ふと
ほほえみの切れはしを
思い出す

靴紐を結ぶ時
信号待ちで雨を見ている時


紙コップでよかったのかもしれない
少なくとも
割れることはなかったのだから

けれども
け ....
捕獲した

未来の創造を



誰のために

我のためにか?

人々のためにか?



私たちは個

それは権利に守られた

社会性という服



目 ....
夕暮れブランコに揺られ
15の僕らは、無邪気に語りあった
あの子の事や 先生の事
これからの事や 嫌いな奴の事

誰だれのパンツが見えただとか
誰だれがでっ ....
 晩秋の風は悩みをはらみながら私の窓辺にやってくる。
 ああ、悩ましい。私は上手に言葉を紡げない。
 限界を超えたところに真実があるのなら私はそれを見たいと願う。
 私の存在に真実があるのな ....
そうだね
って言うのはむずかしい

たったひとことなのに
そうだね
って言えない

認めたくないわけじゃないと
おもったけどやっぱり
認めたくないのかもしれない

わたしは正しい ....
この胸に さよならの声が降りやまない

首はキリンになったまま
小中高と、私は特に難儀なく生活していた。なぜなら世界は有限だったから。私は小さな部屋の中に運び込まれる荷物を丁寧に整理していればよかった。その小さな部屋をいつでも照らしているたった一つの月 .... 人々は完全なる統一者が欲しいのだ
人類の境目を自由に行き来するもの
国境を越えて旅をするもの
脅威も肉親も死もすべてが祝福され
私たちはいなくなる
この境目すら
もはや越えられていくのだ
 ....
カオル マコト ヒカル

男か 女か

夜空で輝く星のようか
             151029

カレイもヒラメも始めからひらひらと泳ぐのではありません
幼い頃は鯛のように両側に眼があって普通の魚のように
スイスイと泳ぐのです
しかし、長じるに従 ....
母子で違う月を見ている キンタマ王子は
自称短歌で金を儲けられないか
2週間考えた末に

俺、俺だ、俺だよ、俺だ、母ちゃんよ、今すぐここに振り込んでくれ

という自称短歌をアサシ新聞の
アサシ歌壇に投稿したとこ ....
祈るようにサイコロを振る
嫌な予感は的中した
すでにホテルの建った銀座 わたしの靴は落ちた 
このままでは残りの土地を売却しても破産してしまう
なんとか逃れたくて 頭が高速回転を始める

 ....
私は緩やかに束縛されている。
色々なものを見ながら聴きながら、
色々なものを見ぬように聴かぬように。
穏やかな強烈さで
目隠しをしている{ルビ腕=かいな}は誰なのか。

私の中心 ....
空に舎に

秋光り

ほの暗き

回廊に

風立ちぬ


天高く馬肥ゆる



をのこ生まれる


空に舎に

秋光り

ほの暗き

回廊に

風 ....
キンタマは
色んな人にキンタマと呼ばれ
手垢が付きすぎているので
キンタマ王子はキンタマをキンタマと言うことに
強い抵抗感を抱いていた
キンタマもそろそろ別の呼び方で
呼んでやりたいと思っ ....
手をつないで絶望を唱えましょう

大丈夫 こわくなんかないよ


弄ぶ首筋がきれい
躍り狂う脈も楽しそう

笑顔も愛も求めていないよ
涙も今は大嫌い


君は苦しい ....
一段落ついて
皆で 自宅に 戻った

お父さんと
お母さんと
わたし

玄関先の 蔓が伸びて
アーチのように
迎え入れて くれた

薄桃色の 薔薇の木だ

一輪だけ  ....
独り言に
返事しあう老夫婦の
ひとつあけて座る
ベンチのわたし

なってもいいかな
こんな未来図を
感じながら
伸びをする午後
あの日私はたまたま
上目遣いになってしまう位置から
あなたを見てた

どうしても上目遣いになってしまう位置なのに
あなたを見たかった
あなたはまるで動物でも見るかのように私を見て
穏やか ....
揺らめいている心象図が手に取るように見える
だけど何一つ
気が利いた言葉が紡げない


少しでもいいから
紡ぎ続ける繊細さが僕にもあればと
想い焦がれては項垂れる夜が積み重なっていく ....
逢う人逢う人アリアレルギーのアリクイ できれば


ひっくり返すひとに出逢いたい


ちゃぶ台以外をね。




終りを はじまりにしてくれるような


私のB面に気づかせてくれる


アナログなひと ....
水辺の蟷螂のお尻から

にゅるにゅる出てくる針金虫

嗚呼!なんと

こんなところで 詩と自分との、

縮図を 見てしまった!

操るというか

操られてしまう!

お ....
結局元の鞘、いや、袋に
納まったキンタマを見ながら
「フ、男として生きて行けって、か」
と一人つぶやくキンタマ王子だったが
最近、おのののかを見ると
ポコチンが立つことに気づき
なんだ、こ ....
天を突く壮大なプラントのサイレンが鳴り
ぼくたちはトボトボと歩みを進める

酸とアルカリの狂騒曲にもめげずに
ぼくたちはトボトボと歩く

たどり着いた溶鉱炉は
オレンジの秋の空色だっ ....
  おまえの
  黒い頭蓋のなかで
  やわらかい緑色の犬が湿っていく
  (今、それは
   事実だ)
       カ ン カァン カ ン カァン……



   カ ン
     カァン
        カ ン

  絶対に

絶対に電車は通らない

      ....
キンタマ王子としては
ディスカバリーチャンネルの方が
兵器特集をやっているし嬉しかったが
正直、あまり違いが分からないので
アニマルプラネットでもOKだった
しかも巨大魚を追っているオッサン ....
肉を食べたはずなのに、
私はさかなを吐く。
さかなたちは私の咽喉から、
ぴしゃぴしゃ、
躍り出て、
シンクの ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
けれども昼寝ヒルズ215/10/29 12:57
捕獲鷲田215/10/29 12:15
夕暮れブランコ溶融215/10/29 12:04
救いのない・・・ヒヤシンス9*15/10/29 12:03
そうだね朧月415/10/29 9:43
首はキリンになったまま北大路京介315/10/29 8:26
無限葉leaf115/10/29 4:19
メモ佐藤伊織3*15/10/29 1:43
男か女か北大路京介515/10/29 0:23
昼餉(弁当、御握り、イモサラダetc)あおば3*15/10/29 0:14
母子で違う月を見ている北大路京介515/10/28 22:53
キンタマ王子、金儲けを企む花形新次015/10/28 21:39
モノポリーただのみきや7*15/10/28 21:38
放流あおい満月5*15/10/28 21:21
風立ちぬ吉岡ペペロ11+15/10/28 21:19
キンタマ王子、キンタマの別名花形新次015/10/28 20:21
首筋と脈十一月の失敗...015/10/28 19:55
おばあちゃんが咲いた藤鈴呼2*15/10/28 19:06
バス停朧月215/10/28 14:36
あなたの目陽向∮5*15/10/28 9:59
滲んだ抽象際彩色komase...3*15/10/28 9:56
逢う人逢う人アリアレルギーのアリクイ北大路京介415/10/28 8:16
ひっくりもり5*15/10/28 0:05
にゅるにゅるミッドナイト0*15/10/27 23:48
キンタマ王子、後悔する花形新次115/10/27 23:40
生贄レタス2*15/10/27 23:09
zugai[group]草野春心215/10/27 22:55
遮断機の内側凍月4*15/10/27 21:17
キンタマ王子、アニマルプラネットで特集される花形新次015/10/27 21:10
ガムあおい満月715/10/27 20:17

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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