開け放たれた窓に向かい
今朝の私は おびえる
容赦なく冷気が
室内に充満する
窓を閉める事ができない
閉塞感の囚われの身だから
朝の目覚めは予測できない
グレゴール・ザムザだって
....
満ち満ちた
広大な海原を
熱情と共に
船は往く
海流は船体を揺らし
行く手を阻むが
若人の心
前方遥か彼方を
見据え
動くことはない
憧れを胸に秘め
艱難を物ともせず ....
昔はよくやった凧揚げ
今はやる人があまりいない
電線に引っかかっても
自分で取とろとしてはいけないという
コマーシャルも見なくなった
凧を作った思い出
小学生の頃
近くの空き地で ....
ユーリカ
東京
金剛
どこまでも透き通ってゆく緑の世界に僕は立っていた。
遠く小さい窓辺から新緑に映える森が見える。
手を伸ばすとそれは限りなく広がってゆく。
足元には色鮮やかな花々が咲いていた。
憂 ....
hmm...flag。2つ。。
..Princess...Phantom...
..Hello!!!...Ha!??.....
..Ho ....
真夜中が近づいてきて
瞬きするたびに 目はでっかく
早く寝なさいと 怒られては
小遣いで買った 片耳イヤホン
枕元に置いた
録音できるラジオ
今日こそ 最後 ....
つるっとした優しさがほしくてたまらない
機械の爪でどこかを指差してみたり
きっとあなたには分からないエコーを探している
十二番目のバス停で
あのケモノだけは笑ってやがる
シミズフミカが好きだった
ちょっとブタッ鼻のところが好きだった
水着グラビアになると超がつく
貧乳なのが好きだった
そんなフミカが出家するらしい
出家って、ジャクチョーみたいになっちゃうのか ....
君は笑っているのです
この世に何の跡形も無い
存在の事実さえ消え去ろうとしています
その君がここにいてくれる
きっと素晴らしいことに違いありません
君は笑っているのです
決して交わ ....
逃げるは恥だが役に立つ
↓
わがままばかりが先に立つ
逃げるは恥だが役に立つ
↓
和菓子は好きだが食うと吐く
逃げるは恥だが役に立つ
↓
やれるかやれぬでまだ揉める
....
きみが
ふるさとを
いとしく呼ぶ
あいづ と
づ、にアクセントをおいて
うかうか
夜行バスで
きてしまった
きみが歩いた町を
見たくなってさ
雪の白と温泉の湯気
....
鳥人間コンテストの完全パクリバージョンだが
要は、琵琶湖に向かって人力飛行機で飛びながら
クソみたいな自称詩を朗読するだけのことだ
長く飛べばそれだけ長く自称詩が読めるが
真っ逆さまに落ち ....
蒼い優しさに触れ
眩暈の空に包まれる
流星の矢に射抜かれて
陶酔の海に沈み行く
絡みつく潮風
生暖かい夏の夕べ
白いシャツに透ける躰
触れる指先に伝わる鼓動
羽化したば ....
固いかわを
むいてむいてむいてしたら
なくなっちゃった
私なんてそんなもん
軽くいこうよ
顔をあげて
光をまぶした冬の家から
粒の拍手が夜へ昇る
色 かたまり 分かれ 分かれて
まぶたの拍手 かたちまばゆく
鉄や真鍮をすぎる光
追い越し追い越し 消える光
水を追い抜 ....
○「やればできると言いながら
やればできるまで教えないサラリーマン教師」
○「睡眠不足栄養不足で学校へ送り出す放任ママ」
○「日本語がわからないのに
英単語を連発する小学生 ....
食べ放題
飲み放題
見放題
かけ放題
やり放題
自制のない社会はつづく┄
いつの時代に戻りたい?
まるで魔法使いのように君はきいた
あなたは?
そうきけなかった
できもしないことについて
私たちは真剣に悩みあった
遠回りをするように時間を過ごし
互いが痛い部分 ....
感性は変わる
昔良かったものが今では何も感じなくなり
昔嫌いだったものが意外と良いのではと感じる
完成は変わる
完成するつもりで目指してきたのに
実は少しずつ崩れて息、液化するのを
目指し ....
砂糖をまぶしただけでは飽き足らない
ただの揚げでも駄目だ
それは 魚くさいどころか
水くさいくらいの
懐かしさに 満ちていて
目を閉じても 浮かんで来る程
青空に 近い 雲のような ....
窒息しそうなまどろみが
くるしそうにあえいでる
私、窒息死しそうな
やわらかな匂いにまかれる
不安定な琉球の風に
たちどまれない貧弱な足首
ねぇ、窒息しそうなまどろみが私を追いかけ ....
馬頭
タナトス
お餅
僕と友達は小さい頃から
ずっと一緒にいて
色んな人から仲がいいとか
虫が合ってると言われる
僕達は人間なのになぁ
ああいけない
こんなことをやっている場合じゃないのに
気持ちが向かない
嫌なことというわけでもなく
後回しにしようというのでもない
単純に気が向かない
その気にならない
ゲー ....
靴をはく
玄関の外は世界だ
裸足でもいい世界だ
靴はコンドーム
ほんとうはつけたくないのに
つけるのがやさしさだって
諸悪の根源の源泉
掛け流しの社会
靴がなけりゃ
痛い痛い
靴が ....
ジョンナムがジョンウンに殺されたらしいと
私の友人の
アメリカ海兵隊員ジョン・ジョンソンから聞いた
ジョンソンが言うには
刈り上げくん豚足味は
中国が
中国と太いパイプを持つジョンナムを
....
祖母の横顔を眺めて
かきもちを一つ頬張った。
今年もまた無事に誕生日を迎えることが出来て
もうすぐお迎えが来る。と足を擦り
時々小声でつぶやく祖母を思い出しながら
私は祖父の遺影に
感 ....
飛べないガチョウは
ただのジジイだ
(ん、そもそもガチョウって飛べんのか?)
ただのジジイならまだましだが
うだつが上がらないくせに
デマゴギストで権力志向が強いときている
しかも俺ってユ ....
耳元に
毛細血管の危うさで
流れゆくのは
私の心臓
体中を駆けめぐる
火照った愛撫が
暴れ出すのを
待っている
水の臭いは排水溝へ捨てた
吐息を微かに白くして
私の心臓は
....
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