女のアソコに
思いを巡らせても
モテないし
お金もないので
仕方がないから
平和について
考えることにした
NPO法人「ラブ&ピース」代表
東山田敏夫(26)は
女のアソコさえな ....
日本が好戦的になるのが
許せないのであって
戦争そのものが
許せないわけじゃない
現に中華人民共和国が
軍備増強しようが
南シナ海や尖閣諸島で
傍若無人に振る舞おうが
関心もないし
....
夕暮れになるといつも
そこに
ぜんぶを残して
かえった
何度飛び降りようとしただろう
日々続くこの原因不明の激痛に
その都度、何か引き戻す力が働き
こうして生きているこの己
一回目はただただ驚き
二回目は俄に怪しみ
三回目で了解した
....
「よう、よう。それでは、レッツゴー!
絶望という制服。着用ぉ、それでいて日本征服、決行ぉ。街中で探した明日と睨めっこぅ。そこでは僕だけが鬼だった、鬼ごっこぅ。
肩ぶつけてきた人に弱音ぶつけたぁ。ふ ....
男前ではない
お徳があたりまえの
豆腐を作りたいんだ
臭いのではない
くださいと言われる
納豆を作りたいんだ
辛いのではない
だからいいと言われる
煎餅を作りたいんだ
マ ....
懐かしんでみたところで
未来が変わる訳ではないのに
思い出が欲しいのは
未来を決める言い訳にするためだ
夜の海に光る月
それはまるで海月のよう
月の海月は光る
暗い海という貴方を求めて
海は月を眺める
唯の光がまあるい形が
貴方は月を眺めるだけ
それで充分なんだ
海月は唯 ....
熱中症の耐性を 獲得しようと
落日に 散策の途次で
物蔭・木陰をすりぬけるとき
日中の 重く湿った風は
一服の清涼剤と変わって
幼けないほど
....
一冊の本を収めるためには
大きな空間が割かれなければならない
一冊の抱懐する情報の連なりは
本そのものの行為の空間として
潤沢な広がりを要求するから
すべての本の必要とする空間を ....
音が湿っていく。
地獄なんてみたことない
一回くらい覗いてみたいよ
、だって?
この腐った街は皆を傷つける。
そうかい
みせてあげてもいいよ
愛するひとを
教えてくれたらね ....
クーラーの唸りの向こうで
ミンミンゼミが雄叫びをあげている
挽いたコーヒーにお湯を注ぎながら
ふいに世界は今ここで生まれたような気がする
もしくは今ここで終わるのかもしれない
窓から ....
書きまくれ! 書きたいように 書きたいときに
描きまくれ! 描きたいように 描きたいときに
作りまくれ! 作りたいように 作りたいときに
書きまくれる
描きまくれる
作りまく ....
こちらは
がんばっても
届かない
ガンバレ難民
あちらは
がんばりたくても
がんばれない
ガンバリ難民
そちらは
がんばれないのに
がんばれと言われる
ガンバロ難民
....
昨日が絶賛好評中な日であっても
今日を超えることなどない
桜が満開の昨日より
桜が散った今日が素晴らしい
いつの日にも僕は違った考えを持って
今日に望んできたつもりだけれども
結局上塗り上 ....
夏の日差しを浴びて影が私の前を歩いてゆく。
大通りから一本中に入った林道に避暑客は少ない。
挨拶を交わすのは老人だけで見知らぬ若い友人たちは
まるで私を影だと思っているのだろう。
....
うそをならべて
恋を楽しんだ
全部ほんものみたいににせもの
でも心は痛いし
ふわふわするし
それで目眩がして
でもそれが病みつきなの
深夜のファミレスでいつまでもしゃべっていたかった ....
感情は小石一つで簡単に転んでしまうもの
山脈つたいの尾根を歩いている感情
左は恋愛感情
右はただの顔見知り
笑顔一つで簡単に左に転びます
渓谷に架かるつり橋を渡り切れれば ....
アイスクリームをあたしの恋人に見立てたのはたしか衣巻省三でギター片手に歌にしたのは高田渡だったのだけど私は食べないアイスクリーム。冷たいものって大概ニガテなんだ喉に負担がかかるからねって常温の水を飲む ....
いなくちゃならないんだ
いないと駄目なんだ
言えるはずのない想いが
駆け抜け始める闇夜栄え季節
どうしてだろう
こんなにも切なくて苦しくて
同じくらい嬉しくな ....
150731
アイスクリーム
ユウスクリーム
クリームクリーム
クククククククク
フフフフフフフフ
トトトトトトトト
ナナナナナナナナ
タカタカタカタカ
ノホノホノホノホ
....
わたしたちはいまも迷子だ
なにもかもを揃えたとしてもどこへも届かない
あふれたいのにまだそこにいる
水たちの憂鬱を細胞に湛えている
ドアを開け
右足から宇宙へ
夜に青く消える
帰る場所なんて
なくなってもかまわない
そんな気持ちで消える
知らないどこかにたどり着いたら
....
同じ電車に乗って 毎日同じ汗をかく
風景は少しずつ変わっているはずなのに
同じようにしか見えなくなる 馴れ合い
美しい森に迷い込んで 彷徨って自分を見失っている
煽てられて 舞い上 ....
ミミズク コウモリ モグラ
皆見たことのない者たち
畑も 川も 想像上のものだった
それを
懐かしいというのだ
それを
素晴らしいというのだ
山脈のような背骨も 虚脱感も
みな 苦しい
山頂の光景は
すべてをなかったかのように
消し去ってくれる
メタやそういう条件で
視点を変える
それは
問題をただ消してくれる ....
24日間風呂に入らなかった
スーパースター・ビリー・ミリガンは
包茎だったので
幾重(夏のお嬢さん)にも
チンカスが溜まり
びっくりするような
臭いがしたらしい
これを包茎界では
....
私は上手に
贈ることができない
どうもわざとらしくて
どこか恩着せがましくて
こちらもあちらも
申し訳ない気持ちに
そして上手に
贈られることができない
もらったことに気が付いたと ....
指さしをするよう
誰かが泣いていた、場所を
孤独を落としたままの在処を
甘く過ぎる歴史が
引きずってきたものを剥がす
ことばにすぎないよう
私が誰かだったりした、瞬間に ....
夏の夜、
死者の眼は見開かれたまま
わたしを凝視し
私は、
その濡れた瞳を通して
異界の存在たちを
観ていた
内から内から
内から立ち現れる
それらの眼差し
はまた、
わ ....
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