人々は酒に酔い
大声で自慢話しをする
夜は何処までも続き
明日を知ることも無い
アスファルトに涙がこぼれ落ちても
知らないそぶり
人は冷たい
路地裏の猫だけが
ニャァと鳴く
....
眠れない夜の羊たち
番号を与えられ順番に沈黙に浚われていく
まるでアウシュビッツの塀の中で
私の孤独は刃の欠けた短刀
羊たちの羊毛を剥ぎ取ることも叶わない
そして絶望も錆びれて
....
わがままな初冬のそらは
雲と風を相手にして
陽光の支配を絶えず監視している
そして
筋骨質の日本列島は
南岸添いに こころわびし ....
手を握りしめたまま、
遠く海の彼方から
やってくる風を待つ。
風は、
あらゆる氷山を突き破り、
たったひとつだけ、
この指に絡みついてくる。
このたったひとつの風は、
幾多の激流を乗り ....
今日も高層ビル群はわたしたちに
たくさんの夢をみさせてくれる
街中には様々な言語が飛び交い
様々な文字がおしゃべりしてる
global化の賜物だ。
灰色のコンクリートジャングルには
サ ....
ひそやかに歩いてきた刑務官が
彼の扉の前でたたずむと
カチリと扉が開いた
四人の人たちは無言で頷き
彼をうながし
三畳間から
誘いだす
彼の記憶はまるで空白で
肩と足だけが震えた
....
風になびく黒髪があなたの横顔を隠す。
あなたは細い指で優しくその髪を撫でる。
そんな仕草が愛おしくて私は泣いた。
愛情があなたの存在そのものになった。
あなたは絵画に描かれた ....
潮の満ち引きが鼓動と繋がっていた
あるときは優しく
或る時は激しく
わからないままに彷徨う姿は
赤や青に点滅する
夜中の踏切を渡ろうとしても
遮断機があがることはなかった
待ちくたび ....
足の爪に
塗っておいた海が
夏のどこかへちぎれて消えた
地図の上をなぞる指が
コーヒーの匂いをたどって
最果ての島に着く
ふと顔を上げれば
見慣れた街並み
寝過ごした朝のよ ....
愚痴を言う人を
心配はしない
吐き出してまわりを不快にしてでも
自分は楽になりたいという図々しさがある
むしろ心配なのは
愚痴を言わずに耐えてる人なんだ
つきまとう不安
拭い去れない迷い
予測できない未来
追ってくる過去
逃げ道のない 一本道の先に
決断がある
どっかーん…!
太陽の砕けた花火の如く
あの日、きみと出逢った歌舞伎町の夜。
厚化粧のきみは
難聴のハンディをもろともせず
くらしっくをBGMにくるくる
地下の舞台で乱舞しなが ....
求められて
追い駆けられて
大変だったろう
転がり落ちて
また
這い上がる
キミの姿に
幾度
励まされた
ことだろう
図体は 小さい
魂は デカい
それが ....
晴れの日も雨の日も
あの老人はベンチに座っている
何を待っているのか
何を回想しているのか
暑い日も寒い日も
あの老人は囁いている
誰を待っているのか
誰に話しているのか
近づ ....
小さい頃 親は仕事で
ほとんど家にいなかった
祖母の腕枕で寝ているときに
耳元で聞こえる脈の音が
いつか止まってしまうんじゃないか
この音が私の耳元で聞こえなくなるんじゃないか
....
お前、最近ヤバくね?
何が?
頭だよ、頭
何で?
薄くなってね?
えっ、誰が?
お前だよ、お前!
俺っ?
そうだよ、お前だよ!
ウソ?
ウソじゃねえよ、まじヤベえよ
まじか・・・ ....
おまえがはいっていた容器の
蓋のうえに丸い芋が置かれ
あとひとつなにかあれば
あればいいが、何故か
都合よくいかない
お古みたいな
冬のさむさ
海の上
暗く淀んだ空に
丸い光が明滅する
伸展と収縮を繰り返しながら
チカチカと
数が段々と増えていく
最初は白い光だけだったが
段々と赤、青、黄、、、etc
すっと流星のよう ....
ブスを待つ間に
気持ちが萎える
無理矢理盛り上げた性欲は
持続が出来ない
ブスを待つ間に
アダルトビデオを観る
上原亜衣である程度
勃たせる必要があるから
と、ここまで書いたと ....
友達を無くすよりも
お金を無くすほうが怖いなんて
お兄様ごもっともでございます
食べ物が無くなるよりも
テレビが無くなるほうが怖いなんて
お兄様ごもっともでございます
やりがいを無 ....
「芸人ヨシダリアンの新発見伝コーナーです
先ほど映像、不思議でしょう。今日はスタ
ジオに、あの鏡を生み出した、良品鏡工業
の佐藤さんにお越し頂きました」
「よろしくお願いします」
「先 ....
子供:「わあ大変だ!海がやって来る海がやって来る」
母親:「あれは、海ではなく、波が打ち寄せてくるのよ」
ー自分の小学生時の国語教科書より
▼
或る物がある
が、
在る=モノ
と ....
太陽が低く輝いている
濡れたアスファルトがそれを照り返し
わたしは目を細めた
光の針がどこまでも伸びて
小さな瞳孔から苦も無く入り
網膜を火の海にした
百メートルほど先を
炭のように黒い ....
冬の匂いがする
滴るような
透き通っていくような
人が声を聴きあうときに
吐く息によって動かされて
人の神経に届くような
さびしく遠い匂いだ
冬が降っている
根源的な和 ....
π(パイ)
二畳ほどもある焼き釜は
林檎とシナモンの焼ける
例えようのない良い薫りです
どれほどの林檎が燃え盛る炎に
くべられたか その林檎の数には限りがありません
讃えようも ....
静寂、
週末の精神的渋滞
万事休す
生き物の毛をむしった服で
心まで温めようとする
愚かだわ、愚かだわ
窓は薄暗がりの世界と
色のないふたつの目玉と
内と外を映す
....
庭に落ちてるガラスの欠片を集めて入れていたガラスの小瓶も
本当は友達が持ってるキティちゃんのローズピンクのランドセルが良かったなとか思いながら使っていたワインレッドのランドセルも
幼稚園で作ったお ....
野良が挨拶しているよ
疲れた毛を励まして
露出した皮膚を隠し
道の真ん中を
人々の営みの中を
堂々と
野生の威厳を振り撒き
声ひとつたてず
冷たい日差しを歩いているよ
こそこ ....
冬を迎えるにあたって
現在ホームレッサーとして
横浜駅西口地下道に在住の
キンタマ王子清介(ハゲ)氏は
フランスで行われている
COP21で意見を求められ
「暖かいに越したことはない
温 ....
私が生まれ育った街
あなたは知らない
距離的には離れていないけれど
全く違った雰囲気を持つ街
緑が多い街お洒落な街
あなたにも知ってもらいたい
私の好きな場所一緒に歩きたい
....
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