目がいたい
頭の右後ろがいたい
関節がいたい
仕事をサボりたい
親を捨てたい
明日の天気が知りたい
過去を知りたい
歌いたい
殴りたい
許されたい
思いたい
忘れたい
目がいた ....
    蒼くて暗い水槽で
    浮かぶ海月のそのさまは
    まるでたましいのようなこと
    ふうわりとぷかぷかと
    あてどもなくぶらぶらと
    行きつく先もわ ....
河原でペッティングしている
高校生の男女が
とても大人に見えたあの頃
俺は世界ウエルター級
チャンピオンになるつもりだった

今は河原でペッティングしている
男女をスマホで撮影する気すら ....
地震が来た

揺れに身をまかせて

目を閉じて

どうしたものかと

逡巡していると

何時の間にか収まっていた

目を閉じたまま移ろいの中で揺れ続ける心をみてみる

この ....
 
 
理由のいらない椅子が並ぶ
未明に墜落した紙飛行機の残骸と
食べかけのルーマニア菓子
砂浜の砂の数は
既に数え尽くしてしまった
栞の代わりに挟んだ魚が
静かに発酵して
すべての ....
好きの位を決めたいのだけど
大きさで決めるべきか
重さで決めるべきか

モノサシがないので
見えないので
困難です

見えない空気でも測れるのに
不憫です

好きはとても不憫です ....
言葉がズレてしまった
君が君でなくなった
もうあの時とは違うのさ

君の背中が違って見えて
それはまぁ、そうか
それはまぁ、仕方が無いか
そう思うんだけど
寂しさはやっぱりあって
受 ....
ビニール袋に
丸く尖ったものを
詰めていく。
手のひらは赤く腫れ上がる。
丸く尖ったものは殖えていくばかり。
急いで袋に詰めていく。
やがて袋に丸いものの先で刺した穴が開く。  ....
窓を少し開けて鏡の中を覗き込む
壁と中途半端な景色に私の顔が重なる
「今朝も生きているのだ」と思えば、
、また嫌な気分になる
それはそうと、口を大きく開けて鏡を見るのは勇気がいるのだ  ....
紙を破くと朝陽が昇る
新しい日を私は生きる



Thanks alot, dear.
引いては寄せる
寄せては引く
死んでは生きる
生きては死ぬ
  ■■■
産まれて生きて
事象を体験し
引いては寄せる
寄せては引く

響いては消える
消えては響く
繋がり切れる ....
法の形式を利用して
法の内容を破壊する

このやり方は
どこかで見たことがある

「議会制民主主義の王道を進んでいく…」
立派な言葉を連ねる画面から
腐臭が漂う

腐っている

 ....
【幸福な魚】


福はあなたのまわりに 居ますか?
幸福のフクですよ。何言ってるのですか?
福は生き物に決まっているじゃあありませんか

なになに幸福が生き物だとしたら 
め ....
冷蔵庫のコンデンサと
    コンプレッサとが
ご機嫌いかが と適時にささやく
そして そのたびに
    卒寿のおひとりさまは
ぴくっとして 暮しの流れに竿をさす
過ぎた四次元の追憶を迫 ....
僕の頭を開けてごらん
中にも僕がいるでしょう
そいつはしかし偽物だ
さあもうひとつ開けてごらん
そこにも僕がいるでしょう
そいつもしかし本物じゃない
どいつもこいつも容れものなんだ
開け ....
人間としての純粋さは
美しすぎる少年のように夭折した
私はそれを補うものとして
社会という書物を解読する意欲に満ちて
純粋なサラリーマンになった
だが純粋なサラリーマンはあっけな ....
 朝夕と寒さの残る白樺湖のほとりの美術館で娘と戯れる。
 初めて間近に見る大きな影絵は色鮮やかに娘の眼前に聳え立つ。
 後往く月この戯れが続くのだろう。
 残された日々はあまりにも短く感じる ....
わかってますわたし毎日


   累 <………
   塁 <どっかーん


なんですけど外から見たら


   るい <………
   るい <どっかーん


なんですから! ....
 街角の雑貨店に流れるオルゴールの音色が心地よい。
 店番をしている若い雌猫のカフェオーレのような顔もまた楽しい。
 店の扉を押し開けてのっそりと入ってくる常連の猫は
 手入れの行き届いたひ ....
森が 畏れ
見つめる先
水に映る空が
巨大な骨に震える


暮れの原へ向かう径
何処から来るのか分からぬまぶしさ
何処からが原なのか
何処までが径なのか
分から ....
土砂降りの雨を見ると
あの日を思い出す

鮮明な夏の一日

雨の中
泥だらけになって
野球したよな

ずぶ濡れになるのが
めちゃくちゃ楽しくて
笑い死ぬかと思った

お前とは ....
お気に入りの
Tシャツの上で
猫が寝てる

どいてくれって
言いたいけれど
言えなくなった

ただの居眠りのくせに

そんなに
幸せそうな顔するなよ
「警告入るな」
木製立札のみ
ややペンキの匂いあり
鎖やテープで行く手を封鎖することなく
先はただ砂まみれ
やや起伏
何を阻むのか
私の身の安全か
あなたの安息への侵害か
大層な宝な ....
あ 夜だ
さらば
真っ赤な太陽よ
こんばんは
宇宙
数えられるほどの星
とうきょうの
わたしの真上
さらば
今日のわたしよ
時間は
何よりも脆い
と気づ ....
ぽちゃりと音がした
呑気な頬杖をつきながら
夢を見る

楽しいこと嬉しいこと
誰かが喜び私も喜ぶ
私のとっておきの物語に
あなたが笑う
ころころ笑い
私も笑いころころ転げると

 ....
今日は素敵な漫画を読んだよ

新たな出会いが私を幸福にさせる

この世界の誰かが 言葉を 絵を 物語を 紡いでくれる

その事実がとても愛おしい
遠くから
様子を窺う

ゆっくり
じれったいくらい
ゆっくり

近付き
距離を縮める

こちらを向いたら
そらすことなく
見詰める

視線を絡ませ
指を這わせ
舌を絡ま ....
私はドラゴンフルーツと呼ばれて
なんとかこの世に生きてはいるが
私の生涯とはなんなのだろうかと
はたと考えることだって実はある。

もちろん私はまだまだ生きるから
真の意味は分からないのだ ....
かみつくことをくりかえす。
これがわたしの心の生き。
噛み砕くものが増えるたびに、
ささくれだつ感情は
上昇する海水になって目の前を超える。

(怖いのか)

己に問いただ ....
大量殺人の
大量に含まれたほうは
十把一絡げ感が半端ない
一対多対応だって言ってもね
もう少しひとりひとりを
大切に扱って欲しい

これは
仲良くしましょうと言ってすり寄り
鋭利な刃 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
目がいたいこいち015/6/26 2:49
蒼のなか石田とわ11*15/6/26 0:45
世界ウエルター級チャンピオン花形新次215/6/25 23:57
地震雲留みか115/6/25 23:56
理由たもつ1615/6/25 22:57
好きのクライはて015/6/25 22:57
紫色の空にopus115/6/25 21:58
十字架が浮かぶ島あおい満月4*15/6/25 21:20
歯磨きアラガイs10*15/6/25 17:18
びりびりばりばりもっぷ315/6/25 16:18
反復変化たけし215/6/25 14:11
進行中の恥辱眠り羊015/6/25 14:10
さかなかな(三篇からなるオムニバス)るるりら9+*15/6/25 13:27
老いの演繹信天翁315/6/25 11:24
マトリョーシカ花咲風太郎615/6/25 7:01
かなしみ葉leaf415/6/25 6:01
湖畔にてヒヤシンス6*15/6/25 3:46
内部崩壊nemaru1*15/6/25 3:30
愛というもの~永遠と呼べる一瞬ヒヤシンス10*15/6/25 3:04
降る日  昏礼木立 悟215/6/25 2:31
夕立ガト115/6/25 1:32
Heaven315/6/25 1:20
通りゃんせ秋也115/6/25 0:42
夜だかの1*15/6/25 0:32
呑気な頬杖灰泥軽茶315/6/24 22:49
紡ぎ雲留みか215/6/24 22:45
りり115/6/24 21:30
ドラゴンフルーツは考えるブルース瀬戸...5*15/6/24 21:05
マンホールあおい満月3+*15/6/24 20:58
大量殺人花形新次015/6/24 20:25

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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