名残雪

はる地球の回転が速まるせいか
わたしは立ちくらみして
光は速さをなくしたみたいになる
だからかはる 風が軽くなりすぎて
わたしの姿は光をうまく受けれなくなり
わたしの影はどこかへい ....
バレンタインデーが
ハロウィンに負けそうなのに
ホワイトデーなんて
最早誰が誰に何を贈る日なのかすら
忘れてしまって

途方に暮れたので
取り敢えず子供達に
ランドセル贈ったら
第2 ....
道を歩いてた 何となく可笑しくて
顔がにやけてた 何となく可笑しくて
道行く人に 見られてるぜ ヤバイでしょう
   
笑っちゃいけない と思えば思うほど ツボにはまっちゃいました
歩きなが ....
月明りのなか
夜が滲みうまれた
夜光虫がきらめき漂う波間に
からだをあずける
ひとりきりの旅の途中
置いてきた記憶が
よみがえる
こころがふるえ
白い花びらがいちまい落ちる
舟こぐ音 ....
まもなく二番目の月が終わろうとしているこの星
の如月または衣更着のもう一枚羽織りたいくらい
の夜の気温の東アジアの日本の東京の定温は何度
ですか十八度くらいかなってそれはどこかの月の
平均です ....
渡り鳥が旅立つ
渡り鳥の目の中で
僕は故郷を目指す
故郷などもうないのに

日が暮れる
眼下の家々に明かりが灯る
かつて僕の家だったあたりも
他人のように冷たく光っている
 ....
僕は村上春樹がよくわからない
本がたくさん売れて話題になっているようだが
僕は村上春樹がよくわからない
世界中で評価されてノーベル賞候補と言われているが
僕は村上春樹がよくわからない
新作を ....
心臓が止まったら
僕は死んでしまう
心臓は寒い日も暑い日も
休まずに動いている
心臓に裏切られたら
僕は死んでしまう
一日に約10万回も休まずに動いている心臓が
筋肉でできているとは驚き ....
ブクブクと音を立てて
沈み込んでいく
肺に残った酸素を絞り出し
それでも
頭上に揺らめく空
暗くなっていく視界
足掻けば水面に近づくことも
新鮮な空気を吸うことも
出来そうなのに
な ....
最終連は
とうに終わっていても
締められた言葉は
いっこうに完結するようすもなくて
視線は
空を漂う余韻の行き先を
見つめている

その時
一羽の冬燕が目の前を横切るも
地面に落ち ....
東方ぬ島ん       あがりがたぬしまん   東方の島も
西方ぬ島ん       いりぬがたぬしまん   西方の島も
見ゅるばる見ゆん    いんじゅるばるいゆん  見ようとするから見える
雨 ....
もっとくだらないものを
もっとたあいないものを
わたしのなかに鳥がいる

もっと止めどないものを
もっと果てしないものを
あなたのなかに海がある

もっとせつないものを
もっとはかな ....
昨日まで
思い出せていたことが
今日になって
本棚から消えていて
そのわりに
十六巻
二冊持ってるし
売りに出そうか迷ってそのまま
どちらを読んだってかまわないのだけど
片方だけ ....
欲望の渦にのまれ
満たされない心を
ガードできない

高みへ
高みへと
駆けのぼる
燃える龍のように
豹のように

貪欲に
禁欲に
捻りだされ
降りてきた言葉を
並べ立て
 ....
今年度デマゴギー賞作品賞は・・・
ル・ル・リ・ランドです!

「ヒャッホーイ!」

ワー、パチパチパチパチ

「こんな素晴らしい賞を頂けて
キャスト、スタッフ一同本当に・・・・」

 ....
帰りの時間、お年寄りの皆さんの前に立ち
マイクを持った瞬間、言葉は詰まり
震える声で、新たな日々を誓う
一人一人の手を握る…熱い涙のあふれるまま 
送別会で酔っ払い所長の隣りに、腰を下ろす
――俺は昔上司に嫌われ、必ず見返す!って
  決意して、ここまで歩いて来たんだよ
そんな所長の男気を初めて知った、退職前夜  
ポケットにおちてしまった
エイトボールがあったよね
ぼくたちはとても楽しくて
もう一度はじめようとした

 イースター島
(いいスタート)
たまご
🗾のおなかから太平洋ず~っとすすむと ....
かおりちゃんは、まだおねむです
おんもはまだ少し寒いので
あったかいくまさん柄のお布団で
微睡んでいるの


はやく、あったかくなあれ


かおりちゃんは夢をみています
おかあさん ....
きっと、心の飢えが一番こわいの
何にも太刀打ち出来ない
身体が何に飢えているのか、知らなければならない
不安は、伝染するから

人は、選り好みしちゃいけない
生き方は、選んでも
人として ....
あかいスイートピー、ほしくて
泣きわめいてた夜があったの
きっと、特別なスイートピー
私、あの頃の気持ちには戻れない

でも、あかいスイートピーほしかったあのころ、
私の世界には、黄色い太 ....
なきたいときはなきなさい
なにもがまんするひつようはないんだよ
じぶんでじぶんをだきしめて
つよくつよくだきしめて
ひとりでなくのはわるいことじゃない

だれかがこういっていた
なみだは ....


コンクリート

普通の暮らしが
目の前の世界を作ってる
忘れそうなことだけを
建築するモグラの生活

僕ときみは
はちみつ同士さ
五月雨を待ってる時
口に出してみる
これが最後の雪の降る世界
空を ....
ゆきいろみちに
まっかな保冷瓶落ちてた
あたし、それ、目にして
ひび入ってるって思ったの
銀世界のなかで赤い保冷瓶は、めに強く飛び込んできたけど

きっと、ひび入ってるって思ったの
まっ ....
人の多い喫茶店で
私は一人静かに
声をたてず泣きました
下を向くとメガネのガラスに
涙のしずくが溜まるので
そっとメガネを外しました
窓ガラス越しに外を見たら
夜の明かりゆらゆら揺れまし ....
神さまが
釣竿を引っ張って
あなたの口角が
上がったサタデイ
疑似餌として いつか
何かしらの賞をもらおう 私は
ミルクティーから
立ちのぼる湯気をまとって
羊にのって
 ....
家で飼っていたガチョウが
猫に喰われて死んだ
首しか残ってなかった

明日、家族で
ガチョウシチューにして
食べるつもりだったのに
「これじゃ、ガチョウのセセリの
塩焼きにしかならない ....
胸騒ぎがする

良くない兆候を
期待している

満月が輝くのを
目が欲している

喉が渇くのを
待ちわびている

鏡を見ないように
冷たい水に触れないように
匂いの強い球根に ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
平成29年3月1日(水)みじんこ117/3/1 1:05
はるにDFW 17*17/2/28 23:03
翼がはえた虎花形新次217/2/28 22:28
突然の思い出し笑い星丘涙3*17/2/28 22:23
郷愁・改訂版5*17/2/28 22:03
八番目の地球/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ4*17/2/28 21:41
渡り鳥小川 葉5*17/2/28 21:05
村上春樹zenyam...3*17/2/28 20:53
心臓2*17/2/28 20:37
COLD WATER文字綴り屋 ...417/2/28 19:58
最終連から始まる詩片のような残音長崎哲也20*17/2/28 19:50
八番目の地球: 見ゅるばる見ゆんAB(なかほ...317/2/28 18:55
ないものねだりやまうちあつ...517/2/28 18:26
空欄を埋めよSeia317/2/28 18:18
遊戯の日々星丘涙3*17/2/28 16:02
ル・ル・リ・ランド花形新次317/2/28 14:50
十一月二十六日(土) 夕服部 剛217/2/28 14:47
十一月二十五日(金) 夜217/2/28 14:42
八番目の地球さわ田マヨネ12*17/2/28 9:28
春野かおりちゃん長崎哲也5*17/2/28 9:14
飢え水菜217/2/28 9:04
ほしい317/2/28 7:20
なみだHAL2*17/2/28 3:20
平成29年2月28日(火)みじんこ117/2/28 1:03
はちみつ同士竜門勇気017/2/28 0:07
まっかな保冷瓶水菜217/2/27 23:53
しずる1*17/2/27 23:33
午睡もり1*17/2/27 23:21
目玉のない猫花形新次217/2/27 23:09
胃の中の蝶々坂本瞳子1*17/2/27 22:40

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