物二人
腕を絡め
唇も重ねる
蝋燭を灯 ....
水の中
ひたひたと走る
6月か…

落ちてはいない
落ちてはいない
返り咲きの空

水田に積もる波
川に流れていく

人間の外が綺麗でも
人間の中が綺麗でないと

遠心力が ....
寝転んでたら
足で
ぐりぐりされた

ぬぉおおお(笑)

目は笑ってなかった

大草原に
少女漫画が捨ててある

ちゃんと
ヤギもいるが
男の子もいる

女の子は
ちゃ ....
今日も雨 灰色に染まった湿気に
沈んでいく ヒザを抱えた狭い宇宙が
傘を広げて 縮んでいく 心地よい闇に向かって
落ちていく 余計な雑音の聞こえない場所へ


窓の外 紫陽花の下に 捨 ....
股関節に
くるまれた
つや消しのまるい漆黒
( 恥ずかしげ、に詠う

五円玉八個
さきに行った大地、の
一面の花
( そよぐ静寂、楽しげ

追いかける煙は、
青を突き破り
おお ....
おんぼろ列車がトンネルを抜ける前に 僕は眼鏡を外そう
この先に 僕が本気で見たいものなんてないだろう

幼い顔した君が 僕より早くいなくなるなんて
空前絶後の混乱期 脳天直下のブレーンバスター ....
へーいべいべーちょーしはどーだい?って
スピーカーからだるそうな声がする土曜日
の夜の想い本当は月曜日の夜からわたわた
し書いてるけどまとまらないまあ止まらな
い咳の数はかぞえないか添えない寝 ....
人間らしく 生きるってコトは すごく難しいんだ

歩き 飾り 触り 話し 伝え 考え 悩み 怒り
迷い 嗜み 求め 欲して 憤る
・・・長い

人間として生きるのは楽じゃないんだ
共通の ....
けちけちしたって仕方がねえや
どうせいつかは御陀仏なんだ
使えるものは使えるうちに
食いたいものは食えるうちに
一寸先から真っ暗闇さ
行燈なんざ役に立たない
生きてるうちに生きておけ
 ....
損をうまい棒で換算する癖 金のエンゼル出て送らない マーブルチョコ2粒小保方さんの夢レシピ
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
涙くらい流すべきなのだ栗山透115/6/18 0:23
せんそうはんたい南川きま2*15/6/18 0:06
雨音だけが聞こえるはて015/6/17 22:10
この街の説話吉岡ペペロ415/6/17 21:54
ハイヒールあおい満月315/6/17 21:54
『聖母ジェンマ』  卵から始まるはな詩②[group]ただのみきや21*15/6/17 21:16
日々の劇場服部 剛515/6/17 21:09
井戸ノ水215/6/17 20:53
雪中歌吉岡ペペロ215/6/17 19:30
salvage/創造0*15/6/17 18:36
眠れぬ獅子たいら015/6/17 15:53
青春の輝き斎藤 九015/6/17 13:07
地下鉄に乗って……とある蛙8+*15/6/17 12:23
リモートコントロール梅昆布茶2015/6/17 11:33
815/6/17 10:45
Outlaw/ナスカの地上絵215/6/17 10:15
絶望葉leaf415/6/17 5:07
できないリィ4*15/6/17 4:08
不要論秋也115/6/17 0:48
水の中水素115/6/16 23:02
モンゴルnemaru4*15/6/16 22:58
雨の日の情景藤原絵理子715/6/16 22:44
火葬場草野大悟2215/6/16 22:22
片道切符もり1*15/6/16 22:02
How you doing!?/即興ゴルコンダ(仮)投稿.4 ...こうだたけみ5*15/6/16 21:54
人間もり115/6/16 21:46
鯔背青井215/6/16 21:22
損をうまい棒で換算する癖北大路京介315/6/16 20:54
金のエンゼル出て送らない215/6/16 20:53
マーブルチョコ2粒小保方さんの夢レシピ315/6/16 20:53

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