そうやっていつも誰かの心を信じ
背かれても「人」を愛する君は
繰り返す涙を伝う前に隠し
お持ち帰りの痛みと
どうやって過ごすつもり?

白けた夕陽 滲む、憂いの瞳
本当の音で 眩しい未来 ....
彼には
歌詞カードが
欠かせない

言葉を大切にしている?

そうじゃない
歌を聴いているとき
言葉は二義的なものだ
それは彼にとっても
誰にとっても

彼が必要としているのは ....
私の胸から発する悲しみが
昏い宇宙を亘り
やがて優しさとなって
あなたの胸に届きますように
ベッキー相手に
ちんちん勃たせる
(手垢が付いているのは承知で
敢えてボッキー!)
奴はちょっと怪しい気がする

ベッキーで勃起するなら
ペコちゃんでも勃起するのではないか?
ペコちゃ ....
長い時間をかけて
黒く塗りたくった羽根を

君は
僕の背中から
剥ぎとったんだ



僕が
自分の足で
一歩ずつ
前に進めるように


自分の手で
一枚ずつ
 ....
背の高い男でした
私を食べたのは
盗まれたもの
はありません
私は私の肉体を
返却
します
借用証明書

捨てました
今度は
誰を
レンタルしようかしら

プライスカード ....
その日 久しぶりだった CDを借りて
そして 家のバカでかいスピーカーから流していた
そのCDを流す時 部屋で
かつての私が悲しく思える時の中で
政治や 経済とは
        無関係に
大宇宙の 風と 
小宇宙の 光りの 変奏に
あやつられながら
    生れいで やがて
   とわに 消えて逝く

そうだ そうとも
   ....
時間と空間の摩擦音が
遠くから響いている

全ての自動車はエンジンを失っている
速度だけが鮮やかに残った

街灯は顔だ
化粧した美しい顔

雲は空の濁り
人は歩く樹木

外の匂 ....
  そ    ス   こ    さ
  れ    ス   こ    ら
  は   そキ   ろ   カさ
 ゆ小  虫よの  切は  こ|ら
 めさ  のぐ音  な優  ぼテと
 入な   ....
旅人が蜃気楼に眼を奪われるとき
北極の海を渡る鯨の親子は水平線を越えた
ちから尽きて風が砂粒を運ぶ
まぼろしと磨きあげられた凸面鏡(レンズ)
囁きが星座を紡ぎ舵をきる
真夜中の帆先をみ ....
かけてきたんだ
ぼくら
あのはじまりの雨の日は
少なく見積もっても、一兆
毎日の電話で
二ずつかけていった
週末の映画館のエンドロールで
かける百九
その夜のキッスは
一兆八千七十三 ....
             160128

鬼の豆は大豆である
ダイズを焙烙で炒って
少し焦げ目が出来たかなと
感じた頃合いに火から下ろす
こりこりしてとても美味しい
鬼に食わすなんてもっ ....
昔から見ているAVがあった
私がまだ子供だった頃に見た女が出ていた
私には当時はその子は年上のおねえさんだった 
首筋に汗を滲ませていた
その子の姿を感じている 頭の中で
暴かれた世界に居場所はない
いつもぼんやりと生きていたいから
はっきりと輪郭が見えるとそれはもう
私とは違う誰か

私に暗闇を
私の顔と共に彼の表情も隠しておくれ
真っすぐな感情なんて見 ....
最近気になっているって言うか
口に出したくてしようがない言葉があるの
それはね
「前十字靭帯部分断裂」ウフッ❤
あなたも言ってごらんなさいな
せーの!
ぜんじゅうじじんたいぶぶんだんれつ! ....
勝てない
その勝負には勝てない
自分より劣っているから安らぐ
その気持ちには勝てない

劣っている人に寄り添って
生意気な態度を取られて腹立たしく思っても
やっぱり劣っているから
泣 ....
この道を
夕べ貴方と歩いた
おととい
貴方と待ち合わせ
そして一緒に飲んだ店の前

今、1人で歩くと
貴方は遠い遠い
空の下で
とてもこの道には
もどれない

でも、私はここに ....
眠れないことは平気だという
君の夜中を私は知らない

朝には数々の時のかけら
君がいることにまた安心する

ひとは眠るとどこへゆくのか
ときおり握られる君の手を
包みたい私のこの目で
火がないのに
いつでも
沸きたてのお湯が出てくる
昔、むかし
食卓の上に
魔法瓶という魔法があった

ただいまと
帰ってくる
冬のこどもたちのために
とても温かい飲み物が
瞬時に ....
灰色の空の下
灰色の占い師たちが
灰色の広場に集まっていた


占いの順番を待つ行列を
灰色の煙がすぎていった
螺子を横に倒したかたちの
巨大な灰色の建物を
人々 ....
家族ってなんだろな
一緒に住むから家族かな
ごはんを食べたら家族かな
一緒に寝たら家族かな

見続けられても
ほっとかれても
悲しくなるんだよ
家族って
帰り道
どこもかしこも冬の空気で
しんとした夜のそらに
ぽっかり月が浮かんでいた

北風の冷気が全身を刺す
爪先はもう完全に冷え切っている
死んでしまったのではないか
と思うく ....
私の心のさざなみは
骨となったのちにも止むことはない
(たとえば)
十六年前の路傍のつゆ草がいま
そう 決めたようです
人間とは

これに答えられる人は詩人

どうして書いてるの?

これに答えられる人も詩人

つまらない質問だね

書いても書かされても
言葉は言葉だから

人は詩人とは ....
どん底に居座る
腹をくくった瞬間に
大地が
ガラガラビッシャ!
ーグワアァン!ドワ
ガーン!と崩れ
海が沈み 都市が沈み
そのどん底が
たったひとりのための
頂になって
お前は泣い ....
いつもくりかえす
ディンディンダンダンディンディンダン
いつもくりかえして
終点はどこにもない
ある日とつぜん断ち切られ
カット・アウト、はい、おしまい、ご愁傷さま
晴れた空をまっぷた ....
店長がいないということで
副店長はパンツも履かずに出勤した
すた丼と芋焼酎と二酸化炭素の混じった息を
ぶちまけながら
「今日は好き勝手やらせてもらうぜ、ひっく」
もちろんこっちもシラフで ....
厳しい雪が 溶けだした日 外で元気な 僕の友達は 自転車に乗って笑っている 川の方へ行くのだろう
僕の心の氷も溶かされる 人皆走り出していく それぞれが散り散りになる 放たれていく
厳しい季節に  ....
越えられない 許されてもいない
つるんとした壁を 軽々とひと羽ばたきで
容鳥は笑顔で越えていく 見たこともない
世界へ 想像の中にしかない静かな森へ


平穏な壁の中は 灰色の焦燥に
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
温もりの音颯太@0*16/1/29 20:39
音楽で数字を思う花形新次1*16/1/29 19:17
呟き或いは叫び渡辺亘116/1/29 18:41
ここで敢えてベッキー考花形新次016/1/29 18:35
君からのおくりもの幸絵016/1/29 16:12
レンタル伊藤 大樹316/1/29 12:26
その春番田 016/1/29 9:59
風と光の変奏(十)信天翁016/1/29 9:36
透明な通勤葉leaf216/1/29 6:13
日本の四季・秋颯太@0*16/1/29 6:06
惑星アラガイs12*16/1/29 2:54
もり1*16/1/29 0:21
鬼の豆くださいあおば8*16/1/28 23:15
昔のAV番田 016/1/28 22:51
スマイル八雲みつる116/1/28 21:28
好きな言葉11花形新次1*16/1/28 19:54
勝てない鵜飼千代子20*16/1/28 19:02
思い出して‥薫子216/1/28 16:07
夜の旅人朧月116/1/28 11:27
おとぎばなしそらの珊瑚2216/1/28 9:44
ノート(たなびく日)[group]木立 悟216/1/28 9:21
家族朧月016/1/28 9:16
満月10*16/1/28 8:36
二十歳もっぷ216/1/28 7:04
人詩人アラガイs6*16/1/28 3:49
ありがとうございましたもり2*16/1/27 23:54
虫、虫、虫虫虫ホロウ・シカ...2*16/1/27 23:50
お通しカットでもり1*16/1/27 23:35
雪の精がくれた友達たち杉原詠二(黒...3*16/1/27 23:10
天秤藤原絵理子6*16/1/27 22:47

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