テレビ局に
サリンばら蒔いて
久米や筑紫が死んでいたら
ショーコーは歴史に名を残したと思う

俺が大臣なら
記者になりすました
得体の知れない奴の質問にぶちギレるどころか
てめえ、この ....
勇気



裸足
もしも僕の顔がもっと格好良かったなら

もしも僕の背がもっと高かったなら

もしも僕の年がもっと若かったなら

君の恋人になれるのかな

もしも僕がお金をもっと稼げたなら

もしも ....
肩越しに
LEDがにじんでた

それはやがて
朝焼けに溶けてった

いつの間にか
さよならだった








(即興ゴルコンダより)
台所の窓辺に
葱だけが青々と伸びている
ほかの葉っぱたちは項垂れて
もう死にますと言わんばかり
葱だけが青く真っすぐ伸びて
葱好きではないけれど
すこし 
刻んでみたくなり 
ぱらりと ....
滴れば淡く溶ける指先

笑え緩む口許溢れだした

赤い水槽浮かぶ遠い夢

髪を触る足先の冷たさを

温める心の強さと弱さに

酔いながら抱きしめて

覚えのある口に絆をつけ ....
朝露に濡れた薔薇のつぼみよ

蕾の持つ美しさ

それは未来(あした)という一瞬の輝き

過去(きのう)は蓄積され

そして、沈澱してゆく

現在(いま)は消費され

そして、過 ....
    卒寿をすぎて
      ふと想う
    痩せっぽちの
      俺さまが
  よくも いまでも
 生かされている と
  「時」が真っ赤な
「塑像」になっている
  「空 ....
看護師たちが患者に
「だいじょうぶですかあ?」
と口癖のように声かけしている
あるおじいちゃんがたまりかねて
言った!
「だいじょうぶじゃないから
入院しているんでしょうが」
患者の立場 ....
きのうの猫のぬくもりや
おとついの雨のつめたさや

ずっと前
ぼくができたてだったころ
たくさんの小さな人が
かわるがわる座ってゆく
にぎやかさや

お腹の大きな女の人のついた
深 ....
VXガスで
自称詩人を殲滅しようと考えたものの
自称詩人のために、あんな高価なガス使うなよな~
という非難の声が上がったので
そんなら名張ぶどう酒事件を見習って
ぶどう酒に農薬混ぜて飲まして ....
湯船の脇にある布団の上で換気扇から聞こえる雨音を数えて眠る
眠たい色の空が笑う
イソジンの後に飲み込むサイダーみたいな色の空だろう
アライグマが桶で手を回す
換気扇の向こうの雨音と解け合ってい ....
あたらしいのに懐かしい
うららかな春のもと、
わたしに添う目と
わたしに添う声

なつかしいのに新しい
穏やかな春のなか、
わたしを迎う目と
わたしを迎う声

めまぐるしく ....
守宮



貴族
Needless cigarette

けだるい朝日の元

進まない仕事

変わらないカレンダー

赤丸のついた給料日まで

It blows smoke

まだまだ迫るストレ ....
急に強い風が吹いて体がよろけた
そんな単純な事で自信を無くしたり

急に強い雨が降って体が濡れた
そんな些細な事で悲しくなったり

どこまでも弱くなれそうな自分を
偽るために力を込めて言 ....
一列のチューリップは
とりどりの春の音符である

そのメロディーと
昏い心臓を嵌めて歩いている私のリズムとは
どうしても
とめどなくすれ違ってしまうのである
それはひとつの水だった
ある日流れるようにわたしに注ぎ込んだ
それはひとつの風だった
吹き過ぎてなお心を揺さぶるのは


少女は春の花を摘む
長い髪を肩に垂らし何にも乱されることもなく
 ....
りんごの木の枝に
とまっているのは
葉っぱかそれとも
飛ぶ小鳥

りんごの木の枝に
とまっているように見えるのは
冬の間に吹雪にまかれ
梢近くの枝に刺された
ぼろぼろ ....
ひだり肩越しに見る夜みかづきが
なくってもあったかいな背中

きみのひだり肩に顎を乗せて日がな一日過ごす、
感じをひらいてはもとにもどすあそび、むすんで
ひらいて、くりかえす、くつがえす、返 ....
長いこと逆さまに埋められていたので
いまだに上下感覚がおかしいのです
と笑いながら帰っていった人のあとで
ぼうっと灯る明かりのようなものを吹き消して
庭に出て晴れた空を眺める
空が地面で地面 ....
愛を注がれることもなく
特に考えることもなし
われら屑の葦
水辺で汚くぬかるむだけ
肺ガンの友の話である
今回で二回目の発病である
一回目でガンが治った時に
もらった命だから
これからは
自分の好きなように生きよう
という思いが強くなり
自分の好きなように生きていたら
 ....
ふるさとの病院は
眺めがよくて
のーんびりするが
一番困ることは
知っている人たちに
よく出会うことだ
何年ぶりかの同級生などに出会ったりすると
思わず「元気だったあ!」などと
声をか ....
有るということが前提のこの世界

無いは有ることへの反論と仮説

有るとか無いが本質ではないのだ


存在は

常に反論される

仮説に

過ぎないようだ


有るとい ....
壁が狭まってきた檻を、
わたしは運び込まれ、
チョコレートは物足りないから、
灰を抱いて、

おなじ街の家の部屋の
人にはなれまいと
土の無い日と日に
川を観る

手と手を合わせて ....
薄曇りの空に
何も足さずに服装を
中途半端で
丁度いい
季節を迎えて

誰かに追われるように
日々を終えて
自分に欠けているものを
夜な夜な数えて

苦い食べ物を頬張るとき
そ ....
ラズベリーパイ



新緑
もしも僕が蝉だったとして、あなたは八日目の歌声を聴いてくれますか?
もしもあなたが十六夜の桜なら僕は見向きもしないでしょう

明けない夜は無い
止まない雨は無い
でも来年は無いかも知れない気 ....
ゆるしてくれる{ルビ他様=ひとさま}などいない姿になって街に出よう
あらかじめ悟っていられるだろう
大雨の後の泥濘があれば選んで歩こう
泥まみれのありさまになってみれば
初めて得るあたたかな心 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
サザエさんは東芝の犬だった花形新次217/4/27 0:28
平成29年4月27日(木)みじんこ117/4/27 0:26
もしも1486 1...117/4/26 22:44
ひだり肩越しに見る夜AB(なかほ...317/4/26 20:11
ただのみきや18*17/4/26 20:04
瞑れた果実勇姫217/4/26 19:44
薔薇の蕾……とある蛙317/4/26 16:30
大根の里を訪ねて信天翁317/4/26 15:59
声かけzenyam...217/4/26 8:53
さいはて公園のベンチそらの珊瑚15*17/4/26 8:18
面倒くさい花形新次217/4/26 7:06
綺麗に片方だけ虹村 凌217/4/26 2:47
悲しい頁千波 一也417/4/26 1:38
平成29年4月26日(水)みじんこ117/4/26 0:26
Dazzle in sidestream smokeえこ317/4/25 23:28
1486 1...217/4/25 22:52
春と異和[group]塔野夏子3*17/4/25 22:29
水中花もしくはオフィーリア石瀬琳々10*17/4/25 20:24
りんごの木の枝にLucy6*17/4/25 20:24
ひだり肩越しに見る夜/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ4*17/4/25 20:12
流線春日線香217/4/25 18:42
屑の葦藤山 誠017/4/25 18:27
再発zenyam...017/4/25 15:32
ふるさとの病院0*17/4/25 15:20
反論と仮説吉岡ペペロ117/4/25 13:56
軽い指鯖缶017/4/25 8:09
喉元すぎればSeia217/4/25 5:06
平成29年4月25日(火)みじんこ017/4/25 3:54
富嶽虹村 凌117/4/25 1:52
その街はもっぷ3*17/4/25 0:52

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